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1弾ビルスのあれこれ

お久しぶりです。1弾環境も終わりが近づき、2弾環境の調整に一喜一憂する日々を如何お過ごしでしょうか。
私は1弾環境はずっとビルスで駆け抜けてきました。調整機会をくれた友人に恵まれ、かなり自信があったのですが、アルティメットバトルの当選機会にも恵まれず、唯一当選した試合も4-1悟飯とパッとしない戦績でした。

2弾環境からは全く違うゲーム展開になりそうで、このまま時間が過ぎるだけというのも惜しいので、これまで学んだことをひけらかして自己満足しようというnoteです。お時間がある方は是非最後まで読んでいただければ嬉しいです。
尚、経験値の都合から環境上位ブロリー 、悟飯、フリーザ、ビルス(ミラー)の4デッキについてのみ触れさせていただきます。
シリアル悟空獲得した訳じゃないので全文無料の分、質も期待される程じゃないことをご容赦ください。
まだこの先1弾環境でアルバトを控えている方がいらっしゃると思いますので、内容は真面目です。

当時の構築



・対ブロリー
環境中期〜終盤に向けてトップを揺るがないシェアのデッキでした。

環境終盤は6悟飯を絡めたガン受けによる逆リーサルを狙ったプランが主流となりましたが、環境初期に見られていたターレスが人造人間16号に変更されたりという変化が見られたことから、KO時効果を使わせずマイナス効果で処理可能なため追い風に感じました。
ここからは私が意識していた進行を記録しますが、ブロリー側のブースト欠損時については省略させて頂きます。

まず、エナジー埋めの優先度ですが、5悟空以外の+0≧被った+5000>被ったor仕事のなさそうな+10000>+5000の感覚で埋めていました。3悟空については後述しますが4悟空ですら後半のコンボ値を優先したいこと、ガン受けデッキ故にバトルカードがレストしている状況も少ないです。残れば縦置き6人造人間に触れるようになる4悟飯(+5悟空+L効果で処理できる)を優先したいため、状況によりますが4悟空は埋めるシーンのほうが多く感じました。集結第7宇宙は3t以降は+0カードの認識です。

先行と後攻では1コストの優先度が若干ブレると感じています。先行の1t〜2tは亀仙人>置きウイス ブロリー視点では万が一カードが足りていなくても後攻のため後攻ドローとLアタックによるドローが期待出来るからです。これがもし、必要剛腕等の必要カードが早期に引けていた場合は置きウイスを見てからだと1t目に1コストキャントリ使用しない選択肢が生まれ、剛腕発動直後にビルス側の寝ている20000カードに+5000をくっつけて有効打点にされる可能性があります。正直ここまで意識したところで、お互い無いものは無い状況だとあれこれ言ってる場合ではないので、両方持っていたときくらいの意識でいいと思います。

後攻は相手の1コストを見てから気持ちウイスのほうが先に使いたいです。突然ブロリー側の話になりますが、たまに1コストが蒸れているにも関わらず、1t目に同ターンのウイスで処理漏れ狙いのスキップをする人がいますが、これはビルス視点だとウイスを持っていなかった場合は1t目から処理漏れが発生し以降の進行に響くため、じゃんじゃん使って大丈夫です。
続いて、5枚目の盾に5悟空ダブルストライクをぶつけて負荷をかけるプランです。ブロリー側に受けたら覚醒で残盾2枚、守るならスパコンを絡めても2枚以上のハンド損失を強いるプランが浸透されていきました。(勿論ビルス側も殴った5悟空が次のターンまで生存しているわけがないので、2枚目の5悟空を温存したりとそれなりの要求値が絡んでくるのですが...)

こちらのプランは盾の枚数そのものが減っていても、従来のビルスのアタックを効率的に守って+10000と盾を交換させているだけのため、終盤ダブルストライクで突っ込みたくてもハンドの枚数差が縮まらず、逆リーサルをとられてしまう場合があります。加えて6悟飯の採用が流行っていることから、盾を補充されてリーサルが歪んでしまうこともありました。

そのため効率的に5枚目の盾を拾わせないような殴り方が出来るクリティカル多めの構築がかなり環境に向いていると思いました。序盤で交換するつもりだった+10000をなるべく吐かせて、終盤コンボ値をガタガタにしながらこちらはいつでも盾2枚に突っ込めるように準備を整えます。結果相手のハンドが薄ければ相手が6悟飯にターンを割く旨味も薄れ、早期のブロリー召喚を強いることができます。

エナジー埋めの項に通じる話ですが、立った相手の8ブロリーは無理に処理しようとしないでください。例えば3悟空+フワ+L効果で縦置き8ブロリーを処理することが出来ますが、それを意識しすぎて3悟空を早期から握り続けて+10000のエナジー埋めを優先するプレイは避けてください。勿論ブロリーを放置したが故に返せないゲームも発生します。しかし、そもそも3悟空は+0故に蒸れた場合は仕事をしないまま進行するどころか、本来守らなければいけない攻撃も受けざるを得なくなり状況は余計に悪化します。3悟空やブロリー対面に限らず、使いどころは見極めて序盤から積極的にエナジーに埋める判断のほうが重要に感じました。とはいえ縦置きブロリーの処理が必要且つ、ゲームを長引かせる必要がある場合は少なからず存在するため、フワは2枚採用としています。終盤までに1枚は引けていればいいという認識です。突っ込むときはどうせ+10000だしね。

殴り方ですが、ブロリー側が直前に埋めたカードから守ったコンボ値まで必ず覚えていてください。同パワーのL同士のバトルでは攻める側が切ったコンボ値に対して守る側が+1枚要求される構造ですが、対ブロリーにおいてはLに乗せた分同じ枚数の要求値にしかなりません。せっかくクリティカルで歪めたコンボ値を中途半端にLに+20000乗せてスパコン1枚で守られることがないようにしましょう。そもそもビルスというデッキがリソースが増えない分、相手の盤面を削り続けていることから攻めのコンボ値はあまり必要としていません。ブロリー 相手に勝率が上がらない人は、本当に必要な乗せ方が出来ているのか、間違っても自分より打点の高いカードを殴り続けて相手より損をするコンボ値の切り方がないようにしてください。

リーサルターンは相手が縦置きをし続けてこちらの盾が3〜4枚になっていることがほとんどです。相手のエナジーが何枚起きているかによって、亀仙人やクリリン等の自傷カードを使い、集結第7宇宙も絡めて覚悟を決めて盾を取ってコンボ値にしましょう。エナジー置きを失敗せず覚悟を決めたあなたなら大丈夫です。
※補足:最速ブロリー着地ターンはそれぞれ相手先行6t目、相手後攻5t目までにブーストを剛腕ベジータor剛腕×2+5悟空と順調であれば、相手先行時はアクティブエナジー1、相手後攻時はアクティブエナジー0です。となると相手後攻時は最速ブロリーではなく5悟空2回目+ビッグバン(+1コストキャントリ)→返しのターンにミーティアのようなプランが予想されます。いくらエナジーが起きているからといってこちらの5悟空を出し渋っていますと、相手の5悟空放置どころか詰めるべきターンでハンドを消費させられないままゲームが進行していきます。対してブロリー側はコンボを切って攻める必要がないため、進行すればするほど後引きのミーティア・瞬間移動かめはめ波・スーパーコンボ等の質の高いカードが眠っており、+0の不要牌をエナジーに埋め、コンボ値の濃度をより上げていきます。
未確定のミーティアやスーパーコンボの枚数は多少の割り切りも必要な時がありますので、確定領域を常にチェックしながら覚悟を決めましょう。
勿論その後も相手の5悟空をいなしながらやり取り可能と判断できればそれに越したことはありません。

・対悟飯
対ブロリーに有利を取れる候補として勝ち上がったデッキです。
最初に言うと、ビルス側の勝率は悟飯側の理解度に左右されると言っても過言じゃありません。対ビルスを理解した悟飯相手には自分は逆立ちしても勝てないレベルで不利だと考えます。

序盤の進行は対ブロリーと似ていますが4悟空はエナジーに埋めず、なるべくキープするようにしていました。この対面は4悟空の使い方が肝になると考えています。まず、4悟空が絡むターンでは無闇やたらにバトルカードを処理してから殴らないようにしてください。例えば相手の5悟空25000が「対ビルスではどうせ処理されるから...」と殴って返しにレストしているパターンです。4悟空効果とL効果で結果処理出来ることに変わりがないのですが、4悟空効果のみを使って10000に30000のパンチで負荷をかけましょう。相手視点は守ったところでL効果で処理されてしまうカードなので守る旨味がありません。5悟空がいるうちにダメージが詰められず、瞬間移動かめはめ波を使われるのでは?という疑問もあるかもしれませんが、よく考えてみてください。そもそも瞬間移動かめはめ波を使ったところで+10000使わなきゃ盾を守れないし、処理が確定しているカードです。逆に言えば悟飯側は、返しに4悟空が出てきた場合のライフ変動が起こってからの負け筋を逆算しながら殴るカードかどうかを判断すればいいと思います。

5点目の盾にダブルストライクで負荷をかけるプランはこの対面に関しては正直やめた方がいいです。ブロリーと違って仮に通ったとしても覚醒後盾3枚、1枚目が返しまでに生存せず、この時点で2枚目の悟空で盾を刺激する旨味がありません。しかしこの対面は悟飯のL効果によって35000まで上昇するため、ブロリーの時と違ってLに20000を振り分けて相手のコンボ値をチェックをする必要もあります。勿論無闇にコンボ値を乗せていい訳ではなく、そのパンチを守るために相手が2枚以上のハンドを切らなければならないのか、1枚で守るためにL効果で-1エナジーをしたらどうなるのか(8ブロリーが出ない、8ブロリーを出しても起きているエナジーが無くなる)を考えなければなりません。
巷では対悟飯に横に並べて連続低要求パンチを並べる必要があると言われていますが、そんな簡単では勝てません。2ターン目に出した18号やヒットで殴った返しにキャントリを乗せたL悟飯の殴り先になります。こちらは守り続けても覚醒までLでドローができず、肝心のLのクリティカルを+10000で守り、他は好きなタイミングで盾受けすれば交換となってしまいます。

また、クリティカルで殴り続けた後も盾5枚で止めることも必要です。相手の5悟空着地ターンでは無償のL効果で35000になり、こちらのレストのカードを美味しく取られてしまいます。盾が全受けされて5枚目まで見えてきたら、4悟飯を縦置きしてターンを返して不必要なパンチは避けましょう。どうしてもビルス側が突っ込むゲームになってしまい、盾を詰めることに先入観を持っていかれがちなので、俯瞰して攻めずに溜めることも必要です。勿論ビッグバンアタックで取られたときの損失が大きければ殴ります。

突っ込まなきゃいけないターンはブロリーの項と似ていて、自分の盾が3〜4枚残っていることがほとんどですが、途中悟飯のL効果を付与された上でL攻撃を受けていた場合、それを守れていたかにも左右されます。いくらスパコンを引けていないからといって、逆算しないで守るべきところを守らず甘えて通すと、デカパンまみれの突然の死がやってきます。

対ビルスを理解しているプレイヤーであればあるほど、最後の盾1枚の時はバトルカードを寝かせないで4悟空をケアされるので、4悟空はあまり勝ち筋として組み込まないほうがいいです。

・対フリーザ
対フリーザは意見が分かれていて、一周回ってビルス側が微有利くらいの認識です。

フリーザは覚醒後の殴り返しを受けずに2ギニューを駆使した連続パンチからの処理漏れを狙ったり、4フリーザがそもそも触り辛いことがビルス側のやられたくない動きです。とはいえビルス側は3悟空だけでなく、4悟飯が盾を詰めながらL効果と合わさって1体処理出来ることを踏まえると4悟飯の採用が対フリーザの勝率を左右していると思います。

エナジー埋めの意識は4悟空≧被ったウイス以外の+10000>被ったウイス、悟飯以外の+5000くらいの気持ちでやっていました。4悟空が有効的に使える対面ではないので、4悟飯を率先して使うようにしています。

対フリーザの勝率がやや微妙な人は、ビルスがコントロールしきれずフリーザに突っ込まされているのかなと思います。
ビルスは攻めのコンボ値を相手の攻め札を削る動きに変換しています。よってビルス側は攻めのコンボ値を過多に乗せる必要がないままリソース差を縮めることができます。

1t〜2tまでは1フリーザ→2フリーザの影響で、バトルカードを寝かされるため出す旨味はありません。1ウイスですら先出しは絶対にせず、相手のソルベや1ギニューの出方を見てから後出しするようにします。

先行1t、後攻2tはL→Lで殴らずスキップして構いません。フリーザ側も早期に覚醒したいので、2フリーザをはじめとしたカードを絡めて自傷してきます。レストしてきたカードはLで必ず叩きにいきましょう。ただし返しにフリーザ側もLが殴らず横展開もせずにスキップしてきた場合は話が変わります。殴らなかった裏目を踏ませるように1亀仙人で自傷をしながらクリティカルだけで殴りましょう。覚醒後に温存されていたギニューを絡めた横展開がありますが、盾から回収する分のハンドがクリティカル攻めで焼却されているため、こちらと五分且つコンボ値がズタボロになっていることが多いです。

また、ビルスは4フリーザの処理が非常に難しいのが知れ渡っていますが、フリーザ視点では盾4対盾4の時、ビルスの4枚目の盾の受け方をしっかり見てから4フリーザを有効的に使えるか判断すべきです。

フリーザの同値L→Lアタック時、ビルス側のアクションが
4フリーザを意識してハンドから+10000を切ってでも守ってくる→既に+5000浮いている状態のため、リクームギニューノヴァ付き1コストで殴ったほうが得をする可能性がある→返しの5ゴルフリが通りやすい
リクームギニューを意識して最初から守らない→4フリーザで殴る→処理が困難な4フリーザを放置しながら盾2枚をキープしたくないので盾3枚目になるようになるべく守りたい

これが全て正解とは言い切れませんが、覚えておいて損はないと思います。
今回リストでは採用しませんでしたが、もし重く見るなら5ビルスの採用はアリです。

・対ビルス(ミラー)
クリティカル型、バニラ型、武舞台型と構築の幅がかなり広いですが、どれも共通して言えるゲーム進行は先に覚醒できたほうが有利で、毎ターン処理し合ってバトルカードが1体ずつしか並ばず進行していきます。故にどちらかが処理漏れを起こすかでゲームの勝敗がほとんど決まります。3悟空5悟空を持っている数がどれだけ多いかが極めて重要です。

お互い順調な進行だと後攻が突っ込む側に変わりはないのですが、途中から4悟空の破壊盾攻撃が絡むことで突っ込む側と突っ込まれる側が逆転します。「どうせ縦置きでも処理されるくらいなら...」と脳死で殴り続けないように、4悟空が絡んだケースを起点に逆算して縦置きする判断もします。

武舞台が2ターン目に設置された場合、こちらの同値殴りは永遠に+5000を浮かされ続けるので避けたいです。なるべく+10000上で殴り続けます。多少オーバーにコンボを切る意識をしていても、後半相手の手札に武舞台が加わると純粋なコンボ値勝負で勝てることも多いです。

読み辛い文章ながらも、最後まで読んでいただきありがとうございました。
2弾環境に繋がる知識もあると思います故、今後もご意見交換お待ちしております
👉@05_wakame
ビルスプレイヤーに幸あれ。