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ワーホリ面接前のマインドコントロール

ワーホリの面接が始まる

 これまでアイルランドでは、日本食レストランへCV(履歴書)を持っていき、日本語で面接。同じところに2回持っていき2回目で合格。
 オーストラリアでは20件以上配り歩いたが全滅。結果友達の紹介で、現地のレストランのフルタイムジョブをゲット。ほとんど面接という感じのことはしなかった。

 今回就きたい仕事は、フルタイムのバリスタ。

ありがたいことに飲食店での仕事探しの記事や情報はいっぱい転がっている。それを参考にすればいい。ぼくは当日のマインドコントロールについて自分でやっていることを紹介する。

プレッシャーに押しつぶされそうになる

 ぼくは人見知りやし、緊張しい。CVを配る際も、店の前を何度も往復して一息ついて「いざ勝負!」ってくらい毎度毎度緊張してきた。そもそも日本と違って求人サイトからの情報は乏しく、実際に働いてみたいところのドアをたたき、「いま求人出してますか?」「ここで働かせてください!」と自己PRをして仕事を探すのが海外での普通といえる。基本みんなやったことないと思う。

CVは嘘をつけ!


 ほとんどの人がキャリアを盛りに盛って書いたりしてる。ぼくもアイルランドの時は寿司なんか握ったことないのに「日本では寿司握ってました!」とか書いていたし。オーストラリアではカフェで働いた経験がないけど、過去に働いたレストランにドリンクバーでコーヒーあったから、「コーヒー提供してたバリスタとして!」みたいな感じで盛り盛りで嘘を書いた。

嘘をつくからには裏付けは必要

 アイルランドの時は、出発前にレストランから借りパクした刺身包丁を持っていき「マイ包丁持参してます!」ということで嘘に深みをつけてなんとか合格!Youtubeで「寿司 握り方 プロ」で調べて一夜漬けで仕事に行ったら「遅いけどまぁまぁやね」と思ったより好感触。嘘をつくのはいいがそれなりに演技力も求められる。

 オーストラリアでは、いきなりマシンの前に連れてかれ、「じゃぁちょっとやってみて」と言われ詰みました。ボタンひとつではおいしいカフェラテはできません。だからオーストラリアではバリスタは全滅。

 ぼくは演技力がないし、嘘つくとすぐバレる体質なので、今回は嘘なしで、ちょい盛りくらいでCVを作成。

当日やること(面接日時が決まってからやることできること)

 ネット情報調べてると、「面接の練習したほうがいい」と書かれているが語学学校とか行ってない人とか、親しい外国人の友達とかいない人は練習しようがない。ぼくは練習できなかった。

英語での面接練習ができない人ができること。

まず何を聞かれるかはグッグって押さえておく("先輩達"が記録してる)。

  1. (自己紹介)Tell me about yourself.

  2. (ビザの種類と期限)Are you authorized to work ? How long are you able to work for us?

  3. (掛け持ちしてるか考えているか)Do you have another job at a different place?

  4. (どれくらいシフト貢献できるか)How often can you work?

  5. (なんでこの職場ではたきたいか)Why do you want to work at this restaurant/café (why not the others)?

  6. (チームで働くことについて)How do you feel about working as a team?

  7. (前職の退職理由)Would you mind telling me why you left your previous job?

「ワーホリ  仕事探し カフェ」とかで調べるとだいたい上記の様な質問をされていることがわかる(先代達よ、貴重な情報をありがとう)。これ日本語で答えられるか?

 準備は絶対必要。相手が持っている自分の情報はCVの紙切れ1枚分。その中から関連したことを聞いてくるからCVに書いたことで話を膨らませられるように過去の出来事とかを思い出しておく。全部日本語で過去のストーリーを説明できる様に思い出す。日本語でも説明できないストーリーは英語でも無理!

英語力で引け目を感じることなかれ

英語力なんて今更変わらない!
ぼくは英語力に自信があるわけではない。海外旅行とか生活経験があるが、ある割には英語力ないよねと言われるのがコンプレックスでもある。

面接直前で英語力なんか上がらない。これまでのキャリアに自信をもってまずは希望の職場に挑戦!

「大谷翔平は英語力がなくてもスタメンで活躍している」

 いまはUKにいるのでサッカーで例えるけど、遠藤航さん(リバプールFC)、三苫さん(ブライトン)、冨安さん(アーセナル)、橋岡さん(ルートンタウン)は別に英語レベルがネイティブではない。サッカー馬鹿やろうし、英語勉強にかけた時間はほとんどないと思う。そんな人が世界トップクラスのサッカーチームでスタメンでプレーをしている。通訳はいるだろうけど、プレー中は通訳はいない。僕らも同じ、面接に受かったら英語力なんかそこまで関係なく、営業中はなんとかこなしていく。


 極論英語力がなくても自分のやってきたことに自信があれば、そこでやっていけることは確かだと思う(思い込む)。少しでも英語力のことが壁にならない様に、技術力の自慢(自分にある能力について)を話せる様に過去の出来事をいっぱい思い出すといい!

自分が経営者だったら

  1. 英語力100 : 技術力100

  2. 英語力100 : 技術力0

  3. 英語力50 : 技術力50

  4. 英語力0 : 技術力100

  5. 英語力0 : 技術力0

 ぼくが経営者だったら、もちろん英語力も技術力も長けた人(1.)が欲しい。
ワーホリで仕事探しに来た人で、2.3.4を比較したときに誰を雇うか。
ぼくだったら3を雇う。ワーホリは1年から長くても2年。英語がめちゃくちゃできても技術指導に時間がかかる2の人種。技術面ではトップレベルでも英語力がない人種、短い時間で教える手間もかかるし教えて機能し始めた頃に卒業していく。それなら英語力がある程度あって、それなりに技術もある人間が欲しいだろうなと思う。

 ぼくは今回多分3に当てはまると思う。英語力はそんなに自信ない。バリスタも2年の経験で「コルタード」とか作ったことないなぁくらいなので劣るところがある。

 それでもきっと経営者は自分のレベルの人種を探しているに違いない(と思い込む)。
英語力70 : 技術力70の人間が同じタイミングで来たらそいつが雇われるだろう。けどそれは時の運。ワーホリの仕事探しは結構タイミングで仕事が見つかったりするので、逆にいえば店側が労働者を欲してるタイミングで英語力30 :技術力30の人しかこなければ雇われたりもする。

不安は顔に出ると思うので、英語力の不安はさっさと振り切ったほうがいい!

無職の言葉だけど、やりたい仕事に就けるだけのキャリアはあると思ってるので、面接直前は自分の英語力のことは考えず、やってきたことをどれだけ伝えれるかだけを考えて、行ってきます!

まだなにも決まってないけれど今回の就活はそんなところです!
誰かの何かの参考になればよし!それではまた!

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