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「ほめる」と「ねぎらう」で、やる気↑

こんにちは!ご覧くださってありがとうございます。
*産業カウンセラーと日本語教師をしています。ワカです。

*産業カウンセラーとは:一般社団法人日本産業カウンセラー協会が認定する心理職の資格です。落ち込んだ状態が続いている、仕事に行くのが辛いなどの精神的な悩みを抱える働く方のカウンセリングや、省庁・企業のメンタルヘルス対策の支援などを行っています。(*カウンセリングの相談内容によっては医療機関や社労士を紹介することがあります)

ほめる

学生のことをよく褒めてくれる先生っていいですよね。
「すごいじゃん!」「よく書けてるよ!」「ここの〜が、いい表現だね!」
なんて言ってくれたら、学生は嬉しいと思います。

でも、ほめるのが難しい時もあります。
学生が作文を書いて出したけど、文字数も少ないし、間違いも多いし、内容も分かりにくいとしたら…どうしましょう。

「いいよ!あともう少し頑張れば、完璧だよ!」とか、
「出したんだから、それだけでも偉いよ!」とか?

ねぎらう

カウンセリングでは「ねぎらう」応答をよくします。
例えば、先ほどの例でいうと
A(ほめる):「いいよ!あともう少し頑張れば完璧だよ」
B(ねぎらう):「間違いは多いけど、それでも作文を最後まで書いたんだね」

A(ほめる)の場合は、主体が「私(先生)」にあります。
「もう少し頑張れば完璧だ」と思っているのは先生です。
先生は学生を評価しています

B(ねぎらう)の場合は、主体が「相手(学生)」にあります。
「作文を最後まで書いた」のは学生です。
先生は学生を受け入れています

「ねぎらい」の効果

自分に自信がない時は
評価されることにおびえたり不安になったりします。
そんな時は、そばにいる誰かが気持ちに寄り添ってくれて、
そこまでやってきた過程を認めてくれたら、ホッとできる。
「自分はこれでいいいんだ」と安心できます。


オンラインでメンタルヘルスのカウンセリングをしています。ご都合がいい時に予約して受けることができます。
*相談状況によっては、医師や社労士など専門家を紹介することがあります。











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