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学級通信 ニュースや本から引用しよう

 とある町で小学校教諭をしています。わいぬです。
 主にX(旧Twitter)で日々の学びや気づきについて発信をしています。

 今回は学級通信でニュースや本の内容を紹介する効果について紹介します。
 学級通信だけではなく、日々の子どもたちへの語りにも活用できるので参考にしてみてください。

なぜか伝わらない

 保護者や子どもたちに学級通信を通して教室での子どもたちのプラスの行動について価値づけたり、日々の取り組みの効果がいまいち伝わらないことはありませんか。
 それは教師の語りや文章だけになってしまっていることがあるからです。

 斎藤孝さん著 いつも「話が浅い」人、なぜか「深い人」の中にも書かれていますが、データや書籍の引用を行うと説得力がグッと増します。

引用すると説得力が増す

 学級通信で「日々の行動」について紹介をした号があります。

 子どもたちは大人が思うよりも多くのことについて考えています。
 教室で「トラブルが起きないように気をつけよう」と言っても子どもたちは教師が話す以前にそんなことはわかっていることが多いです。
 そんな時に引用することで説得力が増します。
 
 ハインリッヒの法則というものがあります。

ハインリッヒの法則

 ハインリッヒの法則という1件の重大事件が起きる背景には29件の軽傷事件と300件の怪我のない事故があるというものを表したものです。
 アメリカの損害保険会社に所属する統計分析の専門家であったハインリッヒさんが提唱しました。

 学級の中のトラブルで考えてみるとなんとなくトラブルが300件起こったとしたら29件少し大きなトラブルが起きる。さらに1件怪我をするような重大なトラブルが起きるというものです。
 
 子どもたちに、トラブルが起きないように言葉使いに気をつけようという話をするだけでなく、この300件の小さなトラブルを減らすために日々言葉に気をつけようと伝えるのです。

 実際に通信に掲載した内容は以下のnoteに書いてあるので参考にしてみてください。

 このように心理学やビジネス書など引用できそうなものを貯めておいて引用することで説得力を増すことができます。

本やニュースを読んでネタを集めよう

 引用する元を増やせるように日々の読書やニュースを見ている時でもこれ通信や子どもたちに話ができそうだなとネタを集めるようにしています。
 手帳にメモをしておいてもいいですし、今だとスマホのメモ機能を使うこともできます。
 おすすめはPocketというアプリです。
 ネット記事などをハッシュタグで管理することができます。
 種類で分けて管理しやすいのでおすすめです。

SNSを活用しよう

 X(旧Twitter)やInstagramで発信されている先生方のポストなども参考になります。
 本を紹介されていたり、ニュースを子ども向けに切り取って発信されているアカウントをフォローして参考にすることもおすすめです。

おすすめ 日本講演新聞

 宮崎県の新聞社です。
 子どもたちに話せそうな内容が毎号書かれています。
 著名人の講演内容が中心です。月額1300円です。
 お試し1ヶ月もすることができます。

 


最後までお読みいただきありがとうございます。
質問・感想・コメントを受け付けております。
学級通信に関する質問なんでも構いません。
このマガジンが私にとっても皆さんにとっても学びのあるマガジンにしていきたいと思っています。よろしくお願いします。

学級通信について私個人としてもマガジンにまとめています。

https://note.com/wainu08/m/m73450f8e4254



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