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教室移動で苦労したそこのあなたへ

今年度最終日となりました。
毎年の教室移動の時の掃除や片付けで時間がかかってしまう。
そんな方に向けて日常の整理整頓術を書いてみようと思います。

1.ものの住所を決める

机の中で探して時間を使ってしあうことありますよね。
物を探している時間って結構な割合を占めているそうです。

ライターのZIPPO社が実施した「探し物」に関する調査によると、日本人は平均して1か月に76分をモノを探すことに費やしているそうです。1年間では912分(15時間12分)、人生を80年とすると72,960分(1,216時間)ということになります。

そこでものの住所を決めておきます。
ハサミはここ、定規はここ。のように決めておくと探す時間がグッと減ります。
また、必要数以上に物を持たないようにしています。

特に、職員室の机のなかにはノリは1つまでハサミもカッターもたくさん持たないのがコツです。

2.よくいるところにはセットをそろえておく

教室の机、職員室の机の中のものも管理が大切です。
職員室で仕事していたが物を教室に取りに行くなんてことあるんじゃないでしょうか。
そういった時間って合計すると結構な時間になってしまっています。
そのため、教室や職員室の机の中に良くつかう物セットを入れてあります。
ノリ、ハサミ、30cm定規、赤ペン、ボールペン、鉛筆、消しゴム、修正テープ、ルーズリーフ(補充用)、赤インク、スタンプセットが2つの机の取り出しやすいところにセットされています。

3.1年間使わないもの=不要なもの

教師はものが多くなる職業です。
あれもこれも子どものために、、、、
そしてベテランの先生が「つかう?」と言って物をくれます。
学年の教材はかさばらないのであれば取っておくといいです。
(図工の作品や新聞の例などはデータ化してもいいですね)

それ以外のもので1年間使わないとそれはもう使わない確率が高いです。
また、必要数以上ものがあるのも良くありません。
教室の引越しでぐちゃぐちゃに配膳台や荷台で運ぶことはこれでなくなります。
私は段ボール4つ(+学級文庫で2こ)で移動します。

段ボール4つ以上は増やさない!と上限を決めて物は極力減らすのがポイントです。

4.教室を常にキレイにするようにする。

子どもたちの掃除を見守りつつ学期末になると片付けを少しずつ行っていきます。
ロッカーの中の整理、机の中の整理、棚の整理をまず進めます。
ここで重要なのは毎学期この整理整頓をします。
大掃除で子供に任せられないところ(高いところ、窓拭き)を行います。
黒板やスピーカー、棚の上のホコリをきれいに掃除します。
ここまでやっておくと大掃除当日かなり楽です。
子どもたちに指示を出すことに集中できるし子どもたちもやったことのあるところが多いためやりやすいのです。
大掃除に自分の掃除に追われてしまったり、結局机を出して入れただけみたいなことにはこれでなりません。

最後に

 日々のちょっとした整理整頓が学期末や年度末の大掃除、教室移動をスムーズにしてくれます。
 次年度、教室の整理整頓を少し意識見てみてください。

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