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学級通信を書き始めたきっかけ

とある町で小学校教諭をしています。わいぬです。
主にX(旧Twitter)で日々の学びや気づきについて発信をしています。

今回は学級通信を書き始めたきっかけについて書きます。


 私は小学校の担任の先生が出す学級通信が大好きでした。
 その先生が発行される通信は、授業の内容や語り、日常生活を切り取った内容でした。
 大掃除の時に夢中で廊下を雑巾掛けした様子。
 国語の授業で話し合い活動をみんなと夢中で取り組んだ様子。
 社会科見学で公共マナーを意識している様子。

 家族がその通信を大事に通信をとっておいてくれました。今読み返してもその時の授業や生活が蘇ってきます。自分もそんな通信を出したいなと思い学級通信を書きたいと思っていました。

 初任から学級通信を出したいという思いはとても強かったです。しかし、初任で赴任した学校では学級通信は週に一度、来週の予定や持ち物を伝えるお知らせの要素が強いものでした。
 戸惑っていた私に、初任者担当であった先生は「自分のやりたいことをやってみなさい。」と背中を押してくださいました。
 週の予定を入れながらも子どもたちの姿やノートを書いた通信の発行が始まりました。
 この時に背中を押していただけなかったら今の私は絶対に存在しません。初任者担当の先生には本当に感謝しております。

 初年度はパソコンを使っての通信を作成していました。
 その後は手書きで10年近く書きました。
 (今はパソコンに戻りました)
 内容はともかく自分の熱量を書き続けていました。

 「先生の学級通信いつも楽しみにしています。」
 「子どもから友達の名前を聞いていたのでその子の想いや考えが伝わってきます。」

 実際に保護者の方から温かい言葉をもらうことがたくさんありました。

 さらに、2020年には新型コロナウイルスが猛威をふるい、学校はますます保護者との距離が開いてしまいました。授業参観なども無くなってしまうなど、保護者の方々が学校の様子を知る機会がますます減ってしまっていました。
 
 そんな中でも学校の様子がわかってありがたいという言葉もいただいたこともありました。

 新型コロナウイルスが5類になっても保護者と学校の心の距離が広がってきてしまっている現状があります。
 担任の願いや想いが保護者の方に伝わらないのかもしれません。
 先生はみんな目の前の子どもたちのために一生懸命になっていると思います。
 そんな時に保護者と担任をつなぐものが学級通信なのかもしれません。
 
 学級通信は大きな可能性を秘めていると考えています。

 学級通信は比較的どこの学級でも発行されているものではないでしょうか。
 先生方によって用紙のサイズも頻度も。そして内容も十人十色です。

 私はそんな子どもも保護者も担任もつなぐことができるのが学級通信だと考えて学級通信を書いています。

 子どもも担任も保護者もハッピーになる学級通信を



学級通信についてマガジンにまとめています。

質問・感想を受け付けております。
学級通信に関する質問なんでも構いません。
このマガジンが私にとっても皆さんにとっても学びのあるマガジンにしていきたいと思っています。よろしくお願いします。



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