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飲食を越えた最高のエンタメ。それこそがYAKINIKUMAFIA IKEBUKUROだ。

YAKINIKUMAFIA IKEBUKUROが絶好調である。理由としては複合的にあるのだが、何よりも大きいのは焼肉社長になって頂いた鴨頭さんがほぼ毎日お店に出ているということだろう。飲食店をしたいという人たちは多いが、いざ開いてみるとたまにしか店にいかないオーナーも多い。なかなか毎日出続けるというのは、ハードルが高いようだが一番のマーケティングでもある。僕も日本にいるタイミングは出来る限りキッチンに立つし、そして自分の店に客としても訪れている。ふらっと寄ってみたらオーナーがいるというのは小さなことなのだがとても大切なことなのだ。ゲストは人につく、まずはオーナーについているお客さんにお店に来てもらうことが大切だからだ。

昨日は全社員を連れてWAGYUMAFIA IKEBUKURO体験。普段提供する立場のスタッフが、逆の立場で提供される=ゲスト側でサービスを体験するというのはとても重要だと思ったのと、とにかくオペレーションの鬼、鴨頭さんがマクドナルド時代に培ったスタッフ教育が素晴らしく、味わってもらいたかったからだ。独自のチップ制も導入し、新しい実験も行われている。世界一のスパークリング日本酒こと写楽の「S」を頼んだところ、全スタッフが円陣を組んでのお祭りコールが始まった。おもわず相方の堀江も「俺もう一度あれ聞きたい」とオーダー。僕も帰り際に「写楽コール」を聞きたいがために、もう一本オーダーとまさにお祭りだ。

スタッフが役者などエンターテインメント業界で働いているというのもある。まるでハリウッドのレストランで日中は働きながら、いつかは大きな作品に出るというのを夢見ているスタッフの目の輝きと似ている。自分が作った空間でそういう未来のスターたちが羽ばたいているのを体験できるだけで、僕にとっては最高の時間となった。日本マクドナルドを34年間勤続して、もう二度と飲食業はやらないと宣言していた鴨頭さんが手をあげてくれた焼肉社長プロジェクト。「これは飲食業じゃなくて、エンターテインメントだから」との一言で決めたYAKINIKUMAFIA IKEBUKURO。マクドナルド伝説のスタッフだった人が、本気を出すということはこういうことなんだろうなと感動する。そこには僕らが目指している飲食を越えたエンターテインメントの世界が待っている。まだ未体験な方はぜひ体験してほしい。

大切なのは料理を作るだけではなく、感動を作ることが出来るかどうか。

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