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団子坂はあの名探偵が初登場の地!?

休みの日は都内をアドベンチャーの副長アキラです。

みなさんは江戸川乱歩の小説に登場する明智小五郎という日本の名探偵をご存知ですか?
有名な探偵なので名前を聞いたことがある方も多いと思います。

自分は読書をほとんどしないのですが、なぜか子供の頃から江戸川乱歩の本だけは好きでよく読んでいて、特に明智小五郎が登場する話は大好きです。

わたくしアキラが探偵の頃(といってもペット探偵ですが)に目標とする探偵像はやはり明智小五郎で、あのどこか常に余裕があってニコニコしながら落ち着いている振る舞いに自分は憧れを抱いていました。

その明智小五郎が初登場した作品が「D坂の殺人事件」という短編小説です。
D坂というのは東京文京区の団子坂の事で、東京メトロ千駄木駅からすぐ近くのところにあります。

東京メトロ千代田線の千駄木駅

東京メトロの千駄木駅を出て1番出口から地上に上がり左に進むとすぐに団子坂は姿を表します


こちらが団子坂です。
200mほどのそれほど大きくはない坂で、途中で『くの字』に曲がっています。

小説内だとこの坂の中程にある「白梅軒」というカフェで「私」と明智小五郎が冷やしコーヒーを飲みながら道路の向かいの古本屋を眺めていていたらその店のその異変に気づいて…という形でD坂の殺人事件はスタートします。
明智小五郎もまだこの時は事務所を構えての私立探偵ではなく、たばこ屋に下宿している書生なのですが、世界中の犯罪や探偵小説、そして犯罪心理学などが好きで部屋は本が積み重ねられているちょっと変わり者という感じの人物です。

気になる方はぜひこのD坂の殺人事件を読んでみてください!
短編小説なので20分もかからずに読めると思います。

団子坂の名前の由来は坂の途中の案内板に記載されていました。

坂の近くに団子屋があったから、またこの坂で転ぶと団子のように坂下まで転がってしまうから「団子坂」と名付けられたようです。
そして幕末から明治の末にかけて菊人形の小屋が並びと記載されていますが、これは大正時代が舞台のD坂の殺人事件でも『以前菊人形の名所だった所で』と書かれています。

おしゃれなお店も見られます。

くの字に曲がった辺り。
「私」と明智小五郎が冷やしコーヒを飲んでいたカフェが坂の中程にあるという事なのでこの辺りでしょうか?
こういうのを想像するとワクワクしてきます!!

くの字を曲がった先の光景です。
もう坂の上は近い!

団子坂の坂上です。
そして坂上から見下ろすと…

くの字に曲がっているので坂下が見えないこの光景が自分の中では不思議な好奇心をそそられます。

せっかくなので反対側の道から坂を降りてみることにします。

Bar額縁というのが気になります。
スパイスの自家製酒とはなんでしょうね?

団子坂の名の由来になったように団子のように転がってしまわないように注意です。

素敵なお店ですね♪
そこまで大きな通りではないのですが、さまざまなお店があります。

この年季の入った店構えがとても美味しそうなパン屋さんです!

この人形がいい味を出してますね♪

この坂を明智小五郎が歩いていたと考えるとロマン溢れる坂に感じてきます。
これを機に家にある江戸川乱歩の小説をまた読み返してみたくなりました!

江戸川乱歩や明智小五郎が好きな方はぜひ千駄木駅からこの団子坂を訪れてみてください♪

【スポット名】
団子坂
【アクセス】
東京メトロ千駄木駅1番出口から徒歩30秒


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