ドリルではなく穴を求めている #122 ジョブ理論
現代は、VUCA時代と表現されるように、企業をとりまく環境は、変動的で不確実、さらに複雑で曖昧です。
その様な環境下では、現状は、需要がある製品やサービスであっても、極端な話し、皆無になる可能性もあり得ます。
例えば、顕著な事例がカメラです。
カメラですが、元々は、フィルムカメラでした。
フィルムカメラは、感光剤が塗布されたフィルムに光を当てると起こる科学反応を利用して画像を記録するものでした。
その後のデジタルカメラでは、フィルムカメラで必要だった現像が不要となり、一気に市場を占有することになります。
さらに、デジタルカメラとて、スマートフォンに押されて衰退しました。
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