見出し画像

我が家のSDGs〜家庭菜園編〜

すでにお馴染みとなっているSDGs。持続可能な社会を目指す指標です。

わたし自身「持続可能」という概念はとても興味があります。

地球資源には限りがあります。日本は人口減少傾向にありますが、世界的にみれば人類は増加傾向にあるので、近い将来、地球資源が使い果たされてしまう恐れがあります。

これから先、生まれてくる命のためにも「持続可能な社会」を目指し実行していくことが必要となってきています。

そんな大きな世界的な指標です。行政や大企業などで取り組むことが大きなインパクトがありますが、いち個人でもできる取り組みがあります。

そこで、本日は「我が家のSDGs」をご紹介します。

生ゴミが堆肥に

我が家では数年前から、料理で出る野菜の皮・ヘタ、種などの生ゴミを堆肥にしています。

その他の生ゴミとは分けて回収し、腐葉土と合わせて熟成させると、1年でとても栄養豊富な堆肥に生まれ変わります。

こうして再生された堆肥を花壇やプランターなどに混ぜ、家庭菜園に利用します。

すると、植物が強くなり、野菜もぐんぐん育ちます。

生ゴミ堆肥には、摘果した実や、収穫時期が過ぎた実、野菜の葉や茎も混ぜています。

こうすることで、春に生ゴミ堆肥をまぜた花壇やプランターからは、勝手に芽が出てきます。

ゼロ円ミニトマト

我が家で毎年勝手に出てくるのは、ミニトマトとしそ。他にも今年はかぼちゃとメロンが出てきました。

昨年に食べた野菜や、摘果された実に入っている種などが熟成され、条件が合う時に発芽します。

いつどこに出てくるか分かりませんが、ミニトマトとしそに関しては、育てきれないほどの芽が出ます。

ここからは、我が家のミニトマトの成長をご紹介します。

画像2

画像1

これがミニトマトの芽。2〜3㎝ほどのかわいい芽です。

5月中旬頃、双葉から本葉が出てきた段階で、ポット上げをします。

ポット上げをすると、根が四方八方に張り出し、丈夫な苗になります。

画像3

6月にもなると、本場の数も増えてきますので、地植えやプランター、鉢などに植え替えます。

この時、土には生ゴミ堆肥をたっぷり含ませます。

そして、この頃から苗の成長に応じて追肥をしていきます。

ミニトマトの他にも様々な野菜を育てるので、我が家の生ゴミ堆肥はすぐ底をついてしまいます。

そんな時の救世主が牛糞堆肥。購入した牛糞堆肥も混ぜて追肥していきます。

また、誘引して苗が倒れないようにし、脇芽つみは都度行っていきます。

脇芽つみは2本仕立てを目指して頑張ります!笑

最初に花をつけた枝のすぐ下を残し、それ以外の脇芽をつんでいきます。

この頃は毎日のメンテナンスが大変。。。

今年は鉢植えだけで大小あわせて20個ほど。他にも地植えが4本になりました。

画像4

そして、手をかけてあげると、7月にはこんなに大きく育ちます。

画像5

画像6

黄色い花を咲かせ、小さな実をつけています。たまに双子ちゃんが現れます。

地植えや鉢植えなどの環境に応じて摘果をすると、栄養が残された実に集中するため、より大きな実になります。

画像7

画像8

7月の下旬には数え切れないほどの実がなってくれました。

画像9

勝手に出てくる芽なので、たまに中玉トマトも混ざっています。笑

実がつくまで分からないのも、家庭菜園の楽しみでもあります。

画像10

気温が上がり、日照時間が増えてくると、一気にミニトマトが赤く染まり始めます。

毎日20個ほど収穫しても次々と赤くなるので、食べるのが追いつかなくなるほど。

恐らく今年のミニトマトは200個以上は収穫できました。現在も少量ですが収穫は続いています。

まとめ

生ゴミ堆肥は、家庭ゴミの削減や野菜の無駄の削減に繋がります。

また、さまざまな実や種を混ぜて一年間寝かせることで、堆肥として再生し、他の植物の栄養となります。

わたしは料理をしていて野菜の皮やヘタを集める時、「他の野菜の栄養になってね」と心の中でつぶやいています。

生ゴミ堆肥栽培は、何が出てくるか分からないドキドキします。

植物が大きくなる姿にわくわくし、食べた時の美味しさは計り知れません。

買ってきたものとは比べ物にならない美味しさです。

植物は手をかけて大事に育ててあげれば、美味しい野菜や美しい花となって応えてくれます。

現在はマンションでもできる生ゴミ堆肥のキットもありますし、プランターや鉢植えでも手をかけてあげれば十分育ちます。

また、YouTubeなどで検索すると様々な野菜の育て方を解説してくれている動画が沢山あります。

ぜひ、興味のある方は試してみていただきたいと思います。

今から来年の春が楽しみです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?