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「おかえりモネ」つまづいた時に聞きたい言葉【3選】

ちょっとだけ解説

NHK朝の連続ドラマ「おかえりモネ」。

宮城県気仙沼(けせんぬま)の大島で、漁師の家で生まれ育った主人公の「モネ」こと永浦百音(清原果耶)。

大学受験に失敗し、大島を離れ、宮城県登米(とめ)市の名物おばあちゃん新田サヤカ(夏木マリ)の元でお世話になりながら、森林組合で働き、林業の仕事に携わることになります。

社会人1年目のモネは、右も左も分からない状態で、ひたむきに目の前のことに取り組んでいました。

周りの人たちにも助けられながら、モネは奮闘します。

ある日モネは、気象予報士の朝岡覚(西島秀俊)との出会いをきっかけに気象予報士になることを夢見て、試験を受けることを決意。

そんなモネに試験勉強を教えていたのが地域医師の菅波光太郎(坂口健太郎)でした。

行き詰まるモネに助言する菅波先生の言葉

気象予報士を目指すモネでしたが、気象どころか理科の分野の知識すらままならない様子。

そんなモネに、菅波先生は数々の助言をします。

その言葉は、わたし自身の人生の中でも深く共感するものがありました。

何かにつまづいた時に思い出したい言葉を3つご紹介します。

※セリフから受けた印象なので、実際のセリフとは異なります。


「マンガや絵本から始めればいい」

何か新しいことを始めたり、勉強したい時、社会人にもなると資格試験の本を用いて勉強することが多いと思います。

基礎学習ができている分野ならそれで良いのですが、全くの未経験分野などでいきなりこれをやってしまうと、理解できない部分が多すぎて挫折してしまいます。

まずは、理解しやすいレベルに落として勉強するということはとても大事です。

勉強は「理解できた!」の成功体験の繰り返しが楽しくて、自然に覚えていきます。

「難しい」「なかなか覚えられない」と思ったらマンガや絵本といった理解しやすいところから始めるのが良いでしょう。

ドラマの中でも、バスの中で参考書を読むモネですが、ちょっとすると居眠りしています。その姿を見た菅波先生は、モネには参考書はまだ早いと思ったのでしょう。


「今すべきことは休むこと」

仕事をしながら資格の勉強などすると、脳も体力的にも限界がきます。

それでも、真面目な人や責任感が強い人は、「仕事終わりに勉強をしないと。。。」と疲れた体にムチ打って無理をしがちです。

しかし、無理に資格の勉強をして、本業の仕事に影響が出たら元も子もありません。

どうしても体力がもたない。。。という時は「休む」という選択も大事です。

脳はある程度休ませないと、正常に動いてはくれません。

睡眠不足の時って、なんだか気が乗らないし、適正な判断ができなくなりますよね。

なので、強い眠気を感じる時などは脳をしっかり休ませてあげることも大切です。

ドラマでモネは、本業の林業で仕事を任せられ、精神的にも体力的にも疲れ果てていました。そして仕事終わりに菅波先生から試験勉強を教わっていた時に、ついつい居眠りをしてしまいます。

菅波先生は頑張るモネに「今あなたがすべきことはなんですか?」「休むことです」と伝えます。

「頑張ること」だけではなく「休むこと」を教えてくれる菅波先生は、本当にモネのことを想ってくれているんだろうと感じました。(あくまでドラマですが・・・笑)


「つまづいた時には新たな知識を身につける」

「うまくいかない」「どうしていいかわからない」そんな思いから、仕事が嫌になったり、挫折しそうになることはあると思います。

気晴らしをしてもどうも晴れない・・・そんな時はなんでもいいから「新たな知識を身につける」ことが大切です。

「知識は武器」とよく言いますが、仕事がうまくいっている時や、普段生活をしている中ではあまり「知識」を意識することは少ないでしょう。

なぜなら人は無意識のうちに、自分の中の知識を利用しているからです。

しかし、うまくいかない時はどうでしょう。

一因として「知識が不足している」ということが言えるんです。

闇雲に何かを学ぶのではなく、「何が原因で上手くいかないのか」「その原因はどうすれば回避できるのか」を分析し、回避に必要な知識を身につけることが困難から脱出する最短ルートです。

ドラマの中では、どんな時にこのセリフを言っていたかは忘れてしまいましたが、わたし自身、よく実践していたことだったので、すごく印象に残りました。


まとめ

いかがでしたでしょうか。

普段ドラマは観ないわたしですが、この朝ドラは人間関係や心の描写などが細やかで、ついつい感情移入してしまうドラマです。

また、ひたむきで素直に頑張るモネの姿に初々しさを感じ、非常に心温まるストーリーとなっています。

一方でストーリーの中で東日本大震災も取り上げられており、生き残った人たちがそれぞれ抱く想いや環境の変化などでも共感できるところも多いところがあります。

当時、わたしも実際に津波は見ておらず、浸水した土地も離れてしまったため、浸水地域に残った人たちを想うことしかできない自分に、悔しさを感じていました。

でも、その悔しさが原動力になったんですよね。


今回は、そんな奥が深いドラマ「おかえりモネ」から「つまづいた時に聞きたい言葉」を厳選してみました。

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