それでいい。それが自分にとっての幸せなのであれば。
32歳、独身、無職、実家暮らし。
世間ではそんな人を「ダメ人間」と呼ぶでしょう。
わたし自身のことです。
世の30代といえば、仕事で順調に出世した人なら部長の人もいます。
結婚し、子供がいる人は子育てに奮闘していたり、自分の夢の実現を果たしたり、会社を起こしている人達もいるでしょう。
それなのに、「わたしなんて、、、」
しかし、よくよく考えてみると、サラリーマンとして仕事をして出世街道まっしぐらの時も同じことを思っていました。
いつだって、自分より先に行く人達を見ては「わたしなんて、、、」と。
そんな時、いつか読んだ本で知ったことを思い出します。
「他人の人生を生きてはいけない。自分の人生を生きれるのは自分だけだ」
「誰かと比較していては、幸せになれない」
「自分の幸せは自分が決める」
「自分にとっての最優先事項を優先すること」
それでいい。それが自分にとっての幸せなのであれば。
今まで、いつだって世間の目を気にして自分の人生を決めていました。
「本当にわたしがしたいこと」を無視して。
そのうち、「本当にわたしがしたいこと」が分からなくなっていました。
毎日辛い、しんどい仕事を我慢して続けて、毎日がそれの繰り返しで、このまま死ぬのかな、、、
そんな人生は、死ぬ間際に後悔すると思いました。だから、一度リセットしようと思いました。
今は、心残りだったことを一つ一つ実行しています。
まずは実家の部屋のリフォーム。時間と労力がかかることだったので、仕事をしながらなんて無理なこと。
仕事を辞めて、時間があり、体力もある今だから出来たことだと思います。
わたしにとっての心残りが一つ無くなりました。
また、父親との時間、母親との時間を過ごすこと。
父の庭仕事などの手伝い、母と一緒に料理をする時間。
両親が健在のうちしかできません。
これも日々しています。
もうひとつ、わたしにとっての心残りがひとつ無くなりました。
仕事を手放すことで得た時間を、自分の為に使う。わたしにとっては、非常に有意義な時間の使い方なのです。
世間にどんな目で見られようと、これがわたしの幸せなのです。
もちろん、生活する上で貯金を切り崩しているので、お金がなくなればまた働いてお金を稼ごうとも思います。
わたしのペースで。
今は、過去のわたしが貯金したお金で暮らせています。
過去の自分に感謝です。
現代は、インターネットやSNSの普及で、他人との比較をしがちになって、幸福感を得られづらい世の中になっていると思います。
そんな時はぜひ、「自分にとっての幸せ」を再考してみてください。
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