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【異世界しっこく日記】一筋の光はローションカーリングだった【にじさんじ】
私は、温度はなく感覚もない暗闇で、異世界から流れてくる漂流物にまみれながら、ただ浮かんでいる。
漂流物の中から気になったゲームを見つけては遊んでみる。どんな仕組みでインターネットが使えているのかは謎だが、手に入れたパソコンでそちらの世界の情報を集めては、目を閉じる。
異世界のものに触れてみれば、漆黒に染ってしまった私の鎧は元に戻るかもしれない。この暗闇から出られるかもしれない。その望
【異世界しっこく日記】「英雄」の影を追って【FF7】
そちらの世界で、恐らくこの作品を相当好きだった人が手放したのだろう。
この暗闇に、『FINAL FANTASY Ⅶ』というタイトルのゲームが、束になって流れてきたことがある。同じタイトルで、前か後ろに少したされた作品がいくつか入っていたので、シリーズもしくは派生作品と捉えるのが良いだろうか。
それにしても何作も派生作品があるというのは、余程人気がある作品のようだな。「VII」とつ
【異世界しっこく日記】勇者に憧れた私を勇者にしてくれたドラクエ3
異世界から最初に流れてきた漂流物は『ドラゴンクエスト3』というゲームだった。
やや大きめの四角いそれが、一体何なのか。異世界のことを何も知らない私には全く想像がつかず、その四角いドラゴンクエスト3を撫でるだけの生活が続いた。
異世界の言葉を勉強しているうちにパソコンという機械の使い方を覚えた私は、検索するという知識を身に着けた。そして、この四角いものは「ゲームカセット」であると理解し、プレイ
漆黒の騎士ワビスケを知れ
よくこの記事を開いてくれた
私の名はワビスケ
騎士である
かつては王国の護衛隊長を名乗っていたが、勝手に名乗っていたので追放されてしまった。
色々な国で同じことをしていたので、もう行く当てがない。
今は、誰も訪れることのない真っ暗な空間を漂っているところである。
ここにはときどき異世界からの漂流物が流れてくる。
今これを書いている機械も、拾ったものだ。
漂流物の中にはゲーム