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古都・テーベ、ルクソールへ


ギリギリで寝過ごしを回避して無事にルクソールに着。宿の人が電車の到着時間に合わせて駅まで迎えに来てくれた。夜の12時を過ぎていたので助かる。

ベット2つもいらないなあ

ドミトリーを予約したが他に予約がないからと言って同じ値段でシングルを用意してくれた。

毎回パンの量がおかしい。

朝食付き。
一応時間は決まっているが私が昼過ぎに起きて来た時も食べるか?と聞いてくれる。もはや家。

ここルクソールはテーベと呼ばれる古代エジプトにおいて、いわゆる首都があった場所。

そのため他街中にもたくさんの遺跡が残っている。
その中でも有名なのは誰もは一度が名前を聞いたことがある、''王家の谷''だろうか。

古代エジプト史において、太陽が沈む西側はネクロポリス''死者の都''とされている。
そのためナイル川の西側には数多くの墓地や遺跡が存在する。王家の谷も西側に位置している。


今回は王家の谷、ハトシェプスト葬祭殿、カルナック神殿、ルクソール神殿の4つに行こうと思う。

ルクソールでは基本的にどこの宿でも乗合のツアーを提供している。
主にナイル川の西側or東側(もしくは両方)を回る2種類がある。

ツアーと言っても遺跡の入り口まで行ってあとは各自自由に回って時間になったら次の遺跡に移動する。
と言うもの。
集団行動が大の苦手な私にとっては好都合だった。

今回私は西側のツアーに参加して王家の谷とハトシェプスト葬祭殿へ行く事にした。

王家の谷


ここもまた私が小学生の頃から憧れていた場所の一つ。実際にこうやって自分の足で来れた事に感動。

部屋の壁紙これにしようかなPart2

どこの墓も保存状態が良く当時の色まで綺麗に残っていた。この左右の壁一面に広がるヒエログリフだけでも何時間も見ていられそう。

美しすぎる。。の言葉しか出てこなかった。

ここだけで1日過ごせる。
けど一応ツアーなので次の目的地へ移動していく。


移動中


エジプトと言えば砂漠のイメージだろうか。
私もそう思っていたが実際来てみると意外と緑が豊かだった。特にルクソールは畑が多い印象。


ハトシェプスト葬祭殿


次はここ、ハトシェプスト葬祭殿。
歴史上でも珍しく女王を祀った神殿。この大きさからいかに彼女が権力を持っていたかが伺える。

断崖絶壁の岩山を削る形で存在する神殿、
今まで見て来た中のどの遺跡よりも異様な迫力を感じた。

実はこのツアーで韓国人のカップルと仲良くなった。
コロナ禍と言うのもあるし特にエジプトでは本当にアジア人を見かけてなかった。
お互い見た瞬間、あ!アジア人じゃん!!

彼らは世界一周中でYouTubeもやっている。
とても面倒見が良くてツアー中ずっと私の世話w
をしてくれていた。
そろそろ出発だよ!暑いからこの水飲んでね?など

彼らのYouTubeにちょくちょく私も登場している。
実はこの後2回も奇跡的にエジプトの他の都市で彼らとは再会している。


ツアーを終えて市内に戻って来た。
ルクソール市内を少し散策して行こう。

このローカル感、たまらない、、
路地裏


これはエジプトどこの都市でも起こる事だが、特にルクソールでは子供達が人懐っこい、と言うか
外国人、特にアジア人が珍しい為子供達と目が合うたんび話しかけられる。カタコトだが知っている英語の単語で一生懸命に話しかけてくる。可愛い。

そして何より笑ってしまったのが私と写真を撮りたい!と全員が言ってくる。その度私との写真撮影の行列が出来る。これは一度ではない。

他の遺跡に行った時もちょうど学校の校外学習で来ていた生徒達と遭遇してここでも私との写真撮影の行列が出来た。

有名人気分を味わいたい人はぜひエジプトへ。

船から見る夕日


エジプトでは大きな白い帆を持つフルーカと呼ばれる伝統的な船が存在する。

エンジンは搭載しておらず風の力だけで動く。
その為行き先は風次第、そこに惹かれた。

川沿いを歩いてると本当に数分ごとに客引きに声をかけられてうんざりしていた。ゆっくりナイル川を見ていたいのにそんな時間一瞬たりともくれなかった。

なので船でも乗ってのんびりしたい気分になり数多く話しかけて来た客引きの中でもしつこくない青年の船に乗ることに。

もちろん行き先は風次第。時間は30分と言っていたのに風のせいで結局1時間ほどのんびりナイル川に揺られていた。

満月に照らされるナイル川

クラクションや色んな騒音が絶えず響く市内だが、喧騒から離れて船に揺られてながら見る市内は静かで心地よかった。

船が市内に戻る頃にはすっかり真っ暗になっていた。

今日はたくさん歩いて疲れたし明日は朝早いので早く寝よう。

そう、実は明日。気球に乗って朝日を見に行く。
もちろんそんな予定はなかったしエジプトの後に私はトルコは行くのでその時に気球は乗るつもりだった。

全然知らなかったがルクソールでは気球が結構有名らしい。宿のスタッフに気球乗りたくないか?と

私「いやトルコで乗る予定だからいいよ」と。
すると、「空から王家の谷を見たくないのか??」
それは反則、そんなん言われたら乗りたくなるに決まってる。
ちなみにいくらか聞いた、5000円。3回聞き直した。
墜落しなか不安になる値段。まあ、即決しました。

続く。

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