カイロへ、そして次の国へ
ダハブから陸路でカイロまで戻ってくるまでに色々あったが何とか朝の7時頃にカイロへ到着した。
しかしまたホステルへ向かうのにも色々あり歩いて数分の距離なのに数時間掛かった。
もう説明するのもめんどくさい、この国では普通に考えればすんなり行く事が思うように行かない。
耳がおかしくなるような一生鳴り響くクラクションと人の熱気、歩いてれば謎に声を掛けてくる暇な人、あぁ戻って来たな〜と思った
エジプトは好きだけど正直カイロは好きになれない。
なんとかホステルへ、その名も「Dahab Hostel」
今さっきダハブから来たばかりなのに、、余韻
そう、ここのホステルには猫が死ぬほどいるww
ネコアレルギーの人には地獄だけど私には天国
この日は前日から移動続きで本当に疲れていたので屋上のテラスでネコと昼寝をしていた。
もちろん日中は暑いが湿度がなくカラッとしてるので風通しの良い日陰に横になっていると気持ち良い
1番有名なピラミッドと言えばギザの三大ピラミッドだが、実はカイロには他にもピラミッドが存在する。
しかしそのピラミッドはまたギザよりもさらにアクセスしづらく公共交通機関も存在しない。
アクセスするにはタクシーをチャーターしなければいけない(またそのチャーターする交渉がこの国では本当にうんざりする程めんどくさい。)
なのでほとんどの観光客はギザのピラミッドのみに行くと思われる、なんならそれが一番見応えがある。
他のピラミッドは言い方は悪いが、しょぼい、というかギザの物と比べるとやはり見応えに欠ける。
しかし私は小学生の頃からエジプトに憧れていた、
そう、エジプト史オタクなのです。
行かない理由は見当たらない。
今回はそのギザのピラミッド以外の三つのピラミッドについて適当に私の思った率直な意見で紹介していく。
まずはダフシュールにある''赤のピラミッド''
個人的にはこのピラミッドが1番好き。
ピラミッドと言えば意外と街のすぐ横にあってがっかりした、なんて聞くがこのピラミッドは正真正銘周りに何もない砂漠にポツンと佇んでいる
ピラミッドは何度見ても見えた瞬間の興奮は変わらず、、子供の様にキャッキャはしゃいでしまう。
多くの人が想像する''ピラミッド''はおそらくこれ。
365°見渡しても延々と続く砂漠の中に突如現れるピラミッド。ロマンが掻き立てられる。
そして個人的にこのピラミッドが好きな理由が
観光客のいなさと破格の入場料だ。
1番有名なギザの3大ピラミッド。常に多くの観光客で溢れかえっているし、もちろんヨーロッパなどの入場料と比べると安いがエジプトの物価を考えるとぼったくりとしか言えない値段なのである。
しかしここのピラミッドは本当にこの値段で良いの?と思える値段でピラミッド最深部まで行く事ができる
いざ内部へ
外は灼熱なのに内部に入った瞬間のヒヤッとした空気が良い。
滑った方が早いんじゃないか?ってくらいの垂直のギリギリ階段、もしくはハシゴを下っていく。
垂直の入り口を1番下まで下ると突如現れる広い空間。そこを階段でかなりの高さまで登っていく。
本当に当時の人達はどのようにしてこれを作ったのか、見れば見るほど疑問で頭がいっぱいになる。
頭に気をつけながら這いつくばって進んでいく。
ここは体が大きな外国人はたぶん通れない。
私(148cm)でこのサイズ感。
いかに狭い空間か伝わるだろうか、
他の観光客は1人もいない
そう、ピラミッド貸切wwww
もう気分はインディージョーンズ。
あのテーマ曲を口ずさみながら最深部までどんどん進んでいく。ニヤケが止まらない。
いくつになってもきっと私はこうやって好奇心のまま好きな事をしていると思う。
エジプト最終日とは思えないスケジュールで残り2つのピラミッドも見に行く。
帰りにまたギザのピラミッドを見たくなったので行こうとしたけど入場時間過ぎてた、、ピラミッド大好きすぎるww
こんな感じでビザの期間ギリギリの30日(確か)のエジプト旅はこれにて終了。
ホステルの屋上からここ1ヶ月の事を振り返っていた。
カイロから始まり、カイロで終わる。
うんざりするほどのクラクションの音とうだるような暑さも今日が最後だと思うと何故か少し寂しく感じる。
正直、初日この街に着いた時私は本当に1ヶ月この国でやってけるのか?という不安を感じたが始まってしまえばあっという間だった。
ああ、本当に楽しかった。
これしか言葉が出てこない。
また行きたい!と言うには少し時間は掛かるがw
間違いなくここは残りの人生でまた訪れる事になる
これにてエジプト編終了。
このまま日本に帰るかって?そんなわけない
次は、
私の大好きな国の一つ、トルコへ行きます🇹🇷
続く
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