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フィラエ神殿へ。

アスワン最終日。

今日は同じ宿に泊まっているイラン人と共に水上に浮かぶ神殿、フィラエ神殿へ行く。

文字通り湖の真ん中にある為アクセスは
船のみとなる。

船は現地の人の交通手段にもなっている。

心配だったのがまともに英語が通じないしぼったくられるのは当たり前。しかし神殿まで行くには船をチャーターしなければならない。

けれど今回はアラビア語が話せるイラン人と一緒なのでその心配はない。彼のおかげでかなり良い値段で船をチャーター出来た。

カラフル

アスワンの街並みはカイロと違いカラフル。
これがまた茶色い砂の街に良く映える。

うわあああ!!すげえ!


しばらく進んで行くと見えてきた。
これこそ神殿、なんて神秘的なんだろう。。

彼のアラビア語のおかげで船首と仲良くなり何故か裏口に船を付けて入場料を払わずに島に入れてくれた。良いの、か??

神殿の裏口へ


とにかく島へ上陸。

美しい。


今回色々見て来た遺跡の中で私が1番好きなのはここ、フィラエ神殿。
他の観光客で溢れる場所と違った神聖な雰囲気。

周りを水に囲まれていて、灼熱の気温のせいでほぼ私たち以外に観光客がいないせいもあって本当に当時の世界にタイムスリップしたような気分を味わえた。

部屋の壁紙これにしたいなあ


神殿内に差し込む太陽光が美しい。

遺影これでいいやPart2


フィラエ神殿を後にし次は
''切りかけのオベリスク''を見に行った。


もうこんなん興味ない人から言わせたらただの岩だと思うが、私はもう終始興奮していた。
これについて語るとまたキリがないから辞めておく。


私がシーフードを食べたい、という事で魚を扱っているお店に連れて行ってもらった。

良い笑顔。

なんの魚?と何度聞いてもナイル川の魚。
結局なんの魚かはわからなかった。

写真で見ると小さいが実物はかなり大きい


表面に衣を付けて油で揚げただけのシンプルな調理法だがこれがまた絶品だった。
おそらく白身の魚、身がふわふわで臭みもなくて肉厚。2匹とも1人で平らげてしまった。


宿の屋上からの景色、ここから毎日ビールを飲んでた

この景色も今日で最後。
今夜の夜行列車でルクソールへ向かう。

アスワン、いつになるかわからないが絶対にこの街にはまた戻ってくる気がする。

お世話になったオーナーと子供達に別れを告げて駅へ向かう。

まあまたチケット買うのに色々揉めたりプラットホームがわからなかったり(数字がアラビア数字)何をするにもスムーズに行かないのがエジプト旅の醍醐味なのかもしれない。いちいち文句を言ってたらキリがない

たまたま隣に座ってた人に、どこいくの〜?私はルクソール行くよ〜と軽く話していたのが幸運だった。

気が抜けていたのかただいつもの無計画な性格からなのか、ここから大体何時間でルクソールに着くのかも調べないまま電車が出発した瞬間爆睡をかましていた。

次目が覚めた時私は隣の人に肩をゆすられていた、
「起きろ!!お前ルクソールで降りるって言ったよな?早くしろ!」と。

そう、ルクソールにもう到着していた。
目もしっかり開かないままバックパックを背負う暇もなく引きずりながらなんとか列車が出発するギリギリで駅のホームへ。

あの時隣の人と話してなかったら、起こしてくれなかったら、と考えると恐ろしい。
どこまでも人任せな性格、なんとかなる精神で生きている。

なんとかルクソール着


ルクソールでは今でも連絡を取り合い、9月には韓国に会いに行ったまでの仲になった韓国人との出会いとたくさんの感動が待っている。

続く


おまけ

エジプトにいるハエ、小さめのカナブンくらいの大きさあって気持ち悪かったけどこれがアスワンウェウェバエか〜と思うと許せて来た。(なんの話?)
ただのジョジョのオタクです。

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