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【PwC/ビジネスコンサルタント職】内定者による選考対策

はじめに
ご覧いただきありがとうございます。めると申します。
本noteではBIG4の一角であるPwCコンサルティングのビジネスコンサルタント職の選考対策についてまとめています。
PwCは最速9月内定、他社対比で選考フローが短いことからBIG4内定を目指す学生に限らず、とりあえず年内内定が欲しいと言った方にもおすすめの企業となっております。
本noteはPwCコンサルティングのビジネスコンサルタント職の内定を獲得した私自身の体験を元に作成されており、ケース面接における実際の問答やジョブにおいて評価されていた点、各選考フローにおける体感での倍率等、他の情報サイトには掲載されていないような濃度の高い情報を盛り込みました。
本noteを通じて皆様の内定に貢献できましたら幸いです。

参考:BIG4各社選考情報(25卒年度)
・PwC
最速内定時期:9月
選考フロー:ES→WEBテスト(監視型TG)→GD→個人面接(ケース/人物)※鬼門→1DayJOB※鬼門→人事面接→パートナー面接
※本年度(26卒年度)も同じ選考フローのようです。
参考:新卒採用情報
・デロイト
最速内定時期:11月
選考フロー:ES→WEBテスト(監視型TG)→個人面接→ケース面接→インターンシップ→ES→小論文→個人面接→最終面接
・KPMG
最速内定時期:1月
選考フロー:ES→WEBテスト(玉手箱)→WEBテスト(企業オリジナル)→録画面接(ケース)→GD→ インターンシップ→個人面接→個人面接→最終面接 
・EY
最速内定時期:9月
選考フロー:ES→テストセンター(SPI)→GD→個人面接(人物/フェルミ)→インターン→最終面接


選考フロー(2025卒)

◾️エントリーシート

内容:
ビジネスコンサルタントを志望する理由(400字以内)
(1.数あるコンサルティングファームの中で、PwCコンサルティング合同会社を志望する理由、2. ビジネスコンサルタント職で成し遂げたいこと)
ESが原因で落ちることはありませんが、ジョブ後の面接で使われたりするので注意が必要です。

対策:
このESで最も難しい点は「なぜPwCなのか」です。
一般的に、志望動機には2つの方向性があります。
1つ目は業界・事業における強みをベースとした志望動機(ハード)。
2つ目は人や社風をベースとした志望動機(ソフト)。
インターンにすら参加していない段階でソフト面で訴求してしまうのは危険なので、ハード面から志望動機を作成することをおすすめします。

PwCの強みはいくつかありますが、私がESで記載したのは以下の2点です。
・大規模なグローバルネットワーク
PwCは世界151カ国、35万人を超えるスタッフを抱えており、グローバルネットワークは有数のものです。
リアルタイムで海外法人の最新の知見や情報がシェアされており、グローバル全体で知見やノウハウが蓄積・共有させる体制が整っていることは一つの特徴だと思います。
座談会などで社員の方々に働いて感じたPwCのグローバルネットワークの強みを聞き、志望動機に織り交ぜると良いでしょう。
参考:若手社員とエキスパートがテクノロジーについて語る「PwCのグローバルネットワークのアドバンテージとは何でしょうか」

・部門間、法人間を越えた密接な協業
PwCには監査、税務、法務、ディールアドバイザリーを担当する法人があり、専門分野を超えて連携する体制が整っています。

事例:IFRS導入におけるアドバイザリー
IFRS導入では監査のアドバイスのみならず、システムや業務プロセスの再構築に関するコンサルティングも求められるが、PwCでは各法人間が緊密に連携することでワンストップでサービスを提供できている。

IFRS支援サービス


また、コンサルティング部門内においても自動車・製造・エネルギー・資源・TMT・流通・消費財・公的機関・ヘルスケア・金融…etc. と幅広い業種・業界をカバーしており、まさに総合的なコンサルティングサービスを提供していると言えます。
参考:業種別サービス

PwCは高頻度で説明会を開催していますし、その中で必ず自社の強みについて説明がなされるので足を運んでみるのも良いでしょう。


◾️WEBテスト

内容:
監視型TG-WEB。
体感7割がボーダー。8割で安全域。
注意点として年に1回しか受験できないことに加え、全職種共通で利用されることがあります。

※参考:職種別Webテスト推定ボーダー
S&:8割〜9割
BC:7割〜8割
DC:6割〜7割
ITSC:6割〜7割
ボーダーの詳細については不明ですが、上から順に高い印象です

対策:
TG-WEBは問題プールが少ないため、踏み台企業でスクショを撮って問題を貯めておくことをおすすめします。

◾️グループディスカッション

内容:
30分のグループディスカッション。
1グループ6~7人。
体感倍率は2倍程度。推測ではあるが相対評価であり、グループ全員が通過することはなさそう。通過できる人数は平均2.5人、最大4人あたりか。

25卒年度サマーのお題

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