【No.1283】スマートな営業を目指すほど泥臭くあれ。これいかに
営業の電話が嫌いです。
自分が嫌なことは人にするな、なのです。僕が営業電話されるのが嫌なので、かける側も気が引けるのです。
それでも電話をかけると、なかには面倒そうに対応されるので、ますます気が重くなる。負のスパイラルです。
だからスマートな営業に憧れます。
僕は街の小さな学習塾に勤めています。大手ブランドはありませんから、自然に問い合わせが入ったり、とりあえず大手だから入っとくかだっかりなんてことはなく、属人的に営業をしています。
だから例えば、こんな感じの営業に憧れます。
新規のお客さまなら、当塾のホームページを見るだけで、ロイヤリティが高まり、お問い合わせはメールでのやりとりのみ。体験授業をしたら、すぐに入塾が決まる。
入塾後も、追加授業の提案はメールだけ。
メールで、追加どうですか?と聞いたら、良いですね!それでお願いします!と決まる。
ってなったら、最高だなと。
それをボクだけでなく、だれがやってもできるような仕組みを作りたくて日々奮闘しています。
最近は『無敗営業』という本を読んでいます。書かれていることを勤めている学習塾でいちいち試すのが楽しい毎日です!
そして試していて思ったのは、
そういうスマートな営業ができるようになるためには
・お客様が何を求めているか深く洞察すること
・お客様の求めていることを提供し、信頼関係を気づくこと
・さらには、お客様自信も気づいていないが、求めていることを先回りして提供することで、さらに信頼関係ができる好循環サイクルが回っていること
が求められます。
そして、それを実現するためには
お客さまの実際の声を聞くため、たくさん会って、たくさん会話する。それを、たくさんのお客様に実行する。
そうやってお客様の声をたくさん集めて、洞察して、営業システムに還元する
つまり、営業システムは1度できたら終わりでなく、常に進化させる必要があります。
そのためにも、一部の天才を除いて、現場でお客様の声を聞くことが重要です。
新規のお客様であれ、既存のお客様であれ、
対面でしっかり会話をする、会えない時はせめて電話で話す、お客様の生活スタイルに合わせて連絡手段や連絡頻度を調整する、ご要望通りに成果を出す、お客様も気づいていない「+α」の提案をする
そういった、一見泥臭い、地道な営業活動が必須になります。
優雅に池を泳ぐ白鳥も(本当かどうか知りませんが聞くところによると)水面下では一生懸命、足を動かしているように
スマートに見える営業システムも、泥臭いとも言える、目に見えない地道な努力の上に成り立っているのでしょう。
もし周りに、スマートに大きな成果を残す営業マンがいるとすれば、それは泥臭いところを苦もなく無意識にこなすから、もしくは過去にそういう蓄積をしてきたから、「今」はスマートに見えているだけかもしれません。
とすると、目に見える表面だけを真似てもダメです。優雅さの下のバタバタも真似しないと。
だから最近僕は、あんなに営業電話をためらっていたのに、最近ずっと電話ばっかりしています(笑) メールもしています。
新規の方からお問い合わせがあると、上司はなにかと言い訳して電話しないのに、こちらには電話しろというので毎回めっちゃ腹を立てていましたが(笑) 最近は将来の糧になるだろうと、喜んで電話しています。
まあそれも『無敗営業』のアドバイスで、目に見えた成果が出ているからでして、闇雲に泥臭くやってもダメなのでしょうけれどね。
ということで『無敗営業』を読みましょう!
今日も1日「優柔不断は誤った決定よりなお悪い」「あらかじめ○○していたら、あとで楽になる」という言葉を胸に、結果の有無に関わらず、人生に仕事に楽しんで参ります!
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