【No.1226】冷えを舐めてました。
この季節、冷え対策している人もいそうですが、僕は全く気にもしていませんでした。
レッグウォーマーがやばいです。
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最近、足元が寒いなと感じるようになりました。エアコンの暖房があまり好きじゃなくて、一人のときは節約も兼ねて使用を控えています。
作業机はスタンディングデスクを使用しており、スリッパを履いていても足元が寒いんです。2週間ほど前から耐えられなくなり靴下を履き始めました。コスパ最強のユニクロの靴下ですが、防寒には少し心もとない薄さです。
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そこでレッグウォーマーを試してみたら、めっちゃいいですね!
妻のものを拝借しているので、洗濯で予備がないと使えないのですが、無いと本当に恋しくなります。これまで無頓着だったのに、一度レッグウォーマーを使ってみたら、もう戻れません。冷えが気になって仕方がないです。
この経験から、何事も【早く経験して基準を高める】ことの重要性を感じました。
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以前どこかで聞いた話で、あるマッサージ師が独立してマーケティング活動を行ったそうです。
僕の偏見かもしれませんが、マッサージといえば女性をターゲットにしそうですが、その方は男性をターゲットにしました。
じゃあ誰に営業をかけたかというと、働いている男性、特に工場など立ち仕事で足がむくみがちな男性に注目したそうです。
でも、ただ「マッサージします」と言ってもあまり反応はなかったそうです。そこで、お試し体験を無料でおこなったそうです。そして、その方の賢いところは、どうも片足だけをマッサージしたそうです。
すると、片足だけはむくみが取れて足が軽くなるけれども、もう片方はマッサージされていないのでむくんだままです。そうすると、マッサージの効果がはっきりとわかるので、お客さんになっていったそうです。
お客さんにむくみがない状態を「基準」として教育したんですよね。
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レッグウォーマーのことから、このマッサージ師さんの話を思い出しました。
一度試してみて違いを知ると、今まで無頓着だったものが気になってしょうがなくなります。
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日常生活の中で「基準」を高めることが重要です。
レッグウォーマーを使うことで足元の寒さに対する基準が変わり、マッサージを受けることで体の快適さに対する基準が変わる。僕たちは何か新しいことを試すたびに、以前とは異なる視点で物事を見るようになることを示しています。
人間の感覚は、一度向上した基準に適応すると、以前の状態に戻るのが難しくなります。これは、いわゆるラチェット機構に似ています。逆止弁も似ていますかね。
一度レベルが上がると、それが新しい「標準」となり、後戻りが難しくなるのです。このメカニズムは、僕たちが成長し、より良い生活を求める過程で非常に重要です。
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そもそも、僕がなぜ冷えが気になりだしたかというと、娘を小児鍼に連れて行った時「便秘は足首の冷えからきてるかも」と言われてからなんですね。
もちろん冷え性という言葉は元々知っていましたが、女性がなるものでしょ?冷え性といったら養命酒か?程度で、自分ごととして捉えてなかったのです。
でも、娘の便秘が冷えからきてるかもと言われ、調べていたら、僕自身も冷えてないか?と気になりだしたのです。気になったらさいご「え?寒い!なんでこれまで平気だったんだ?」と寒く感じはじめて…。
これも気づくことで「基準」「標準」が引き上がった例といえるかもしません。
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何事も試してみること、そして新しい基準を設けることの大切さを、僕たちは忘れてはなりません。これまで無頓着だったものに対しても、一度基準を設けることで、見える世界が変わります。
そして、その新しい基準が、成長の糧となり、ラチェット機構のように、一度上がったら後戻りしない成長を遂げていくことでしょう。
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結論として、レッグウォーマー試してみてください!冷え症は女性のものと思っている方が、僕の他にもいるとしたらぜひ!僕の場合は快眠につながりました。靴下はいたまま寝たくないですしね。
ということで、今日も1日「優柔不断は誤った決定よりなお悪い」「あらかじめ○○していたら、あとで楽になる」という言葉を胸に、結果の有無に関わらず、頑張っていきましょう!
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