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『ブラック・ミラー』新シーズンにおけるNetflixの戦略

皆様こんにちは、マーケ・営業プロセス向上委員会のバーチャンです。
今回第2回目となるこのシリーズですが、今回はNetflixのすぐれた顧客獲得戦略についてのお話です。

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「ブラック・ミラー」シーズン6

先日15日にNetflixの大人気SFドラマアンソロジーシリーズ『ブラック・ミラー』(2011-)のシーズン6が配信開始されました。
4月末に、Netflixより『ブラック・ミラー』シーズン6の初の公式映像となるティーザーが公開され、6月に入ると、各話を紹介する公式予告も公開されました。早速、世界中の人がこの新シーズンについて、見どころや解説など様々なコメントをあげており、話題沸騰といった模様です。

Netflixと競合サービス

Netflixはご存じの通り、月額780円から始められるサブスクリプションサービスで、全世界での会員数は1億6,700万人を超えています。競合サービスとしては、amazon primeやディズニーチャンネル、Huluなどが挙げられます。皆さんはどのサービスを利用されているでしょうか。最近では、ディズニーチャンネルの会員数がNetflixの会員数を抜いたことも記憶に新しいニュースですが、我々は限られた家計の中から、どのサービスが自分のライフスタイルに必要なのかを選択します。
つまり、サービス側は、限られた予算内から、自身のサービスにお金を払ってもらわねばならないわけです。基本的には、これらのサービスは会員制となっているため、サービス側は、まずは入会してもらった後、支払いを継続してもらう必要があります。

チャーンレートって何?

ここで重要指標となるのが、チャーンレートです。サブスクリプションビジネスにとって、顧客の何%が解約するか=チャーンレートは、事業計画に大きく影響する重要指標です。しかし、解約率はサービス品質を測る重要な指標ではありますが、日常業務でむしろ大事なのは、解約につながる問題箇所を見つけ出すことです。Netflixは、1対1や小グループでヒアリングしたり、初日と最初の1週間の行動データを分析したりすることで原因を探り、改善指標を作り達成することで、見事に解約率を下げました。

Netflixはまた、高品質のオリジナルコンテンツを自社で制作し配信することにより、多くのファン獲得に成功しました。近未来テクノロジーSFホラー(私がつくったカテゴリー)である「ブラックミラー」もまたそのコンテンツの1つです。このような、サービスやコンテンツに対するファンの度合いを意味する、ネットプロモータースコアもウォッチすべき重要な指標の1つです。

さいごに

Netflixのように、顧客を対象としたビジネスを行う企業は、顧客獲得を成功させ、継続的に自社サービスを利用し続けてもらいたいはずですよね。
顧客からの不満など全くなかったのに、、営業からの報告だと満足していたはずだけど、、等予期せぬ解約や失注などで悩んでいませんでしょうか。

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それでは、また次回の記事でお会いしましょう。




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