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ラグビーワールドカップ開幕!配信各社のコンテンツの違いから見るターゲット顧客の違いとは?

はじめに

皆さんこんにちは。マーケ・営業プロセス向上委員会のバーチャンです。

9/8に幕を開けたラグビーワールドカップ。
前々回2015年の大会で、初戦で強豪国である南アフリカを破り話題になったことは記憶に新しいですね。
五郎丸選手の印象的なポーズを覚えている方も多いのではないでしょうか。
今年のワールドカップはフランスで開催されており、9/8から予選が始まり、決勝は10/29(日)に予定されています。

そんなラグビーワールドカップですが、最近ではテレビ放映だけでなく、ネット配信も行われています。
中には有料チャンネルもあり、このイベントに合わせて各社オリジナルコンテンツを作ってラグビーファンの獲得をしようとしているようです。

一般的に新規顧客の獲得コストは高く、既存顧客の維持の5倍程度かかる(1:5の法則)といわれていますが、このようなイベントは新規獲得のコストが低下するため配信サービス各社にとっては新規顧客獲得のチャンスと言えるでしょう。各社はこのチャンスを生かしてターゲット顧客を考え、ターゲットに対して適切なアプローチを取ろうとしています。

本記事ではネット配信をしている各社のコンテンツの違いからどのようなターゲットを狙っているかに迫ります。
各社配信コンテンツを比較しているのであなたにおすすめの視聴方法も見つかります。


視聴方法・コンテンツ

ラグビーワールドカップをスマホで視聴する方法は3つあります。
各社は売上拡大の好機と捉えて差別化されたサービスを顧客に訴求しています。それぞれの特徴を表形式でまとめてみました。

考察

大会などのイベントはスポーツサイトにとって新規顧客獲得(アクイジション)のチャンスになります。
ところが日本の試合はTVerで無料で見れるため、ただ配信をするだけでは有料サイトを選んでもらうことはできません。
そこで有料サイトはターゲット顧客を設定し、付加価値をつけて競合と差別化をすることで、顧客に選んでもらうことが大切です。

★TVer ターゲット:無料で気軽に視聴したい人
3つの中で無料で見れるのはTVerだけです。TVerでは9/18以降の日本の予選3試合と決勝トーナメントの準々決勝、準決勝、決勝を放送するため、日本の試合をリアルタイムで見たい場合はTVerだけで十分です。(ただし3位決定戦は対象外のため準決勝で負けた場合はTVerでは見れない)

★J-sports ターゲット:スポーツ中継をライトに楽しみたい人
J-sportsはJ-comとスカパーが運営しているスポーツ専門の有料チャンネルです。全48試合のライブ配信に加えて見逃し配信も実施しています。休みの日にまとめて見たい人、日本以外の試合も含めてじっくり見たい人にはJ-sportsがおすすめです。
「全試合をフルで放映」や「見逃し配信」もあるので時間をかけて楽しみたい人や、みんなで盛り上がりたい人に向けたコンテンツであることがわかります。

★DAZN ターゲット:ラグビー以外も含めたスポーツ全般をがっつり見たい人
DAZNでは全試合のハイライトと日本戦の特別レビューに加えて過去大会を振り返るプレイバック動画が同時に配信されています。日本戦の要点を知りたい、過去大会を振り返ってラグビーに詳しくなりたい方におすすめです。
「各試合への解説レビュー」や「選手への過去大会の振り返りインタビュー」などポイントを絞ったオリジナルコンテンツを使っているため、盛り上がるところをまとめて見たい、話題について行きたい人を対象としているのではないでしょうか。

日本の試合日程

ちなみに現在の日本の戦績と今後の試合日程についてみてみましょう。
日本はこれまで3試合を戦い、2勝1敗という結果になっています。

予選リーグの日本の試合は残り1試合です。
10/8(日) 20:00 vs. アルゼンチン

決勝トーナメントに進むためには5チーム中上位2チームに入ることが必要です。
そのためには3勝は必須と言われているため、ラスト1戦も頑張ってもらいたいですね。

また、決勝トーナメントは以下の日程で行われます。
10月14日(土)・15日(日) 準々決勝
10月20日(金)・21日(土) 準決勝
10月28日(土)4時 3位決定戦
10月29日(日)4時 決勝戦

おわりに

同じラグビーワールドカップというイベントであってもターゲット顧客の違いによってコンテンツも様々な形になることがおわかりいただけたでしょうか。
みなさんも自社サービスを顧客の特性から再検討してみましょう。
しかし、いざ実施してみようとなると、どこから手を付けていいものか見当がつかないこともしばしば・・・

弊社ではそういった方々へ向けてマーケティング~セールス領域の無料診断をご用意しています。
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それでは、また次回の記事でお会いしましょう。


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