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悪口のさばるディスコミュニケーション

「人の振り見て我が振り直せ」という言葉を痛感した出来事が最近あった。
「こういう人とはディスコミュニケーションになってしまうんだなぁ。でも、自分にも当て嵌るところあるじゃん。治さなきゃ…!」と思えたのだ。

①悪口でウケると思うな!
"弄り"が面白いと思っていた時があった。(学生の頃)
人の持ち物や言動を茶化してみたり、ニュースをディスってみたり、道行く人の変なところを見つけては面白がってみたり…etc
「最低」の一言である。
でも当時は、「細かいところにまで気付き、ずばずば物申せる賢い自分」「気が強い自分の言葉を皆聞いてくれる」なんて、優越感にも似た感情を抱いていた。
そんな大したことないくせに、一丁前に人に対して難癖つけてお恥ずかしい。
それに、うんうんと言うことを聞いているように見える周りの人も、「この人と関わると悪く言われて面倒くさい」と遠慮して距離を取られているだけだというのに。
本当に賢い人は、自分を大きく見せない。それに、相手を慮ることができるから口を噤むんですよ。と教えてやりたい。
今の私は、 自虐に走ってしまっているので、それもそれでどうなんだろうとは思うが。

②会話があっちこっち飛んでいいのは5歳まで!
会話がしづらいなぁと思う人の特徴として、「思ったことを直ぐに口にしてしまう人」が挙げられると思う。
空気の読めなさと、率直すぎる物言いに辟易してしまうのだ。
しかし、私も、お付き合いしている人に対してそのような節があった。
目に付いた物について何でも言う女の子は、無邪気で可愛らしいと勘違いしていた。
真剣な話をしている最中に、敢えて「あ!向日葵が咲いてるよ!🌻*.゚」と言ってみるなどしていた。自分の言いたいことを自由気ままに言っていた。
5歳児か!知性の欠片もない!!とツッコミたい。
実際は、「何で全然関係ないことを言うんだ?」と相手を疲れさせていただろう。
「真剣に取り合ってくれないから、もうこの子に相談しないでおこう。」とさえ思われていたかもしれない。
当時の彼氏たちは、一つ一つ聞いてくれて優しかったんだなぁ。
そんな私も今は、何か気付いたことがあったとしても、その時にしている会話が一段落してから「そう言えばね…」と言及するようにしている。

ディスコミュニケーションにならないために「余計なことを言わない」ということを肝に銘じていきたい。

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