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シドニーのラジオの収録

先日始めたばかりの私のnoteをすぐに見つけてくれた方がいました

spotyfyシドニープラスのしゅうさんです。

ラジオのオファーをいただきまして、昨夜無事収録を終えました。

番組を進行してくれているアキさんとしゅうさんの二人の暖かい世界観に包まれながら、心地の良い時間を過ごさせてもらいました。
初めて顔を合わせ、いきなりお話ししたのにもかかわらず、自然に、気負わせるところなくゲストを迎え入れてくれるお二人は本当に素敵でした。

いまや、パソコン一つで世界はつながるんだなぁ・・・とアナログな私はかなりびっくりしたのも本当です。

収録の時、若いアキさんが『実は僕も7回も手術をして、3回も交通事故を経験してまして・・本も出しているんですよね』

と言われたので、ちょっとびっくりしながらも、収録後、すぐに彼の電子書籍を購入して読みました。

『職歴なしの30歳がオーストラリアで企業した話』

読みやすい文面で織りなされるこの本は、明るくて、あったかい雰囲気のアキさんの赤裸々な過去の話が書かれていました。

私は読んですぐに自分の中で、衝撃が走りました。

前半は幼いときから原因のわからない病気にかかったこと。

繰り返される手術、先が見えない不安を抱えて、苦しむ中、大切にしていた先輩の突然の『死』により変化した死生観の話などが描かれています。

後半は夢に目覚めた彼が目標に向かって、オーストラリアで起業するまでのひたむきな様子が詳しく書かれていました。

現在30歳の若い彼が『いつかなにかを成し遂げたら、書籍を出版してみたい。』ぼんやりと思いながらも、いつか何かを待つよりも『今、書こう』と思ったのだと。

…あまりにも弟の時と被る…

弟もはじめは『まだ奇跡を起こしたわけではないから、本はまだ書かない。何かを成し遂げてからでなくては、本にしても意味がない・・・』

そう言っていました。

何かを成し遂げたとき・・成し遂げなければ自分の人生は本にするほどの価値がないと思っていた弟。

日々のブログとして書き始め、それを電子書籍と紙の本にし生命あふるる日々

アキさんの本も弟の本も闘っている姿だったりチャレンジしたり、苦しんだり、笑ったり、全てに価値はあるんですよね。

今を必死で生きている・・そのことだけで感動し、心が揺さぶられます。

あきさんの本の中のメッセージ『だいじょうぶ、なんとかなる』その言葉は、多くの方の心の支えになると思いました。

彼はまだまだ続きの人生を書き綴ることでしょう。その続きもとても楽しみです。

弟の生き様やチャレンジを伝えていきたいと思っている私ですが、体験した本人でなくては決してわからない苦しみがあります。

決して私などには、理解ができるわけもありません。ただ、そばで支えてきたチームの一員であったことだけは確かです。それが私の経験です。

私が発信することにより、『大丈夫!なんとかなるよ!』そう言って誰かの心に寄り添いたいと思うのでした


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