見出し画像

#117 メモ 雑記

 VOLOJZA(ボロジャザ)という名前でラップをしたり、ビートを作ったり、アートワークをやったり、映像やったりしています。諸々メモがわりに書いて行こうと思います。


NHKでやっていたサカナクションの山口一郎さんのうつ病のドキュメンタリーを観た。

やりたくなくてもやれてしまう、やりたくなくてもやればうまくいくだろうをやった結果うまくいってよかったがしかし本当にそうなのか? 感情のアップダウンの煩悶の中、糸が切れてしまった山口さん。私はうつ病ではないが共感するものが大いにあった。

私はHIPHOPというジャンルに対外的には属してやっている。そこにはもちろん人によると思うがマチズモ的なカッコよさの憧れがあるわけで時にそれが自分や他人の弱さを受け入れられず最悪の事態になってしまう事もある。強いHIPHOPに憧れたけど、自分は強くない、でも弱さも見せられない。

HIPHOPをやる事はある意味、憧れきるという部分もある気がする。(個人的には懐疑的で憧れきれていない。)どこまでいってもリアルにはなれないが美学みたいなのがないといえばそうではない。フェイクだ、文化の盗用と言われればどこまで気をつけても逃れられないだろう。しかし、自分という個の話になればどこまでもリアルだ。私は見た。聴いた。あくまで他人が見たわけでも聴いたわけでもないのだから。しかし後ろめたさや仄暗さはつきまとってしかるべきだし、知り続けなければならない。

しかし私のような無名の1ラッパーはそんな事より売れて社会的影響のある存在にならなければこんな話どうでもいいような気がする。誰だよって話。

NBAにドレイモンド・グリーンという選手がいて試合中、エキサイトしすぎて度が過ぎた反則行為に及んでしまうことがある。彼はやり返さなきゃ男じゃない、という旨のような事を度々言う。もし彼のような人が日本に多いなら戦後はとっくに終わっていただろう。

人は分かち与え合うものでもあり、争い奪い合うものでもあると思うので都度自分の気持ちの揺らぎを各々観察していくのがとても大切な気がする。客観的になって落ち着いてみるというか。

Temsめちゃめちゃいい…。

 Cavalierのアルバムとても良い。おすすめです。

あと 遠野遥 - 破局 読みました面白かったです

読んでいただきありがとうございました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?