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#85 読んでいる本の感想(途中)〜 フロム・ヘル 〜

ウォッチメンとかダークナイトの元ネタのキリング・ジョークとかで一時期アラン・ムーア ブームみたいなのが宇多丸さんのラジオ発信で何年か前にあったと思うんですがその時以来、久しぶりにフロム・ヘルを読み返し始めた。アメコミの原作が多いのですがこれはモノクロで正直見づらい。でもこの血みどろで陰惨な空気の話にはあっている気がする。

切り裂きジャックを背景に神話やらフリーメイソンやら色々な引用と意味、次元のレイヤーが凄まじくてめちゃめちゃ疲れるけど面白い。ジョン・メリックことエレファントマンも出てくる。前読んだ時、多分、2割もわからなかったけど今は4割ぐらいわかる気がする。気がするだけかもしれないが
今は1人目が殺された所。
ヤーブルオン!!

ガル博士は出会った

映画はめちゃくちゃ面白くなかった気がする。というより映画にめちゃめちゃ向いてない話な気がする。膨大な知識の重層でとにかくセリフがめちゃめちゃ多いので映像にすると冗長に感じてしまうだろうけど端折ってしまうとこの重厚なレイヤー感は出せないという。というよりインテリの狂人の長い話をひたすら聞かされている地獄を味わうのが醍醐味というか…。アラン・ムーア自身が陰謀論者っぽいし、真に受けすぎるとおかしくなりそう。

とにかく情報量という意味ではトップクラスのコミックだなと改めて…。

 最近めっちゃ聴いてる。お亡くなりになるまで全く聴いてこなかったのを後悔…。

見えない物を見ようとする誤解 全て誤解!

まさにフロム・ヘルを読んだあとこの言葉で正気に戻りたいと思う。

しかしDie,No Ties,Flyの次回のシングルは見えないものについての曲なのであった。

読んでいただきありがとうございました。

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