Sachi_サチ降ル。

『サチ降ル。』で歌っている人です。愛に飢えています。音源はこちらから→https://…

Sachi_サチ降ル。

『サチ降ル。』で歌っている人です。愛に飢えています。音源はこちらから→https://linkco.re/XZCvQRBB?lang=ja

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少女の「死にたい」にいいねは押せない

4:44 A.M 今日も少女は呟く。 それは音のない叫び。 「死にたい…」「もう死ぬしかない」 「早く楽になりたい」「消えたい…」 そんな叫びに 次々といいねがついていく。 私は彼女に共鳴する。 どうにか掬ってあげたい。 名前も顔も知らないけれど。 彼女は何かを強く求め叫んでいる。 それが何かはわからない。 私のいいねひとつで あの子は死んでしまうかもしれない。 それが彼女の希望かもしれないが… 私のいいねひとつで あの子は生き続けるかもしれない。 それが彼女の

    • 家路

      感情に振り回されて 今日も疲れて。 疲れているけれど 電車では眠れなくて。 最寄りの駅の階段が 天国への階段だったらいいな… なんて思ったりして。 やっとの思いで 電車を降りて。 改札を出たら 見上げた空に 月が輝いていたりして。 1秒前まで死にたかったのに 1秒後には人生が鮮やかに見えて。 何も変わらない世界で 何かが変わった気がして。 そんなことを考えていたら 家路に着いて。 またぼんやり何か綴ったりして。

      • 夢の中で生きている

        夢の中で生きている。 ずっと宙に浮いているような。 輪郭のない そんな美しくも恐ろしい夢。 少しでも気を緩めれば 飲み込まれてしまいそうだ。 ''理想''と言い換えてもいいかもしれない。 理想の中で生きている。 音楽もそう。生き方もそう。 いつも どこか夢見がちな自分がいて その自分に背を向けることはできない。 厄介だけれど ずっとそうやって生きてきた。 今までもこれからも そういう人生なのだろう。 とはいえ ふと現実に引き戻される瞬間もある。 そんな時、

        • 憂鬱は一瞬で吹き飛んだ

          音楽や文筆をやっていると かなりしんどい時がある。 産みの苦しみというやつだろうか。 才能のなさに落胆する時もある。 元は自分がやりたくて始めた事なのに… 作品が世に出るまでは それが特に苦しかった。 誰に評価されることもなく ただ家で制作を続ける日々。 お金を稼げるわけでもないし 趣味でも仕事でもない そんな感覚。 それが今年ようやく形になった。 サチ降ル。を始めて やっとSachiが産まれた。 産まれるまでは お腹の中で胎教として ヴィジュアル系ばかり 聴

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        少女の「死にたい」にいいねは押せない

          五月病

          気づけば五月。 やけに情緒が乱れる。 死にたい分だけ生きたくなるし 愛した分だけ傷ついている。 近頃はベッドから起き上がれないし 何より食事という行為が苦手になった。 空腹がいいんだ。 お腹が満たされる感覚が気持ち悪い。 どうせ眠れないからと 深夜にコーヒーを飲んでみる。 ちなみにコーヒーはアイスで。 もう夏がすぐそこまで来ているんだ。 嗚呼、憂鬱だ。 久しぶりに好きな映画を見返した。 売れない役者とそれを支える彼女の話。 主人公と自分を重ね合わせてしまう。

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          noteを始めて早一ヶ月。 こんなテーマで 初の有料記事を書いてみたいと思います。 よかったらお付き合いください。

          有料
          100

          a cappella

          私の声だけ聴いてよ。 伴奏は要らないから。 私の声だけ聴いてよ。 耳を澄ましてさ。 私の声だけ聴いてよ。 ねえ、他に何も要らないでしょ…

          鳥が鳴いているよ

          いつもより少し早く起きて カーテンを開ける。 まだ外は静かで仄暗い。 このまま散歩でもしたら きっと気持ちがいいんだろうな。 でも、今日はやめておく。 幸か不幸か いつもと変わらない朝がまた訪れた。 トーストを焼いて 珈琲を淹れる。 嗚呼、鳥が鳴いているよ。

          鳥が鳴いているよ

          2024.04.21

          今日はずっと考えてたんだ。 もう死のうかなって。 だから ご飯も食べなくていいやって 思ってたんだけどさ。 さすがに夜になったら 空腹に耐えられなくて。 それでTKGを食べたのね。 これが衝撃的な美味しさでさ。 死ねなくなっちゃったんだ。 だから明日も生きてみる。 またね。

          私が心を殺せば…

          自分の心を押し殺せばいいんだ 周りがそれで幸せなら… そう気付かされた瞬間から 私の人生は壊れ始めた。 それも音を立てずに。 痛みは感じなかった。 心は間違いなく傷んでいるのに。 日に日に心は死んでいった。 もう何も考えられないくらいに。 今日はこの辺で… またどこかで話します…

          私が心を殺せば…

          薄れゆく意識の中で

          いつものように 眠剤を水で流し込み 灯を消してベッドに入る。 枕がボクを待っていたみたいだ。 あとは眠るだけなのに… やっぱり夜を明かしたいよ。 薄れゆく意識の中で キミと踊りたいな。 ロングコートを翻したら きっと空だって飛べるよ。 綺麗な月を眺めながら ボクのエゴを抱きしめてよ。 愛の続きは夢の中でいいからさ…

          薄れゆく意識の中で

          3月の終わりに

          「季節は巡り廻るから 時は足を止めてくれなくて…」 今すぐにでも駆け出して行きたい。 別れも出逢いもない春だから。 まだ見ぬ景色が見たい。 この世界の美しさを知っているから。 そんな想いとは裏腹に 希死念慮が悪戯に笑う。 この世界はなんて残酷なのだろう。 焦燥の微風が心を靡かせ 消えない鈍痛が身体を蝕む。 嗚呼、次の春にキミは何処にいるの… #詩 #V系 #ヴィジュアル系 #エッセイ

          3月の終わりに