ヴィドール シャットダウン

ヴィドール シャットダウン

ああ、俺はついにこの楽曲の記事を書いてしまうのか。

(前にどこかに書いていたかもしれない。)

ここに書かれている歌詞のようなケースを幾星霜を超えてネットの世界で見て来ました。

ネットを語る上で外せない黒歴史、闇の部分を見事に描いた楽曲。

パンドラの箱と言うべきか、仮想空間の現実に切り込んだ傑作と言うべきか。

ヴィドールだからこその歪な異形感満載でお届けしてくれます。

イントロからして不安定な心象風景を現すような音からカッコイイ演奏へと移り変わる。

チュウニビョウ、希死念慮、自殺願望、扇動。

自己完結ならまだしも他人を巻き込んだら立派な脅迫、殺人教唆、犯罪になりますぞ。

平和な時代ほど自殺者が多くなると言う皮肉な現実があるけれど。

この楽曲の世界観はそこに直結しない承認欲求の過激派が描かれています。

今でも繰り返される人の心を傷付ける劇空間。

お見事と言わざるを得ません。

人の心の醜い部分の教科書のようです。

ありがとうございます!