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南カリフォルニア方面から日本に帰国する人向けのまとめ

※ 2021年11月16日現在の情報です

米国から日本に入国する手順

三日間への自主隔離「短縮」という発表を受けて、日本の厳格な入国管理もそろそろ終わりかな、と思っていましたがどうやらそうでもなく、まだ当分日本人帰国者に関しても二週間隔離が続くようなので、日本に一時帰国しようとしている同じような状況にある人たちに向けたメモです。

飛行機の選択

LAX発の場合、LAX-NRTよりLAX-HNDの方が更に空いている傾向があるようです。恐らく東京を経由地とする乗り継ぎの外国人の影響だと思われますが、確実ではないのであくまで参考程度に。

ただしNH105に関しては、とにかく到着が朝早いので、まず間違いなく一番に検疫のプロセスに入れるため、最短だと着陸から税関を出るまで一時間弱で行けるケースもあります。

日本向けの書類の準備

PCR検査の結果
この書類に関しては、ほぼ間違い探しゲームのようなことになっているので、そういうストレスから解放されるためには、最初から日本の入国書類対応を謳っている検査所を利用すると楽です。サンディエゴに住んでいる方ならば、こちらがおすすめ。日本向けのパッケージがあらかじめ選択できるようになっています。パスポート番号の確認だけは慎重に。

他にも各地にありますが、以下はあくまで参考程度に。実際にテストを受けた方の話を聞くのが確実でしょう。

紙の誓約書
これは以下の質問表とは別途必要になりますが、ANAは機内で配ってくれましたので印刷の必要なないです。電話番号を書く欄もありますが、通じれば米国のローミング対応の携帯電話番号(Google Fiなど)でも問題ないです。

CDCのワクチン接種記録カードのコピー(optional)
10日目に再検査を受けて隔離期間を三日ほど短縮する場合、ワクチン接種記録のコピーが必要です。私はスマホで撮った画像をそのままレターサイズの紙に拡大印刷して渡しましたが、特に問題はありませんでした。

QRコードの生成

質問に答えて、その情報がエンコードされたQRコードを生成します。飛行機から降りてまずこれをチェックされますので、必ず着陸前に済ませておきましょう。オフライン動作するようになっています。

https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_00251.html

アプリのインストール

以下のものは日本の回線がないとそもそもアクティベートすらできないので、出発前にインストールだけ。必ず以下のQRコードからカスタマイズされたバージョンのアプリをインストールしましょう(SOSは同名の一般向けが別にあるようなので注意)

一人一人流れ作業でアプリの動作確認が行われますが、その際、空港のpublicなものにつながらなくても別途確実につながるWifi回線が貸与されるので(モバイルホットスポット)そこは心配する必要はないです。

抗原検査

結果が出るまで30分ほどの待ち時間があると思います。モニターの数字を見るのをお忘れなく。

ハイヤー

以下の会社は羽田から都内だと15,000円で一台貸し切りになります。大型の車両なので、7人くらいまでは同じ料金で行けるはずです。時間にも正確というか、二回利用したうち2回とも大幅に早い時間に来てもらえて助かりました。あらかじめ伝えておけば、クレジットカードも可能です。

隔離用ホテル

「自己隔離用パック」のようなものも売り出している会社もありますが、若干割高かな、と思う値付けなので、普通のホテルでも問題ないです。一応各ホテルに問い合わせた方が良いですが、大手はほぼ問題なく自己隔離目的でも受け入れてもらえるかと思います。私はこのチェーンを利用しました

なお、隔離期間の短縮を考えている方は、後述の検査所の徒歩範囲に滞在する、という方法もあります。

隔離中

残念ながら、一般人が三日間の隔離で済む方法は現状存在しないので、到着の翌日から10日間、居場所をアプリで監視されます。例外的な1日目を除くと、位置情報の送信ボタンを押す、ロボコールによるビデオ撮影とGPSでの位置送信、位置情報の送信という、3回の確認が通常のパターンのようです。

アプリに通知が来るのは原則9AM-6PMのようです。それ以前、以降に確認が来たことはありません。気になる人はその前後に食品の買い出しなどの用を済ませると良いでしょう。

9日目に、ワクチン接種証明を出していた人は「明日以降に検査を受ければ短縮可能だよ」という通知が出ますので、短縮したい人は次のセクションのようにします。

隔離短縮用PCR検査

十日目に自費で検査を受けると、11日目から隔離が解除される可能性があります。以下から場所を検索できます。

https://www.c19.mhlw.go.jp/search/

SOSアプリのセッティングメニューから書類を提出するためのメニューが出てきますので、そこに検査結果が書かれたメールのスクリーンショットをとってアップロードして、その次の画面に出てくる質問に答えれば完了です。運が良ければ提出後数十分で隔離解除です(アプリに通知が出ます)

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自費検査なので、2000-30000円と価格差が凄まじいです。私は最安値のものを利用しましたが、問題なく解除に使えました。walk-inではなく、あらかじめ予約が必要なので、その点だけはご注意を。検査結果はほぼ一行だけのメールで送られてきますので、それのスクリーンショットを撮って、アプリからアップロードします。

まとめ

残念ながら日本ではゼロリスクを求める声は多く、ワクチン接種の有無に関わらず厳しい入国管理は当面維持されるでしょう。あえて今帰る選択をした方の参考になれば。この監視さえ終わればあとは自由なので。米国よりずっと感染者も少ないですし、ワクチン接種率も高い上、皆さんマスクされているので必要以上に心配することはないと思います。基本に忠実に、大規模宴会などはせず、マスクして手を洗いつつ日本を楽しみましょう。

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