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【就活生必見!】製本版・PDF版ポートフォリオの違い

オンライン就活が日常と化した現在、ポートフォリオは冊子版とPDF版・WEBサイトと、複数の媒体で制作することも当たり前になってきました。

初めてポートフォリオ を作る方はここである疑問が思い浮かぶかもしれません

「冊子版とPDF版のレイアウトは同じで良いのか?」


結論:レイアウトは変えるべき。



冊子版とPDF版の違い

冊子版とPDF版では、見る側の状況・行動が大きく異なります。

冊子版:手にとってめくりながら見る。距離が近い。
PDF版:デスクトップで見る、またはスクリーンに映して数人で見る。距離が遠め。

このような場面に応じてPDF版は見開き1ページである程度の情報が完結しなければいけません。(プレゼン資料に似た構成がオススメ)


視線誘導のはなし

ポートフォリオのレイアウトのコツとして外せないのが視線誘導!
人間は基本的に左上から右下へと視線が動き(グーテンベルク・ダイヤグラム)、それに基づいたレイアウトが最も見やすいとされています。そしてオススメのレイアウト方法がこちら。


冊子版:Z型 N型(逆N型)
PDF版:F型 

冊子版:Z型 N型

雑誌、書籍で一般的に使われる視線誘導の型がこの2つ。冊子版は単ページではZ型、全体の流れとしてN型を意識していった。(正確には逆N型)

左ページにメインビジュアルと説明文、右ページに別ショットや展開例を入れていった。


PDF版:F型 

WebサイトSNSで使われるのがこちら。左から右へ視線を動かしつつ、下に流れていくのが特徴。流し見するスピードも速く、PDF版ではこれを考えながらレイアウトをしていくことが重要。

メインビジュアル・説明文を見開き1ページに引きのばし、別ショット・展開例などは2ページ目以降に移動。パッと見た瞬間、情報が1ページに完結するようにした。デスクトップでスクロールしていく動きに対してストレスフリーな構成になっっている。


まとめ

デザイナーは相手のことを考え、状況に対して最適化する能力が求められています。相手の為にも、自分のスキルアップの為にも、少し手間を加えることが大切です!

本記事がお役に立てれば幸いです!


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