【EDH】統率者「赤きマグヌス」って何者?
(初投稿記事でも触れた通り、どこかの誰かに研究を引き継いでもらいたいが為の構築紹介となるので「100枚解説!」とまではいかないものの、多分それなりに細々と書くと思います。)
突然ですが皆さんはファッティは好きですか?
私は大っ嫌いです!!!!!
そもそもがこのゲームのタイトルはなんですか?
「マジック:ザ•ギャザリング」…
そう、さまざまな魔法を駆使し戦略を立て、撃ち合い、勝利する。
もちろん大小さまざまな魔法生物を召喚するのにも魔法を使う。それはそう。
だがやはりスペルの撃ち合いをしてこそではないか?
巨大生物をぶつけて肉で押しつぶす。本当にそれでいいのか???
本当にそれは「マジック」なのか?????
否、ぶつけるのは巨大な肉ではない!巨大なスペルだ!!
※個人の思想は押し付ける物ではありません。
挨拶はこの程度でいいだろう。
統率者の紹介だ
ウォーハンマー40,000で登場したイゼットカラーの伝説のデーモン。
ざっくり説明すると
5マナの4/5フライヤー
自分がコントロールするクリーチャートークンの数だけインスタント・ソーサリーのコストを①軽減
プレイヤーに戦闘ダメージを与えるたびに赤の3/3落とし子トークン(エルドラージ・落とし子ではない)を1体生成
と言った性能。
トークンを展開し、コスト軽減能力を使って重たいスペルを唱えよう!ということですね。
マナコストにXを含むスペルもマナコストの支払い前にXの値を指定し、その後マナコストの軽減が適用されるので相性良しです。
この軽減能力、インスタントやソーサリーを唱える際の追加コストや代替コストにも適用されます。
なので
バイバックコストやキッカーコストを軽減したり
超過で唱える際のコストを軽減したり
《アメジストの棘》のようなスペルを唱える際に追加のマナを要求する能力も追加分まで含めて軽減したり
といった使い方もできます。
ただし、《リスティックの研究》や護法のような能力は呪文のマナコストを追加するものではないので軽減できません。
また、このコスト軽減能力はクリーチャートークンの数を参照するのでマグヌス自身でトークンを作り出す必要はありません。あの手この手でトークンを並べましょう。
…とはいえ、本体がフライヤーでサイズもなかなかなので攻撃が通しやすく、出てくるトークンのサイズも3/3とそこそこデカいので殴って伸ばしていくのも全然アリです。
ここまで読んでお気づきの方も居らっしゃると思いますが、カラー的にも《イズマグナスのミジックス》の互換みたいな統率者です。
比較すると
《ミジックス》より1マナ重い代わりにサイズが大きく飛行持ち
《ミジックス》はまず《ミジックス》自身を戦場に出した上でスペルを唱えないと経験カウンターが溜まらないが《マグヌス》は戦場のクリーチャートークンの数を参照するので、トークンをある程度展開した上でのキャストが可能。
代わりに《マグヌス》はリセットに少々弱く、《ミジックス》は経験カウンターで管理するため除去を食らってもカウントがリセットされず立て直しは比較的効きやすい
《ミジックス》はその性質上軽減コストは基本的に1スペルにつき①ずつしか増えていかず頭打ちがあるが《マグヌス》はトークンの伸び方次第で軽減コストは青天井
と言ったところでしょうか。
軽量スペルを連打し、バイバックコンボを決めることに主眼を置くのであれば《ミジックス》の方がおそらく使いやすくて向いてると思いますので《マグヌス》を統率者として据えるならその辺の差別化は図っていきたいですね
統率者の説明(と戯言)だけでちょっと長くなったので、次回は本格的なデッキ解説に入ります。
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