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No.12 NIDEKシステム検眼機器を使った両眼視機能検査 【単眼球面調整/調節を介入させない雲霧法のテクニック】
■若年層に多い調節緊張の検眼手法 No.10、No.11の記事で乱視軸と乱視度数の測定が終われば単眼の球面調整に入ります。 球面調整は、一般的には「レッド・グリーンテスト」で行うのが一般的ですが、ここでは「ひらがな視表」を使って球面調整をおこなうことをお勧めしてます。 レッド・グリーンテストは、色の違いの判別がつきやすく完全矯正値が比較的簡単に求めやすい感じがしますが、” 調節緊張の眼 "の被検者は、レッドグリーンが度数を変化させても安定しません。 【*調節緊張の眼とは、長
有料200No.11 NIDEKシステム検眼機器を使った両眼視機能検査 【乱視検査/引出し➁放射視線チャート➂4つの各経線を確認しよう】
通常の乱視検査は、クロスシリンダーを使って、乱視軸と乱視度数を測定します。前回の記事「NO.10 引出し① クロスシリンダーを使った乱視検査」を参考にして下さい。 今回の記事は、「乱視が有りそう無さそう?」と有り無しが微妙な顧客やクロスシリンダーの判断ができない人向けに対応する検査手法です。 【乱視検査手法 引出し➁】 2、放射線による乱視検査/(乱視軸の大まかな確認及びクロスシリンダー検査ができない場合の検査方法) 目的:乱視度数・軸の確認 使用チャート:放射線
有料200No.10 NIDEKシステム検眼機器を使った両眼視機能検査 【自覚検査/乱視検査 引出し①クロスシリンダー】
【3】自覚検査自覚屈折検査とは、被検者にいろいろなレンズを装用し、その際の視標の見え具合を尋ねながら屈折異常を測定する検査方法です。 この検査は、いろいろなレンズを装用した際の見え具合の違いを判断する検者の能力にかかっています。 例えば、被検者の知性、理解力、経験、疲れ、誤差を識別する能力など屈折異常と関係ない要素が自覚的な判断の正確さを損なうことが少なくありません。 よって、被検者に適した方法で安心感を与えることにより信頼が得られ検査も順調に進めることができます。 ま
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