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どのジェンダーにも当たり前の幸せを

昨日、世界的に大きな一歩を感じたニュース。

同性婚を認めないのは違憲として、札幌地裁で判決が出ました。これは日本で初めての判決で、ニュースを聞いた時は耳を疑いました。夫婦別姓を認めないなど日本は、世界的に遅れをとっている印象が強かったからです。

ジェンダー指数後進国である日本にとっては非常に大きな一歩で、個人的にすごく嬉しい気持ちになりました。

同性婚が認められないことの具体的な例は、『パートナーが急病でも家族ではないから面会ができない』、『家族ではないから相続ができない』などだです。

異性愛者では当然のように存在する権利を受けられないのは、法の下での平等に反していて、やはり差別だと思います。同性パートナーであっても社会的な保証は同じように受ける権利があるはずだと思うのです。

人を好きになり、望む相手と結婚し家族として共に人生を歩むことがなぜ出来ないのか理解に苦しんでこられた人たちがどれほどいるのだろう、逆の立場になって考えると胸が痛いです。そして自分がLGBTに該当しない人でも、認めるべきだと考える人の割合は年々増加していて時代は確実に変わってきているように感じます。

この判決が出るまでに、2年もの時間を要したそうです。過去、前例もなく勝てる見込みが低い中で裁判に挑んだ原告の方々、支援者の方々の勇気を讃えたい気持ちです。

まだまだやっとスタートラインに立ったくらいなのだとは思うが、とはいえ日本にとっては大きな大きな一歩。全ての人が望む相手と自由に結婚できる、どのジェンダーにとっても平等な社会になって欲しいなと心から思っています。

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