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Vision Pro、日本などの従業員に「販売研修」スタート ブルームバーグ報道

Apple Vision Proの国際展開について、Bloombergのマーク・ガーマン記者が13日、「日本などでの発売に向け、Appleが準備を進めている」と伝えました。

日本などのApple Store従業員を、米クパチーノの本社に呼び、Vision Proの販売研修を始めたとのこと。記事は、日本語でも早速配信されています。

内容を要約すると

▼Appleがここ数日、ドイツ、フランス、オーストラリア、日本、韓国、シンガポール、中国の店舗から数百人を集め、米国本社で販売トレーニングを始めた。海外市場の中でもこれらの国々で先行して発売されることを示唆している。

▼国際展開は、6月初旬の世界開発者会議(WWDC)後になる見通し

▼中国と日本が、消費者のバーチャルリアリティへの関心が高い、有望な地域とみられている

日本が、Vision Proへの関心が高い地域と書かれていることも目を引きます。

こうした本社での販売トレーニングは、米国発売の際も1月に実施されたと報じられています。米国発売(2月2日)の前月という、かなり市場投入が近づいたタイミングでの開催でした。

マーク・ガーマン記者は、今月12日に配信されたニュースレターで

AppleはおそらくVision Proを、次に中国で発売し、他の国々は後になるだろう(このニュースが出るのはWWDC後になると予想される)

とも書いているのですが、この「次は中国で、他の国々はあと」という情報は、今回の記事には盛り込まれていませんでした。このあたりの観測についても気になるところです。

いずれにしても、実際に販売研修まで行われているのであれば、各国での販売は近づいているのでしょう。Bloombergの報道を受け、6月初旬のWWDCで国際展開がアナウンスされるのではないかとの観測も出てきています。


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