パルワールドをこぞってプレイするVtuber達と静観するにじさんじ。

パルワールドとは、今超話題のポケモンチックなキャラクターとARKチックなゲームシステムを組み合わせたゲームです。

ホロライブ、ぶいすぽっ!などに所属する大手Vがみなプレイするなか、にじさんじのライバーはなぜか配信していません。

誰も配信していないので、個々人の判断というわけではないでしょう。つまり事務所側の判断です。

なぜにじさんじはパルワールドの配信をさせないのでしょうか。

それはパルワールドがポケモンのパクリゲーと言われているからです。

ゲームが炎上した際のリスクや、株ポケ側からの視線を意識してのことかと思います。

(そう考えると、同じ大手事務所であるホロライブのタレントが先行プレイしたりガンガンに配信が出来るのは、ポケモンの配信許諾期間が終わっているのでリスクが少ないというのがあるかもしれません。)

今後どうなるかわかりませんが、今のところの経過としてはにじさんじの対応は失敗していると思います。

まずパルワールドが爆売れしていることと、ゲーム自体の出来が良く好評なことで、パルワールドは社会現象レベルの流行り方をしています。

もちろんポケモンのパクリじゃないかという批判も多くありますが、ゲームプレイや配信を楽しんでいる人の方が圧倒的に多いという現状は変わらないでしょう。

むしろ今は潮目が変わっていて、パルワールドを批判した人を批判するターンになっています。(これを交互に繰り返すのがTwitterの常)

大勢が覆るのは株ポケ側から訴えられたときか、パルワールドの運営が盛大にやらかしたときです。

訴訟リスクを考えて作られているので前者は無いとは思いますが、後者は結構あり得る展開だと思っていて、

例えばデザイナーがポケモンを学習させた生成AIを使って作ったと取られる発言をしてしまうなどがありそうです。

ともかく現状ではパルワールドはおおむね面白いパロディゲーとして受け入れられています。

有名ポケモン実況者のもこうさんや、元ポケモン世界王者のビエラさんなんかが実況動画を上げていて、視聴者に受け入れられているということは、

ポケモンファンも基本は面白がって見ているということの1つの証拠だと思います。

大衆に受け入れられている以上、スタートダッシュを決められず、今後の参入も難しくなってしまったにじさんじの判断は現時点では失敗と言えるでしょう。

結果論的な話を抜きにしても、私個人にじさんじの判断は良くなかったと思っています。

というのも、先行プレイをし、パルワールドを大々的に広めた一端を担ったのがホロライブであるためです。

仮にパルワールドがパクリゲーだとなって炎上したとしても、にじさんじ側はただブームに乗っただけの存在であり、飛び火して炎上するとしたらホロライブの方でしょう。

にじさんじ側としてはローリスクで流行に乗れるチャンスであり、運営側の判断でそれを逃してしまったという風に私は捉えています。

今回の話とは少し違いますが、にじさんじとゲームの流行に関して以前記事にしたので良ければチェックしてください。

ここまで読んでいただきありがとうございました。






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