バーチャルさんをみている

Vtuberを始点として、バーチャルな界隈を研究・考察します。

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記事一覧

Vtuberの卒業と契約解除、にじさんじとホロライブの違い。

にじさんじENのセレン龍月の契約解除が発表され、波紋を呼んでいる最中です。その内容に深く触れることはしませんが、気になった反応があったので取り上げたいと思います。…

パルワールドをこぞってプレイするVtuber達と静観するにじさんじ。

パルワールドとは、今超話題のポケモンチックなキャラクターとARKチックなゲームシステムを組み合わせたゲームです。 ホロライブ、ぶいすぽっ!などに所属する大手Vがみな…

世の中には2種類のホロメンが居る!兎田ぺこらと湊あくあ、内気な二人の違いは?

ホロメンを分析するにあたってよくあるのが、性格による分類ですが、これには問題があります。 性格というのは私たちから見えない部分が多いので正確な分類が難しく、また…

ReGLOSSが生まれた理由と現状の分析。目指すはユニット単独ライブ!

ReGLOSSは、歌やダンスでの成長というテーマで、hololive DEV_ISという新しいグループからデビューしたタレントグループです。 hololive DEV_ISというのは、従来のVtuber…

ミオしゃの占いはなぜ当たる?ぺこらの運が大暴走した2023年

ゆびをふる大会で優勝、ナンジャモ2枚抜きなど年始から凄まじい豪運を見せつけた兎田ぺこら。 BGM(ビッグゴッドみぉーん)こと大神ミオはこの大暴走を予言していました。 …

世界一の配信者、兎田ぺこら。ぺこみこからぺこマリへ移った理由

世界一おめでとうございます!!!! 兎田ぺこらは常に視聴者をどう楽しませようかと考えている生粋のエンターテイナーで、根っからの配信者です。 配信中笑顔と元気を絶…

おしおママの27億スタジオ破壊発言。絵師とVtuberの危うい関係

おしおしお、通称おしおママとは、天音かなた(ホロライブ)や空星きらめ(にじさんじ)のデザインを手掛けた絵師です。 彼女がなぜこんなにもキレているかというと、ホロライ…

Vtuberと縦型配信の相性、桃鈴ねねは実に戦略的だ

今回は最近定着しつつある縦型配信について語っていきます。 一応YouTubeで3桁万円の収益を上げているのでちょっとは詳しいほうかと思います。 Vtuberと縦型配信の相性ま…

shortバズ?APEX?エルフのえるの真の魅力とは。

エルフのえるについてはこの前書いた記事で触れたのですが、 彼女の活動者としての魅力には触れていなかったので今回記事にしようと思います。 デビュー当時の彼女の印象…

格差が広がるにじさんじ、箱で推されるホロライブ。

恣意性の無いように昨日のランキングを持ってきました。全体を閲覧できる見やすいサイトがあれば教えて下さい。 まず上の方を見ると、1位に葛葉、5位と7位に叶ということ…

Vtuberがテレビ番組に出られない理由。スターになれるのは、あの人しかいない!

以前こんな記事を書きました。 Vtuberがこれから来るぞってな感じで勢いに任せて書いたわけなんですが、そのせいで他文化を貶めるような雰囲気の記事になってしまった気が…

紫咲シオンというVtuber。きまぐれ魔法使いが世界を魅了する

魔女っ娘のほうが正しかったかもしれない。語感的にこっちにしちゃいました。 前回わりと不穏なトピックを取り扱ってしまったのでバランスを取る意味で平和な話題を扱おう…

Vtuberとコラボすると炎上するのは、○○だから。

ユーザーがVtuberのことを下に見ているからです。以上 ここからはダラダラと説明するだけなので、 一文で納得した方はお帰りください。 いまいち飲み込めない方はちょっと…

FNS歌謡祭で測る宝鐘マリンの"戦闘力"

マリン船長、FNS歌謡祭出演、おめでとうございます! これによってVtuberの認知が大きく広がるといいなぁなんて思ってます。 ということでFNS歌謡祭を完全に船長目当てで…

「流行らない」にじさんじ。救世主はあのエルフ

本名の長い人です(ネタバレ) 数と歴史で勝るにじさんじが、どうしてホロライブに遅れを取っているのか。 これに関しては賛否両論ありつつも、めちゃくちゃ詳しい方がいま…

Vtuberが取って代わる、アイドル声優という職業

アイドル声優という言葉が少し話題になっていたので、ちょっと考えてみようと思う。 アイドル声優という言葉の典型的な例は、ラブライブだと思う。 圧倒的な人気を誇った…

Vtuberの卒業と契約解除、にじさんじとホロライブの違い。

にじさんじENのセレン龍月の契約解除が発表され、波紋を呼んでいる最中です。その内容に深く触れることはしませんが、気になった反応があったので取り上げたいと思います。

にじさんじENから抜けた6人の内半数が契約解除なのヤバいという旨の内容でした。これに関して私は、何がヤバいんだろうかと疑問を持ちました。

一般に、卒業は良いことで、契約解除は悪いこと、という認識があります。まあ言葉のニュアンス的には

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パルワールドをこぞってプレイするVtuber達と静観するにじさんじ。

パルワールドとは、今超話題のポケモンチックなキャラクターとARKチックなゲームシステムを組み合わせたゲームです。

ホロライブ、ぶいすぽっ!などに所属する大手Vがみなプレイするなか、にじさんじのライバーはなぜか配信していません。

誰も配信していないので、個々人の判断というわけではないでしょう。つまり事務所側の判断です。

なぜにじさんじはパルワールドの配信をさせないのでしょうか。

それはパルワ

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世の中には2種類のホロメンが居る!兎田ぺこらと湊あくあ、内気な二人の違いは?

ホロメンを分析するにあたってよくあるのが、性格による分類ですが、これには問題があります。

性格というのは私たちから見えない部分が多いので正確な分類が難しく、また仮に陰と陽で分けると兎田ぺこらと湊あくあが同じグループになってしまいます。

私は兎田ぺこらと湊あくあは活動内容も活動方針も大きく違うと思っているので、直感に反するところです。

以前こんな記事を書きました。世界を魅了するどころか休止に入

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ReGLOSSが生まれた理由と現状の分析。目指すはユニット単独ライブ!

ReGLOSSは、歌やダンスでの成長というテーマで、hololive DEV_ISという新しいグループからデビューしたタレントグループです。

hololive DEV_ISというのは、従来のVtuber活動に加え、何か1つの内容に対しての挑戦をユニット単位で行い、共に成長していくことをテーマにしたグループです。

そして最初にデビューしたのが「歌とダンスの成長」をテーマにしたReGLOSSという

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ミオしゃの占いはなぜ当たる?ぺこらの運が大暴走した2023年

ゆびをふる大会で優勝、ナンジャモ2枚抜きなど年始から凄まじい豪運を見せつけた兎田ぺこら。

BGM(ビッグゴッドみぉーん)こと大神ミオはこの大暴走を予言していました。

やはりミオしゃには特別な力がありました。
今回はこの辺で…

というわけにはいきませんね。

こういう話をすると必ず言われるのがバーナム効果です。

誰にでも当てはまることを言っているから当たるっていうやつですね。

今回で言えば

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世界一の配信者、兎田ぺこら。ぺこみこからぺこマリへ移った理由

世界一おめでとうございます!!!!

兎田ぺこらは常に視聴者をどう楽しませようかと考えている生粋のエンターテイナーで、根っからの配信者です。

配信中笑顔と元気を絶やさないポジティブ人間でありながら、人間関係については内向的な性格でぼっち属性を兼ね備えています。

ぺこらの配信者としての特徴は、とにかく視聴者を楽しませようという意識が第一にあること。

そのために彼女が配信するのは、自分が好きなマ

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おしおママの27億スタジオ破壊発言。絵師とVtuberの危うい関係

おしおしお、通称おしおママとは、天音かなた(ホロライブ)や空星きらめ(にじさんじ)のデザインを手掛けた絵師です。

彼女がなぜこんなにもキレているかというと、ホロライブ恒例となった、頭部が入れ替わるシャッフルメドレーにおいて、

天音かなた(貧)の頭に癒月ちょこ(巨)の体がくっついたことにより解釈不一致を起こしたためです。

天音かなたが胸を盛ろうとしたり、宝鐘マリンがナイスバディかなたを描こうと

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Vtuberと縦型配信の相性、桃鈴ねねは実に戦略的だ

今回は最近定着しつつある縦型配信について語っていきます。

一応YouTubeで3桁万円の収益を上げているのでちょっとは詳しいほうかと思います。

Vtuberと縦型配信の相性まず縦型配信とはどういうものかを簡潔に説明します。

当たり前に大事なのはスマホ向けの縦型画面であるということ。もう一つはショートフィードに乗るということです。

ショートフィードとは普段ショート動画が見られる場所のことです

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shortバズ?APEX?エルフのえるの真の魅力とは。

エルフのえるについてはこの前書いた記事で触れたのですが、

彼女の活動者としての魅力には触れていなかったので今回記事にしようと思います。

デビュー当時の彼女の印象は、流暢にしゃべるオタクでした。

雑談配信の中でアンパンマンの1話分の流れを一人で再現してみせたり、プリキュアの深い知識を披露したりしていました。

ここで彼女の特徴の1つとして、オタク語りが上手いということがあげられます。

実は、

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格差が広がるにじさんじ、箱で推されるホロライブ。

恣意性の無いように昨日のランキングを持ってきました。全体を閲覧できる見やすいサイトがあれば教えて下さい。

まず上の方を見ると、1位に葛葉、5位と7位に叶ということで、にじさんじとホロライブに大きな差はありません。

ですがこのランキングの下の方に着目すると、ホロライブの中で一番同時接続数が少ないのが天音かなたのメンバー限定配信で1334人。

その下に、にじさんじの配信者が14名います。これがに

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Vtuberがテレビ番組に出られない理由。スターになれるのは、あの人しかいない!

以前こんな記事を書きました。

Vtuberがこれから来るぞってな感じで勢いに任せて書いたわけなんですが、そのせいで他文化を貶めるような雰囲気の記事になってしまった気がして少し反省してます。

で、早速なんですがこの記事に対する反論を自分で思い付いてしまったのでひっくり返してしまおうと思います。

つまり、Vtuberがテレビタレントになることは出来ない、という悲観的な主張です。

CMで使われた

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紫咲シオンというVtuber。きまぐれ魔法使いが世界を魅了する

魔女っ娘のほうが正しかったかもしれない。語感的にこっちにしちゃいました。

前回わりと不穏なトピックを取り扱ってしまったのでバランスを取る意味で平和な話題を扱おうかなと思います。

それと、ホロライブにおいて湊あくあの話をする人は多くとも、わりと近い位置にいる紫咲シオンの話をする人は少ないなというのも理由の一つです。

突然ですが、最近紫咲シオンが来ている、そうは思いませんか?私はそう感じています

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Vtuberとコラボすると炎上するのは、○○だから。

ユーザーがVtuberのことを下に見ているからです。以上
ここからはダラダラと説明するだけなので、
一文で納得した方はお帰りください。

いまいち飲み込めない方はちょっとだけお付き合いください。

炎上でも何でもないだろという意見はさておくとして、最近Vtuberと絡んで荒れたコンテンツとして思い当たるのはどこでしょうか。

私が思い付くのは2つです。
①アイマス×ラブライブ!
②グラブル

それ

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FNS歌謡祭で測る宝鐘マリンの"戦闘力"

マリン船長、FNS歌謡祭出演、おめでとうございます!
これによってVtuberの認知が大きく広がるといいなぁなんて思ってます。

ということでFNS歌謡祭を完全に船長目当てで観たオタクなんですが、ちょっとしたことに気づいたので語っていきます。

それは、未だにテレビの歌番組は人数重視だってことです。

AKB時代が終わり、ジャニーズも問題を起こしてなお、大人数で歌番組に出す、それによって"画"を保

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「流行らない」にじさんじ。救世主はあのエルフ

本名の長い人です(ネタバレ)

数と歴史で勝るにじさんじが、どうしてホロライブに遅れを取っているのか。
これに関しては賛否両論ありつつも、めちゃくちゃ詳しい方がいます。

なので少し違った角度で攻めてみようと思います。

にじさんじのライバーの特色は、大きく分けて2つあります。

雑談

1つのゲームをやり続ける

わりと上位層も下位層もこの傾向にあります。これは、にじさんじが個性や独自性を重視し

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Vtuberが取って代わる、アイドル声優という職業

アイドル声優という言葉が少し話題になっていたので、ちょっと考えてみようと思う。

アイドル声優という言葉の典型的な例は、ラブライブだと思う。

圧倒的な人気を誇ったアイドルアニメであるラブライブでは、キャラクターの声を務めた声優たちもステージの上で歌って踊り、コンサートを行っていた。

声優一人一人にタレント的人気があり、テレビ、ラジオ、雑誌のモデルなど、様々なメディアで存在感を示していたのだ。

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