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続ちょこっとひとこと

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故郷・神戸に戻り、今を綴るもまだまだヨチヨチのエッセイ集。
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記事一覧

さくらさんにまた会ってゆっくり話したい

さくらさんにまた会ってゆっくり話したい

「新幹線の駅のある町に住みなさいって親から言われてて」

僕が新卒で入った出版社の先輩の言だ。
仮にさくらさんとでもしておこう。
さくらさんは2年くらい上の先輩だったが、大学を休学したりして時間の進み方が周囲とは違う人だったから、年齢的には5つほど上だっただろうか。
僕と同じ大学を出ていたから、とことん先輩だ。

さくらさんは誰もが目を見張るような妖艶な美しさを持ち合わせた人で、背もすらっと高く、

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雇い先を探していた1年前、やりたい仕事はこれ!と決まっていたのに、いや決まりすぎていたからか、なかなかマッチするものに出会えなかった。
今になって、次々とそんな職場の案内が届く。
そういう仕事が実際に増えたのか、自分の見る目の変化なのか。
でももう歩き始めた僕はそそられへんでぇ。

ここを歩くことは必然だったのかもしれない

ここを歩くことは必然だったのかもしれない

今朝は早くから大学を訪れて就活セミナー。
亡くなった母の出身大学だ。
長らく女子大だったからか、近くを通っても母は僕ら子供を案内することはなかった。
共学となった今、キャンパスは青春を謳歌する色とりどりの男女で賑わっている。

60年前に母が通った学び舎に初めて足を踏み入れて、僕はいささかの緊張を感じた。
だが、母の後輩たちはきちんと挨拶をしてくれ、その緊張も解けた。
母もさぞかし安心したことだろ

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互いに惹かれ引かれてぐるぐる

互いに惹かれ引かれてぐるぐる

今年もやってきました。
はい、誕生日です。

ではまいりましょう。

もうすっかり自分の中で恒例となった誕生日の手書きnote。
いや、恒例となっただけでなくもはや高齢ですが。

僕は誕生日というとどうしても宇宙の中の地球の位置が頭に浮かびます。
太陽の周りをぐるり1周旅して戻ってきたのだなって。
はい、54周しました。

自分の生まれた場所に漂う色や匂いは、50年を超えてもそっくりそのままここに

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次いつ包もうかと思うほど

次いつ包もうかと思うほど

ため息が出るほど高値のキャベツをほうほうの体で買ってきて。
生産者に申し訳なくなるほど安値のニラも買ってきて。
餃子用と書かれた脂多めの安いミンチを買ってきて。
合わせてモミモミ混ぜ混ぜして。
等分したいからきれいにバットにならしたら。
こんなモザイク画みたいになって。

これを目検討で60等分にして。
トップバリュの格安餃子皮に包んで。
それほど大きくないホットプレートにぎっしり並べたら。
肩寄

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夢や現在地、何が必要で何をしなければいけないか

夢や現在地、何が必要で何をしなければいけないか

若年層のキャリア支援は、これからの日本を考えたとき、何をおいても必要なものと僕は考えている。

キャリア支援では、相談者の年齢や性別によって問題が比較的似通うため、いくつかのグループに分けて考えることが多い。
たとえば「中高年齢者支援」や「女性支援」、「外国人支援」など。
「女性支援」を得意とするキャリアコンサルタントもいれば、「中高年齢者支援」が得意なキャリアコンサルタントもいるのだ。

僕が得

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また姫路にいる。
もちろん大学の就活セミナーで。
今日はたっぷり自己分析について語った。
皆さんしっかり聴いてくれてめっちゃ嬉しい。
ファイト!就活生!

昼はもちろん、また姫路名物えきそば。
あのうどん出汁にラーメンのやつ。
ホームの立ち食いえきそばはこんなかわいい店舗なんよ。

そんなみなさんに頭が上がらない

そんなみなさんに頭が上がらない

自分の記事をどなたかが紹介してくださるのはやっぱり嬉しいものだ。

「〇〇であなたの記事が話題です」
そんな通知が来たらすぐ飛んでいき、ほわぁと目尻を下げながら読む。
そして嬉しくなってコメントでお礼を伝えるのだ。

ところが、他の通知に埋もれて見逃してしまうときも、たまにある。
また、クリエイター名での紹介だったりすると通知が来ないから気づけなかったりもする。

せっかく紹介していただけたのに、

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スーパーでアジから秋波。
「ねぇ私買わない?」
ドキッとして大きな透きとおった瞳を覗くと、そこには顔を赤らめた自分が映っていた…

はいはい、朝から何書いてんねん!
うまそうな新鮮アジを連れて帰り、久々に寿司を押す。
魚さばくと心に平穏が訪れる。
日常をようやく取り戻した、かな。

何度でも、いっしょに探検する

何度でも、いっしょに探検する

つい先日、キャリアコンサルティング(キャリコン)でツバイシェンさんのお話を伺った。
ジョブチェンジの転機に立ち、どうすればよいか悩まれているのだ。

実は、遡れば3月にもツバイシェンさんのキャリコンを引き受けている。
その日の面談では、退職後の経済的な問題をざっとクリアしたうえで、ご自身の胸のうちにある真の思いに気づいていただくことができた。
ではあとは行動あるのみですねと結論し、面談は終了した。

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いつもながら楽しい時間をありがとう

いつもながら楽しい時間をありがとう

昨夜、第7回オン会を開いた。

その2日前に僕が人恋しいつぶやきをあげたところ、まいまいままさんから「そんなときには、緊急オンライン飲み会」と、まるで東京タラレバ娘の「第4出動」のような発案があり。
なら久しぶりにと突然開催を決めたのに9名も集まってくださった。
GWというのにみなさん暇な…もとい…いや、やっぱり暇があったからご参加いただけたわけで本当にありがたい(暇だったから、とは違う)。

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いったい何年前の映像だ?

いったい何年前の映像だ?

両親ともに鬼籍に入り、実家はいわゆる空き家となった。

今、この国で最重要課題ともいえる空き家問題。
ちょうど先日、全国の空き家が900万戸に達したというニュースが流れていたが、これで900万1戸になった。



母が旅立ってからしばらくは父が一人住まいしていたが、戦前の空気を胸いっぱいに吸い込んだザ昭和の父に家事が務まるわけはなかった。
1年ほどはがんばったものの、やはり限界が訪れて強制入院と

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第7回オン会、ただしメンバー限定

第7回オン会、ただしメンバー限定

昨日、僕のつぶやきにいただいたコメントから、あれよあれよという間にオン会の開催が決まり、案内したところすぐさま申込が次々入り…

🔶第7回オン会〈子供会〉

日時: 2024/5/5 19:00~2時間程度(出入り自由)
場所: Zoomにて
・フリートークの会
・顔出しNGの方はカメラオフOK
・聴くだけがいい方はマイクオフOK
・食べ飲み自由
・参加費もちろん不要

ただし、今回は僕が主宰す

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なんだか急に。
人、人、人が大好きになっている。
人と話すこと、会うこと。
もともと好きだけど、もっともっと好きに。
いま、超ウエルカム。

父を亡くしたから?
タイミング的にはそうかも。
心が弱っているから?
としたら一時的なこと?

でもとにかく、大好き。
いま、そんな気分。