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【ベトナム生活】ベトナム式健康法 Cà Gai Leo & Cây Mật Nhân

唐突に。人生も後半戦となると身体にガタが出始めるのは避けられないことですが、そこでまたいろいろ試行錯誤をするのもチャレンジです。

さて、先日、とあるプロジェクトで北部山岳地帯Sơn La省に出張に行った妻が肝臓に良いという木の実を買ってきてくれました。

胡椒の実のような見た目、噛むと粉っぽく、ほのかな苦味が広がります。現地の少数民族の人たちに昔から伝わる薬草的なものでしょう。ラベルにCà Gai Leo とCây Mật Nhânとあります。

Cà Gai Lao & Cây Mật Nhân 
Công ty TNHH SX&TM Việt Mộc Chậuという会社

Cà Gai Laoは学名Solanum trilobatum, 和名はツルダチスズメナスビ。インドやスリランカ、東南アジアでは薬草として使われているとのこと。

Cây Mật Nhânは学名Eurycoma longifolia Jack,和名はよくわかりませんがトンカットアリで通用しているよう。やはり東南アジアでは伝統的に薬として用いられているとのこと。

気になる効能はいくつかポイントになる言葉を拾ってみましょう。

▪️Cà Gai Leo 
- giúp phúc hồi tế bào gan 
   ( 肝細胞の回復を助ける)
 và tăng cường tái tạo các tế bào gan
   (また、肝細胞の再生を増強する)
- tăng cường chức năng giải độc gan 
  (肝臓の解毒機能を増強する)

など、ありがたい言葉が並んでいます。ぜひ効果を期待したいところ。

"giúp(助ける)"、"tăng cường(増強する)"、”chức năng(機能)"といった単語はビジネスの場面でも頻出するものですから、覚えておくと役立ちます。

▪️Cây Mật Nhân 
- Có khả năng kích tích cơ thể tăng tiết hoocmon giới tính nam tự nhiên.

"身体を刺激し男性ホルモンを増加させる力がある"みたいな感じですね。

"khả năng (能力がある)"、" kích tích(刺激する)"といった語彙はビジネス本にもよく出ますし、健康に関するトピックでは"cơ thể (身体)"や"giới tính(性別)といった語彙も覚えておくと役立ちますね。

さて、効能が分かりましたので、次の健康診断でよい数値が出るように毎日ぽりぽり取ることにします。

ベトナムも薬草や民間療法は数多く、そちらもまた興味深いので、少数民族の文化と合わせて 少しずつ勉強していきたいと思います。

最後に、

"妊娠している女性、また6歳以下の子供は服用できない。また授乳時期の女性は使用前に東洋医学医師の意見を求めるように"と書いてありますので念のためご注意ください。

ちなみに摂取量は、一日に19~20粒を食後にだそう。一粒の差にそこはかとなく味わいがあります。

海外暮らしには健康が重要です。普段から身体には注意を払っていきたいものですね。

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