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Questrade x カナダ税金システム

カナダの税金システムは累進課税。お給料が上がると、税金も上がります。

私が税金の計算をする時に使っているサイトは talent.com です。因みに私のお給料だと額面から 33.3% が天引きで消えていきます(涙)。同じサイトの情報では、日本で同額のお給料を貰った場合、税率は 29.4% だそうです。

カナダも日本で云うところの「確定申告」があり、税金還付申請が出来ます。扶養家族のいない、凡勤務獣医師の Yuzu、税金対策の手段は限られますから、それはもう必死で何をどうすれば税金を払わずに済むか、調べまくりました。特に獣医師免許取得してから(その前は収入もそんなに高くなかったので、税金も高くなかったんですよ☆)。

そんなしがない勤め人の味方、

  1. 個人年金基金にあたる RRSP

  2. 自宅購入基金にあたる FHSA (new!)

入金金額は上限があるものの、入金金額が「年間収入」から差引かれ、その差引かれた金額に税金が課金されるというもの。

例1、年収が $90,000 で RRSP / FHSA に入金が無かった場合、$26.371 が税金で持っていかれ、手取りが $63,629。税金還付なし。

例2、年収が $90,000 で、RRSP / FHSA に入金上限一杯まで入金した場合(前年度の収入が同じ金額と仮定して)、課税される収入が $65,800 となり、おそらく $6,000 - $7,000 くらいの税金還付が見込める。

…みたいな感じになるわけですよ。


(注)Yuzu は会計士ではないので、細かい相談は専門家へ!


RRSP、FHSA は共にカナダ特有の銀行口座名なんですが、まーありとあらゆる銀行が「是非ウチで銀行口座を作ってください!」と顧客争奪戦を繰り広げているわけです。記事タイトルで触れている Questrade はその一つで、個人投資家に狙いを定めた銀行(会社?)です。

個人投資をする気は全くなかったんですが、思いもがけない縁と流れで、やらざるを得なくなったというのが正直なところです。Questrade を選んだのも、友人に勧められたというだけです。でも日本人には Wealthsimple の方が知られてるかも、というのは後で思いました。

銀行をどこにするかとは置いといて、人生で一度でもカナダで働く機会があるなら RRSP、FHSA、TFSA、お子さんがいる場合は RESP という税金システムについては ”絶対に” 調べておいた方がいいですよ。


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