見出し画像

北米獣医師免許試験・備忘録81、勉強の仕方について

卒業校に通う学生さんから勉強法について聞かれました。実はあんまり特別なことはしてなかったと思います。なので役に立つかどうか…

(1)講義に出ていた、そしてノートを取っていた。
(2)そのノートをその日のうちにまとめていた。
(3)獣医学辞典と獣医生理学辞典を使って、片っ端から言葉の意味を調べていた。

これが大学1~3年生の頃に使っていた方法。

(4)内容の濃い講義を選んで出席していた。効率の悪い講義は切り捨てた。
(5)主要科目以外の教科書は先輩から借りた。教科書に赤線が引いてあって助かった。
(6)ノートのまとめを一部パワーポイントでするようになっていた。その頃作ったのが右にある[獣医国家試験用、家畜伝染病ノート]です。
(7)紙のまとめノートにイラストを増やした。

大学4~6年生の頃はこんな感じです。

それで国家試験には合格しました。獣医学の試験は範囲が広いので、凡人には「継続は力なり」という部分が大きいような気がします。コメントを下さった学生さんは「(授業に)ついていけない」という書込みがあったのですが、「分からない部分が多くてついていけない」のか、「これが本当にやりたいことなのか迷っていて、勉強に身が入らずついていけない」のかが気になりました。以前、後者の方から相談が来ましたが、その方は後日進路変更をしたとの報告を頂いたんですね。前者なら時間をかけて勉強を進めていけば最終的に合格できるでしょうし(同級生にそういうタイプの方がいらっしゃいました)、後者であるならば立ち止まって自分と向き合った方がいいと思うのです。

日本の大学は遊ぶところと言われた(今でもそうですか?)場所ですが、獣医学部については日本でもカナダでもそれは当てはまりません。潰されそうになる獣医学性・獣医師がいるのは珍しい事ではないみたいだというのは、今日ドクターネイトと話していて改めて思ったことでもあります。

なので、獣医になりたいのであれば諦めずに自分のペースで勉強していけばいいと思います。何処で留年するかはさしたる問題ではないのではないでしょうか。勉強を続けるのと並行して、まずは学生部に(1)入学から何年以内に卒業しなければいけないのか、(2)留年・休学時の学費がどうなるのかを問い合わせて対策を練るのは如何でしょう。

以上です。

2017.09.03 Sunday

この記事内容は、変更付け足しの必要性ない気がします。普遍の事実…かな。凡人の場合、忍耐と努力、そして人脈と試験対策で乗り切る!みたいな(笑) 

みんな頑張ろう *\(^o^)/*

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?