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北米獣医師免許試験・備忘録51、日本でも、カナダでも、結局は同じこと

本の選定、および入手がほぼ終了しました。今日は各書籍の目次とその内容量に目を通していたところです。一番薄い本が Laboratory Procedures(検査手順法) でページ数約200。次が Animal Welfare(動物愛護) でページ数約350。続いて Vet. Anaesthesia(獣医麻酔学)、Vet. Epidemiology(獣医疫学)、Clinical Pathology(臨床病理)、Vet. Phamacology(獣医薬学) がページ数550~690程度。Vet. Diagnostic Radiology(獣医放射線診断学) が866ページ: Radiology⇒ レントゲン診断の本だと思っていたら、レントゲン診断に加えて超音波検査/CT/MRIまで入った盛りだくさんな内容の本でした。 Pathologic Basis of Vet. Disease (獣医病気の病理基礎)は1344ページ、続いて Vet. Internal Medicine (獣医内科学)が2208ページ。堂々の一位は Vet. Surgery - Small Animal(獣医外科学-小動物)で2777ページ。


ページ数だけ見ると、クラクラします(苦笑)


これからどうしようかなと色々考えていて、まずは一人でも出来る書籍の入手等をした訳なのですが、実地経験が伴わないと最終的な自信には繋がらない…と少し焦ってはいます。大学生の時、そして日本で働いていた時には日常の一部だった「獣医学」が今は物凄く遠く感じます。でも、じゃあ、日本で動物病院に勤めるために就職活動をすると考えると…やっぱり不安なのですね。大学を卒業して9カ月ほど小動物臨床現場にいましたが、その時もやっぱり不安だらけでした。

日本だろうが、カナダだろうが、自信の有無にはあまり関係ないですね。

不安を取り除くには?というと、やっぱり大量にある「判らないこと」というのを少しずつ調べていくしかないような気がします。和裁を習っていた時のように、或は前職に勤めた時のように、いい先生あるいは先輩がいて色々と教えてくださるという状況に恵まれれば幸いですけど、そうでない場合も多々あるので。

この記事に載せてある書籍ですが、制限時間を設けないで、理解することを目標に読んで(というか読み解いて)いこうと思います。BCSE二回目の試験に落ちてから方針を変えました。試験に合格することを目標にするのをやめたんです。あまりに苦痛だったので。でも獣医学を理解したいという思いは大学時代から抱えていたので、続けようかなと。ここまで来るのに、物凄く回り道をしたような気がしますけども。兎にも角にも、書籍の内容を全部消化する頃には不安感も薄くなる!…ハズ☆

今更ですが…私、本って基本的に好きな方なんですが、買わなくても良かったねみたいな感覚はあります。こういった本の目次って全体を捉えるにはいいのですけど、試験対策として読み込む必要はないんですよね、特に昨今はインターネットの情報も充実してきたので。VINの購読をした方が良かった気がします。

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