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北米獣医師免許取得のメリット

  1. お給料

  2. フットワークの軽さ

  3. リストラの不安なし

北米獣医師免許取得のメリットは何ですか?と聞かれたのですが、私からすると上記の3点が最大です。

Yuzuはしがない勤務獣医師ですが、それでもカナダの一般平均収入以上の所得があります。獣医看護士だと一般平均を若干下回る感じです。よく同僚の獣医師さんと言い合うのが「裕福な実感は(インフレの所為もあって)全くないが、食料品を買うときに値札と睨めっこすることなく好きなものが買え、住むところの心配をしなくていいのは有難いことだよね」です。

昨今の日本は以前より資本主義による格差が開いていると言います。世界が夢見た一億総中流は過去になり、ネットカフェ難民、隠れた貧困 etc の話も聞かれます。

資本主義で先ゆくカナダ。更に先ゆくアメリカ。格差はより顕著で、容赦ない気がするのですが…その中で、システムの隙間に落ちていくことは(健康である限り、そして事故・事件に巻き込まれない限り)無いであろうという状況に自分が来れたというのは僥倖です。それには、獣医師免許取得が必須でした。前も言いましたが、手持ちのカードが強いに越したことはないと思っています。

フットワークの軽さなんですが、リストラの心配なしとも絡みます。日本もそうだと聞きますが、カナダ全土で獣医師不足なんですよ。少し前にカナダ獣医師会が「如何に海外の獣医師を採用し、ビザの手続きをするか」という内容の講習会を開いていました。必死。ER獣医師でイギリス行った人もいるし。獣医専門医ともなると、人によってはワールドツアーしながら就職先決めてます。すごい。Yuzuのような凡獣医師でも、カナダ国内なら移動し放題な感じです。実際するかは別として。あと、ローカムも日本より一般化していますし、色々な勤務形態があります。週休4日の獣医師さんもいます。一度辞めても、経歴がしっかりしている限り再就職に問題は全くありません。というか、Yuzuの場合は転職する度に収入が上がりました。次も転職するならよりいい条件を狙います。打ち取れるかわかりませんけど。

専門医になるほどの時間・体力(費用も含む)がないけれど、獣医師免許だったら何とかなるかもしれないと考えられるなら、取得しておくことをお勧めします。

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