ドッジボール言語化挑戦中

ドッジボールの競技レベルを上げたい。ドッジボールに限らず、指導者のレベルアップに繋がる…

ドッジボール言語化挑戦中

ドッジボールの競技レベルを上げたい。ドッジボールに限らず、指導者のレベルアップに繋がることを発信します。多くの子どもに自信を。

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固定された記事

noteを書く理由

本来、これを一発目にもってくるべきでした。やっちゃった感は否めません。 結果や肩書きで発言が評価される世界 指導者に必要なことはたくさんあります。ドッジボールの…

声が出てしまう環境を作る

先日、ありがたいことに自チームにテレビの取材が来ました。地元のケーブルテレビで放送していただけるようです。まだまだ小さなチームなのに感謝感謝です。 取材で来てい…

努力と環境

スポーツにおける能力の話になると、必ず「才能」と「努力」という単語が出てくる。この2つを足すのか、掛けるのか、どちらかはわからないが、どうやら2つとも重要らしい。…

応用とは特定の動作を輝かせるためのもの

応用について、以前こんなことを書いていました。こちらも是非チェックを。 具体的な答えはキリがないありがたいことに投げ方について質問をしてくれることがちょこちょこ…

監督としてチーム一年目を終えて

もう4月に入り、完全に新チームの体制となりました。チームとして、監督としても二年目を迎えました。 昨年5月にチームを立ち上げ、最初こそ人数は少なかったですが、気が…

指導に不可欠な因数分解

前回の続きです。前回の記事は↓ 相手が誰でも伝え方は変わらないここ数年は小学生だけでなく、中高生や指導者にも指導する機会が増えました。今年度からチームを立ち上げ…

失敗しても良いから挑戦しなさい?誰にとって「良い」のか

失敗しても良い?『失敗しても良いから挑戦しなさい』 誰もが聞いたことあるのではないでしょうか。もしかしたら言ったことがある方もいらっしゃるかもしれません。僕もそ…

助走と体重移動、頭を突っ込むことの弊害

助走も体重移動も前にXで少し触れた気がしますが、改めて深く触れようと思います。 このポストで完結しちゃってる気もするのですが、それでも補足を。 助走と体重移動助…

ハンドキャッチで悩む君(みなさん)へ

今月中に動画を上げます。逃げないため、ここでも宣言しておきます。文章なら思った時に投稿できるけど、動画は時差があるから苦手なんですよね。今日は普段とは違う書き方…

競技人口を減らさないための提案〜ボールとルールと競技レベル〜

宣言通り、筆を執っています。 昔は全国で2500ほどあったチームも今は1000を切っています。県によっては0というところもあります。ドッジボールの競技人口が増えない原因…

県大会を終えて。

初の県大会となる春の県大会。悔しい結果に終わったけど、たくさん成長が見られた一日だった。部員が集まって本格的な練習を始めてから約半年、一番ドッジボールを楽しんで…

怒ることで得られる安心

先日Xでポストした通り書きます。 怒る人は減ったが僕が小学生の頃と比べると、怒る指導者は確かに減ったし、数年単位で見ても減りました。このこと自体は良いことだとは…

教えることが指導者の役割じゃない

※指導者の役割は多くありますが、あくまで技術面に絞った話をします。 子どもにとっての指導者という存在大袈裟と言われるかもしれませんが、指導者をやると決めてからは…

「クロス」へのアンチテーゼ

春の予選が始まり出しました。投げ方やハンドキャッチの知識はもちろん重要ですが、技術の習得には時間がかかります。明日にでもすぐに活かすことのできることを今日は。 …

指導能力≠選手能力

もうすぐ2023年も終わり。まったく関係ないことで書き納めとします。これもまたドッジボール言語化挑戦中らしさってことにしておこうと思います。 名選手、名監督にあらず…

もういくつ寝ると県大会

あっという間に年末を迎え、年を越せば各地で全国予選が行われます。早いところだと1月の2週目なんかで、大会までの練習回数は年末年始のことを考えれば5回ほどしかない…

noteを書く理由

noteを書く理由

本来、これを一発目にもってくるべきでした。やっちゃった感は否めません。

結果や肩書きで発言が評価される世界

指導者に必要なことはたくさんあります。ドッジボールの技術面・フィジカル作りの知識に限らず、選手との接し方も必要です。もう少し広い範囲で言えば、保護者の方々との接し方も必要ですし、他チームとの上手な付き合いも必要で、必要なことを言い出せばキリがありません。指導者としての成長のためには、それ

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声が出てしまう環境を作る

声が出てしまう環境を作る

先日、ありがたいことに自チームにテレビの取材が来ました。地元のケーブルテレビで放送していただけるようです。まだまだ小さなチームなのに感謝感謝です。

取材で来ていただいた方がチームの雰囲気を褒めてくれたんです。そういうポジティブなことは素直に受け止めて喜んでいます。どうもありがとうございます。
褒めてくれた流れで「練習で意識していることは何ですか?」なんて聞いてくれるものだから、気分が良くなってべ

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努力と環境

努力と環境

スポーツにおける能力の話になると、必ず「才能」と「努力」という単語が出てくる。この2つを足すのか、掛けるのか、どちらかはわからないが、どうやら2つとも重要らしい。一説によると「才能」は生まれつきのものだから、今さらどうもならないらしい。しかし、「努力」は今からでもどうとでもできるらしい。

「才能」って何?上のような話は誰もが聞いたことがあるのではないかと思います。才能も努力もどちらが大事で、才能

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応用とは特定の動作を輝かせるためのもの

応用とは特定の動作を輝かせるためのもの

応用について、以前こんなことを書いていました。こちらも是非チェックを。

具体的な答えはキリがないありがたいことに投げ方について質問をしてくれることがちょこちょこ増えました。すべての質問に一生懸命答えています。なるべく具体的に答えるように心がけているのですが、具体的な答えってキリがないんです。

「たまには野菜を食べようね。」で済む会話が「野菜」がどのようなものか抽象化できていなければ、例を挙げ続

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監督としてチーム一年目を終えて

監督としてチーム一年目を終えて

もう4月に入り、完全に新チームの体制となりました。チームとして、監督としても二年目を迎えました。

昨年5月にチームを立ち上げ、最初こそ人数は少なかったですが、気が付けば30名以上の子どもたちが集まってくれました。一年目だからこそ入れ替わりも、他のチームよりもきっと多いでしょうが、6年生が卒部した今も30名以上の部員がいます。一気に増えてしまったものだから、最初は本当に大変でした。今も大変ですが、

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指導に不可欠な因数分解

指導に不可欠な因数分解

前回の続きです。前回の記事は↓

相手が誰でも伝え方は変わらないここ数年は小学生だけでなく、中高生や指導者にも指導する機会が増えました。今年度からチームを立ち上げたため、今は小学生がメインですが、指導者にも指導する機会もまだまだあります。むしろ、SNSを始めてから増えたくらいです。熱心にアドバイスを求めてくれた指導者の2チーム共に無事に全国大会を決め、来週福岡の舞台で頑張ってくれることでしょう。ど

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失敗しても良いから挑戦しなさい?誰にとって「良い」のか

失敗しても良いから挑戦しなさい?誰にとって「良い」のか

失敗しても良い?『失敗しても良いから挑戦しなさい』
誰もが聞いたことあるのではないでしょうか。もしかしたら言ったことがある方もいらっしゃるかもしれません。僕もその中のひとりです。昔は堂々と言ってました。なんか良いことを言っている気がしてたんです。勇気を持たせられるような気がして。でも、そんなことはなかったです。今となれば、とても無責任な発言だったと反省しています。

この発言は本来、「失敗するなら

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助走と体重移動、頭を突っ込むことの弊害

助走と体重移動、頭を突っ込むことの弊害

助走も体重移動も前にXで少し触れた気がしますが、改めて深く触れようと思います。

このポストで完結しちゃってる気もするのですが、それでも補足を。

助走と体重移動助走そのもののスピードがボールの勢いに乗ることもありますが、メインは車の急ブレーキのあれです。誰でも経験したことがあると思うのですが、車の急ブレーキの衝撃ってすごいじゃないですか。あの勢いをボールに乗せることができたら、もうそれはそれは強

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ハンドキャッチで悩む君(みなさん)へ

ハンドキャッチで悩む君(みなさん)へ

今月中に動画を上げます。逃げないため、ここでも宣言しておきます。文章なら思った時に投稿できるけど、動画は時差があるから苦手なんですよね。今日は普段とは違う書き方をしてみました。何が伝わりやすいか、実験です。偉そうな口調に感じたらごめんなさい!

これまでもきっと話したことはあるけど、ハンドキャッチの最大の課題は「捕る」と「投げる」を繋げること。投げることを意識せずに捕ろうとするから捕れないんだ。厳

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競技人口を減らさないための提案〜ボールとルールと競技レベル〜

競技人口を減らさないための提案〜ボールとルールと競技レベル〜

宣言通り、筆を執っています。

昔は全国で2500ほどあったチームも今は1000を切っています。県によっては0というところもあります。ドッジボールの競技人口が増えない原因として、少子化や新規参入のハードルが上がったことなども挙げられますが、今回は競技性に絞って考えていきます。また、増やすための提案ではなく、辞める子を減らすための提案とします。

ドッジボールは攻撃優遇のスポーツ他のスポーツをすべて

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県大会を終えて。

県大会を終えて。

初の県大会となる春の県大会。悔しい結果に終わったけど、たくさん成長が見られた一日だった。部員が集まって本格的な練習を始めてから約半年、一番ドッジボールを楽しんでいたし、どこのチームにも勝つチャンスがあると感じた。圧倒的な経験や技術の差があって、怖さもあっただろうけど、最後まで戦い抜いた彼らを誇りに思う。

部員も集まり、練習らしいものが始まったのは確か9月頃だったと思う。足元に来た球をジャンプして

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怒ることで得られる安心

怒ることで得られる安心

先日Xでポストした通り書きます。

怒る人は減ったが僕が小学生の頃と比べると、怒る指導者は確かに減ったし、数年単位で見ても減りました。このこと自体は良いことだとは思っていますが、本質的な部分ではあまり改善されていないように感じます。時代背景を理由に怒っていないわけであって、怒る以外の新しい指導法が確立されてないからです。怒っちゃダメだから怒らないのではなく、より良い指導法を見つけなくてはいけません

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教えることが指導者の役割じゃない

教えることが指導者の役割じゃない

※指導者の役割は多くありますが、あくまで技術面に絞った話をします。

子どもにとっての指導者という存在大袈裟と言われるかもしれませんが、指導者をやると決めてからは、その子の人生を背負うつもりでやっています。子どもたちからすれば、僕ら指導者は家族と学校の先生の次くらいに顔を会わせる大人であり、与える影響も大きいです。しかも、それが子どもたちが大好きで始めたドッジボールとなれば、与える影響はさらに大き

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「クロス」へのアンチテーゼ

「クロス」へのアンチテーゼ

春の予選が始まり出しました。投げ方やハンドキャッチの知識はもちろん重要ですが、技術の習得には時間がかかります。明日にでもすぐに活かすことのできることを今日は。

「クロス」とはドッジボールをしていると、聞いたことのある人がほとんどだとは思いますが、念には念をということで。
「引っ張る方向に角度をつけて投げるボール」のことをクロスと言います。右投げなら角度をつけて左に投げるボールのことです。右投げの

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指導能力≠選手能力

指導能力≠選手能力

もうすぐ2023年も終わり。まったく関係ないことで書き納めとします。これもまたドッジボール言語化挑戦中らしさってことにしておこうと思います。

名選手、名監督にあらず「名選手、名監督にあらず」とはよく言ったもので、プロ野球なんかを見ていても、名選手が監督になって失敗するところをたくさん見てきました。名選手が必ず素晴らしい指導者になるとは限りません。しかしそれでも、人は、選手能力が高い人に教わりたが

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もういくつ寝ると県大会

もういくつ寝ると県大会

あっという間に年末を迎え、年を越せば各地で全国予選が行われます。早いところだと1月の2週目なんかで、大会までの練習回数は年末年始のことを考えれば5回ほどしかないチームもあるでしょう。いつもnoteやX(旧Twitter)を見て頂いている方たちは仲間だと思っています。お互いに最後まで走り切りましょう。

チームを立ち上げて半年、初のD1デビュー戦は予選全敗に終わりました。決して厳しい現実だとは思って

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