なんか調子悪いからスビンちゃんの好きなところについて語って気分上げる
調子が悪い。TXT名古屋公演で後列の人が「前のスビンペンの人、身長大きくて見えづらいね…」と言っていたのが聞こえたので少し屈みながらコンサートを見ていたら負担がかかったのか両膝が大爆発し、名古屋からの帰りに階段から転んで捻挫、その数日後にはちょっと考えられないシチュエーションの中で財布を紛失し、クレカや銀行のカード停止などの諸々の影響でRed Velvetのコンサートに行けず、寒暖差のせいなのかわからないがずっと体調も悪く、不眠症気味だ。気分転換に好きな香水をつけても酔う。救いとなぐさめはどこにあるのか……
捻挫と財布にまつわる諸々については自分の責任ではあるが、しかしこんなに短期間に悪いことが起こるとかなり嫌な感じがする。またその嫌な感じに気持ちが引っ張られる負のループに迷い込んでいるのでスビンちゃんの好きなところでも文章にして気分を上げたいなと思う。
1.顔
といってもわたしはスビンちゃんの容姿に一目惚れして彼のおたくになったわけではない。TXTをなんとなく知り始めた時はなんとなく自分はルックスに関してはボムギュを好きになりそうだと思っていたし、スビンちゃんについてはわたしの知人によく似ている人がいるのでその人っぽいな、みたいな印象だった。何ならスビンちゃんのことをその知人の名字でしばらく呼んでいたくらいである。スビンちゃん似の知人の顔については特に好きも嫌いも感じないからこそよりいっそう強い気持ちで思う。わたしは "スビンちゃんの顔" が好きなのだと……
黙っていると緊張感を与えそうなひややかな美人と個人的には思っているが、それでも冷たさと同時にどこかまろやかというかやわらかな印象も受ける。学問や顔タイプ的な顔の造形について専門知識はなくあくまで自分の印象の話になるためこれより先はとてつもなく頓珍漢なことばかり言っている可能性も十分あるが、わたしから見るとスビンくんは直線のつり上がった眉毛を持ち、そこから目、鼻、ほっぺ、口と顔の下にいけばいくほどパーツが曲線、自分なりの言葉で言うとまろやかに・ソフトになっている気がする。
「ひややか」「凜とした」顔立ちながらそれらと相反するような「かわいい」「ふんわり」みたいな印象もスビンちゃんから受けるのってこのまろやかさがものすごい影響してるんじゃないかと思っている。パーツの直線と曲線がグラデーションのように繊細な濃淡を描いた結果スビンちゃんの魅力的なお顔が生まれたんだなと思うと余計に愛さずにいられなくなるし、後述するアンニュイな色気にもつながってる感じがする。
余談：ヒョンラが並んだ絵面はなぜこんなにも ""良い"" のか
スビンちゃんの「眉毛や目などの顔の上半分が直線で下に下がっていけば下がるほど曲線になる」の振り幅を（特に直線を）広げていくとヨンジュンになると思っている。
おまえは何を言っているんだ、2推しのヨンジュンと無理やり繋げたいんだろうと言われそうだが、スビンちゃんとヨンジュンのふたりから受ける印象はまるで違うのに一緒に並んだ画が人気アニメのキャラクターのコンビみたいにしっくりきたりふたりの画にヒョンラのオタクたちがめちゃくちゃとち狂わされてるのってそういったふたりの顔立ちから起こる効果というか論理というかそんな感じの何かがカムバ期のアイドルと同じくらいにはたらいてると思ってるんです、おじさんは。
そういえばTXTのルックスを知り始めたときにヨンジュンとスビンちゃんの見分けがつかなかった時があったのもたぶんこれなんだろうな〜
2. 唯一無二の色気
スビンちゃんがバラエティなどで僕はセクシーになりたいです！とかセクシー担当です！と本人は意気揚々と話すも微妙な雰囲気になってメンバーに苦笑されるという定番の流れがある。わたしもゲラゲラ笑い飛ばしたいところではあるが、自分がスビンちゃんを前にすると力も意志も奪われた直立するあわれな肉片と化してしまう一番の理由は彼の色気だと確信しているので、そういうかわいらしい茶番にすら歯ぎしりするようなくやしさも感じずにいられない。バラエティではネタになってるけど本当は"Tinnitus"のようなダンスも完全に自分のものにしているしなんだかんだチェ・スビンはセクシー担当だよね、最高、おしまい。
勢いでエディタを開いたもののそろそろ面倒になってきたのでこうして記事を締めたいところではあるが、しかし個人的にはそこは全然違うんである。いや"Tinnitus"のダンスや他パフォーマンスで見せる「本人が思うセクシー」はもちろん最高でありがたく享受しているが、それを前提としてスビンちゃんの色気の真髄は本人の無意識下にあるとわたしは信じてやまない。ビハインドなどで見せるおそらく本人は気にしていないであろう表情、視線の動かし方など所作のひとつひとつがびっくりするほど色っぽい。
MOAにセクシーなメンバーは誰かと聞いて真っ先に名前が上がるのはヨンジュンだろう。あくまでわたしの見解だがヨンジュンの色気は生命力とか太陽みたいな湿気のまるでないさわやかな西海岸に燦々とあふれる光線のような溌剌とした色気で、色気というよりセクシーみたいな横文字がよく似合う。そしてわたしが思うスビンちゃんのそれは
チェスビンの色香 それはしなだれたミルク色の花々 それは驟雨に濡れそぼったコンクリート それは電灯につやめくヨーロッパの石畳
— 𝔖𝔚𝔈𝔈𝔗 (@sbordie) May 3, 2022
狂気じみたツイートだな〜
うまく言えないがスビンちゃんの色気はほの暗くて退廃的で、けだるい、アンニュイという言葉がしっくり来るし、どこか不健康というか時おり人を静かに貪っていく毒みたいな何かも感じてしまいぞくぞくすることがある。たぶんわからない人はぜんぜんピンと来ないし、わたしみたいに刺さる人には凄まじく刺さって仕方がないパターンだと思う。
そしてスビンちゃんが本当におそろしいのは退廃的とかアンニュイそれだけで終わらないところだ。その色気のほの暗さ、アンニュイ感はふにゃんとした不思議なかわいさを経由して完成されているんだ！とわたしはもともとうるさい声を更に大きくして言いたい。
綺麗で物憂げそうな人はモデルや俳優にたくさんいるだろうけど、ふにゃんとしたやわらかいかわいらしさとアンニュイ感を兼ね備えている人は特に男性ではかなりめずらしい気がする。このかわいさはどこからやってくるのかわからない。前述した顔立ちもかなり関係あるのだろう。だけどその色気にしてもどこか掴みどころがない、霧のようなふわっとした質感で、しかもなんだか本人はまるで気にしてなさそうなので、持って生まれたものなんだろう。おそろしすぎる。
スビンちゃんは、きれいなドレスもにぎやかなダンスパーティも、ぜんぶぜんぶ飽きちゃったって言ってる、お城で退屈しているお姫様みたいな表情をたまにする。
いやどう考えても言っているわけがないしこれは成人男性に対して感じて良い感情なのかも微妙なところだか、でも彼がたまに見せるふとした表情からはわたしが強烈にあこがれてた映画のヒロインたちを思い出す。自分がスビンちゃんの色気にとらわれている理由の根本ってやっぱりそういう色っぽい人たちへのあこがれみたいな感情にあるのかなと今回ダラダラと書いてみて思った。
最近ふたたび不眠症っぽい症状が出てきて、何時に眠っても朝の3時や4時に目が覚めてしまうことがたまにある。今日も明け方に目覚めてしまい、時間を潰すために勢いのままこれを書いた。おそらく夜くらいにたいして推敲もせず上げると思うけど、やっぱり好きなアイドルの好きなところを話すのは楽しい。もっと挙げたいけれど3000字を超えてしまったので続きはまたいつか。