ご利用は計画的に
クレジットカードという神のアイテムがこの世には存在する。
現金がなくても買い物ができるし、高額の商品は分割にして支払うことができる。
私がクレジットカードを持ったのは大学生の頃だった。イオンと欅坂46がコラボしていた時に、限定のイオンカードが出たので申し込んだ。最初はその便利性を知るよしもなくただただ持っているだけの日々が続いた。
しかし、あるときに何かネットで注文したい時にクレジットカードで支払う場面が突如現れ、恐る恐る使ってみることにした。
本当にこの支払いは引き落とされるのだろうか。この取引はクレジット番号とかを入力しただけで完結したのどうかとドギマギした。
それからまたさらに時がたち、古着の世界に片足を突っ込み出した頃、
1万6千円のM-65というモッズコートに出会う。当時一着で一万円を超える服なんて買ったことがなかったがその服にあまりにも魅了されたのと勢いでクレジットカードをきった。
その日、私の服に対してのリミッターが外れた。
リミッターが外れた後の私は、ことごとくカードを使うようになった。翌月入るバイト代と照らし合わせながら今月いくら使えるか計算する。それが楽しくて仕方なかった。
今や、生活の一部となり普段使わないものも合わせると計6枚ものカードを所持している。
けど、今考えてもあの時勇気を出してM-65買っといて良かったなあとしみじみ思う。今やものや状態にもよるが私が持っているものはおおよそ10万円前後する。
ご利用は計画的に。
チキン南蛮定食をたべます。