見出し画像

再掲載!ECUチューンにおける街乗り領域のトルクアップ。それが出来ていないデーターが多いのはなぜなのか?それをやらないお店の言い分は?

この記事は2024年3月8日に書いた記事ですが

疑惑の中へと消し去られてしまったので再掲載する事になりました。

また・・・再び・・・消される前に
どうぞお早めにお買い求めください。

購入しておけば、万が一記事が消されても

購入者は閲覧可能です!
っが、未購入者は掲載されていた痕跡すら見つけ出せなくなります。

ではここから先が元記事となります。


我々ビークルフィールドのECUチューンのラインナップの中に
ZC33S スイフトスポーツと言う車種があります。

正確に数えたわけではありませんが

延べで500台とか600台と言う施工実績があるようです。
数えるのは だいぶ前に辞めましたが
そのすべてのデーターはバックアップ含めて車台番号で管理しています。

その中には他店のECUチューンを施工していたのにも関わらず
我々ビークルフィールドのECUデーターに
変更したいと言う方もいらっしゃいます。

「サーキットを走る分には良いのですが・・・
 街乗り領域がはっきり言ってノーマルとあまり変わらないんです。
 こんな物なのかなと思っていた時に
 友人がビークルさんのECUチューンを施工したので乗らせて貰った所
 街乗り領域のトルク感が想像以上に引き上げられていまして!」

何度となく聞いた書き換え理由です。

では、なぜ他社さんは街乗り領域のトルクアップをさせないのでしょうか?
その一つは、シャーシダイナモでのパワーチェックには

その領域の結果が反映されないからだと思います。

考えても見て下さい。
街乗りをしている際、アクセルはどれくらい踏んでますか?
おそらく多く踏んだとして30%
ある程度車速が出ていれば再加速時は15~20%も踏めば良い方で
燃費を気にしながら乗っている人は
恐らく5~7%付近のアクセル開度で走っていると思います。

そんな領域の出力値は
アクセル全開で測定するパワーチェックには
微塵も反映されません!

ただECUチューンの効果を魅せるのにパワーグラフは大事です。

ノーマルで〇〇馬力だったのが

ECUチューンを施工して〇〇馬力になりました!

この差を大きく出す為には
中回転高負荷以降のデーターを書き換える事が有効であり
海外のECUチューナーやデーターを売り歩く人々も
この領域のデーターを触りがちですし、この部分しか触りません。

なのでそう言う人からデーターを買って
オリジナルECUチューンと謳っているお店のデーターは
中回転高負荷域以降のデーターしか変更されておらず
街乗り領域のデーターはノーマルとまったく同じです。

ただ、中回転高負荷域以降はデーターが変更されているので
サーキット等を走ると速さの違いを感じるんです。

サーキットを走る分には良いのですが・・・
街乗り領域がはっきり言ってノーマルとあまり変わらないんです。

残念ながらこう言うECUチューンは、ひとまず最大馬力だけを嵩上げして
ドライバビリティーの向上なんて
知ったこっちゃないと言う方々のデーターになります。

論より証拠と言う事で、過去に我々ビークルフィールドが
海外のECUチューナーから購入したECUデーターの一部を
ノーマルECUのマップデーターを重ね合わせた際の画像を出します。

グレーになっている部分が数値に違いがある事を示し
数字が0の部分は差がない事を表します。

変更されているのは4800rpm以降だけですね・・・。
これはロータスV6エキシージのデーターですが
4800rpmより上なんて、街乗りではまず使いません。
残念です。

残念なのですが、
これと同じデーターを日本国内で見たことがあります。
そのエキシージもECUチューンを施工した車両でしたが
国内のショップで書き換えて貰ったと言っていました。

この事実は、こう言うデーターを海外から買って変更もせずに
そのままインストールしているショップがあると言う事を表します。
残念です。

では街乗り領域のトルクを上げるにはどうすれば良いのでしょうか?
はい、街乗り領域でマップトレースされる部分を変更すれば良いんです。

上手くセッティングすればNAのFA20エンジンを搭載した
ZN6 86でさえ3速発進が出来て、そのまま普通に走れてしまうと言う
鬼トルク仕様なんてのも造れます。

っが、実際問題、どうやってトルクって引き上げると思いますか?

その辺りの混み入った話、今回はZC33S スイフトスポーツを実例に
有料ページにて語ってみたいと思います。

ここから先は

1,468字

¥ 2,450