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あっ、この瞬間が、日産車だね。R35 GT-R編。なぜ日産部品は壊れる部品を供給し続けるのか?ステルスリコールにすらしない開き直りの境地!?前編。

まずは

こちらのnote記事をご覧ください。

我々ビークルフィールドが この言葉を使う時
良い意味ではなく、悪い意味で使うのだという事が
容易に想像出来ると思います・・・。

もちろん今回も、悪い意味として使わせて頂きます。

あっ、この瞬間が、日産車だね。R35 GT-R編。

で御座います。

継続車検で入庫した

こちらのR35 GT-RはMY2007モデルです。

継続車検にて入庫して来ましたが、車検合格するまで
そして合格後も、とにかくトラブル続きでした。

まずは入庫して数日後、普通にエンジンを掛けると
ABSのチェックランプが点灯。

出た!
ポンプモーターエラー・・・
ABSユニットをOHするか交換しないと治らないやつです。

実はこの車両、以前にも同じエラーでABSユニットASSYで交換したのですが
また同じ故障・・・?

今回はABSユニットを取り外してOHして再装着しました。

なぜ数年で壊れるユニットを対策もせずに供給し続けるのか?

トヨタであれば、リコールの届け出はしないものの対策品を準備して
元の部品が壊れて発注が入った段階で、こそっと対策後の品番を納品する
いわゆるステルスリコールを多々発症させてますが
日産の場合は壊れると分かっていても、その品番で供給し続けると言う
ある意味開き直りの境地に至っているのでしょうか?

非常に不可解です。

ABSユニットのOH後、試運転を行っていると
エアコンONにも関わらずエアコンコンプレッサーが
回っていない事に気付きます。

コンプレッサーのマグネットクラッチに
ON-OFF信号が来ていないので、? と思いながらも
そのまま少し車を動かすと急にコンプレッサーが回り始めました。

どうも振動をきっかけにクラッチに電源が入る様です。

こう言う場合は室内にあるオートアンプの基盤不良の可能性が濃厚です。

実は、ここも定番の故障個所ですので、壊れたら替えるしかないのです。
部品を発注すると、1週間ほどで入荷するとのこと。

待ちます、1週間、そしてなにも来なかった。

問い合わせると

「出来上がって来たオートアンプにも
 不良が見つかり現在製作し直しています。
 納期は1か月です。」

先日のVR38用のメタルもそうでしたが

部品供給があれもこれも1か月以上掛かるって
日産部品はほとんどが受注生産性なんですかね?

おとなしくオートアンプ入荷を待ちながら
各部のオイル交換を行い暖機運転していると
今度は水温が100度を突破!
ボンネットを開けると電動ファンが回っていない!!
ヤバイ!!!

色々と調べて行くと、始まりは小さなきっかけで
それが徐々に浸食して行き
最後はエンジンブローにまでつながると言う驚愕の事実が・・・。

では、まずその小さなきっかけとは!?

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