見出し画像

半クラを多用しても、ディスクが減るだけでしょ!って思ってらっしゃる方へ。ディスクが減るだけでは無いんです・・・。

スポーツ走行している時はちゃんと1速から2速
2速から3速って順番にシフトチェンジすると思うのですが
通勤とか、ダラ~って走っている時は2速発進で次は4速・・・みたいな。

ZC33S スイスポとかFL5 シビックRでECUチューンすると
そう言うシフトチェンジでも、しっかりとトルクが乗って
半クラ使うのなんて一瞬で良いのでクラッチが減る事なんてないのです。
っが、トルクの少ない状態で2速発進や1速飛ばしをしようと思うと
どうしても半クラッチを使って
タイヤの回転とエンジンの回転差をクラッチで吸収しがちです。

これはメタル系のクラッチディスクを使った強化クラッチを組み
毎日必死に渋滞を潜り抜けながら通勤を乗り越える様な場面で
発進の都度、高度な半クラッチが求められ

結果、クラッチを破壊してしまうと言う状況とはちょっと違います。

普通に1速使えば、何事もなく発進出来るのですが
シフトの回数を減らしたい・・・と言うか
マニュアル操作自体が面倒くさいな~
と言う時のズボラな運転とでも言いましょうか。
自分も良くやるので、その気持ちは痛いほど分かるのですが
クラッチを完全につなぐとトルク不足でガクガクするので
半クラで耐える!みたいな感じでしょうか。

まあ、たまには そんなシュチュエーションになるのも
しょうが無いと思うのですが、乗る度にそんな感じで半クラを使うとなると
ディスクは、いとも簡単に擦り減ってしまいます。

クラッチペダルを踏まなくても
シフトが1速に入ってしまうほどすり減っていたクラッチディスク。

取り外したミッションの

ベルハウジング内には摩耗したクラッチ粉が

結構な勢いで堆積していました。

頭だけベルハウジング内に入るセルモーターにも
クラッチ摩耗粉が堆積しています。

でも、まあ、クラッチディスクを換えれば良いんでしょ!
FRだったらクラッチ交換の工賃もそこまで高くないし!!
と思ったあなた。

半クラを多用するとクラッチディスクが減るだけでは収まらず
結構大変な事になってしまうんです。

今回のケースもディスクの交換だけではNGでして・・・。

では、半クラ多様でどんな事が起きてしまうのか?
有料ページにて開示して行きます。

ここから先は

691字 / 5画像

¥ 980