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【うつ病経験談】発症から改善へ

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2021年12月頭にうつ病と診断され、休職・退職・無職を経験している私の心の動きなどを綴っています🌼
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記事一覧

うつ病と共に生きていく

人生で初めて精神科を受診しました。 今まで数えきれないぐらいの鬱状態を経験してきましたが、病院に行くまでもないというか、全く知らない人に相談する、言葉にならない心のモヤモヤを伝えることを想像するだけで怖くなってしまっていたので、 受診したことはありませんでした。 でも今回は心身ともにもう限界で、医師の診断が唯一私を助けてくれると信じて思い切って受診してみました。 医者との相性もあるため、ドキドキしていきましたが、とてもやさしい先生に恵まれて、「うつ病」の診断、そして転

うつ病と向き合う日々~WEEK1~

うつ病と診断されて休職してから1週間が経ちました。この1週間を振り返ってみようと思います。 診断されたその日、「休んでもいい」ということを認められたあと、ずっと気になっていた表参道の青山ファーマーズマーケットに行きました。 人混みは苦手でしんどいなと思いつつも、化学肥料・農薬不使用のキラキラ輝く野菜たちを見て元気をもらい、1週間分の野菜とおやつのヴィーガンパンを買って、ホクホクしながら帰りました。 一方で、職場の方には迷惑をかけてしまうのが申し訳なく、休職願をどう伝えよ

うつ病と向き合う日々~WEEK2~

うつ病と診断されて休職してから2週間が経ちました。 2週目は1週目よりいろんなことをやる気力や体力が戻ってきた気がします。 最近は急に寒くなったので、朝布団から出るのがなかなかに大変で、日中も寒いゆえに何もしたくなくなったり外に出たくなくなったりしていました。 そこで元気をくれたのは友人との会話とYoutubeを見ながらのエクササイズ。 大学時代の親友や先輩と電話する機会が多くあり、毎日誰かしらと電話して、 私がどんな状況でどんな心境なのかをたくさん聞いてもらいまし

うつ病と向き合う日々~WEEK3~

うつ病で休職3週目を迎えた月曜日、急に症状が悪化しました。 死にたいと思う感情はないものの、頭はぼんやり。 仕事に行きかう人やMTGをしているというインスタストーリーズ。 それを見ていたら急に収入がないことの不安がよぎり 居ても立っても居られない感じになっていました。 かといってすぐバイトを始める気力はないし、向いている仕事がなかなか見つからないのが現実。 不安。とにかく不安。 誰か助けてほしい。 そう思っていました。 街はクリスマス一色で、 カップルや女子

うつ病と向き合う日々~1か月の休職期間を経て~

うつ病と診断されてからあっという間に休職期間としていた1か月が経とうとしています。 休職が決まった時は、職場がどうなってしまうのか、私はどうなってしまうのか不安で仕方がありませんでしたが、 1か月経ってみると心身ともにかなり回復し、自分に寄り添えて充実した1か月だったのではないかなと感じています。 うつ病を抱えた状態で年末年始を過ごすという、1年前では想像もしていなかった現実。 ですが、こうなったのは、私がやっと自分の声に気付き始めての結果であり、これからの人生の新た

休職2か月の今

12月頭からうつ病で休職してはや2か月。 体も心も回復してきて、1月末に正式に退職手続きを終え、無職になりました。 うつ病・休職に関しての他の記事はこちら👇 お金は無くなる一方で不安はあるものの、気の向くままに好きなことをしてゆっくりすごして、元気になってきた自分を見ると、この選択をしてよかったなと改めて思います。 休職初期は、上司や家族から怒られる、火事にあうなど毎晩のように悪夢を見てよく眠れない日が続いていました。 でも今では、休職中にはまった中国人の俳優さんや

【休職日記】うつ症状の悪化と自分を癒す1日

うつ病発症初期に比べてだいぶ精神状態が安定してきて、そろそろバイトでもはじめようかと思っていた矢先、突然糸がプツンと切れたように涙が止まらなくなりました。 「平日毎日出勤して休日は自分を甘やかすOLのくらし」のようなYoutube動画を見たり、参加した食事会で会社でバリバリ働き、休日は趣味を楽しんでいる人たちに出会ったりしたことで、私が無職でただただ毎日働かずに過ごしていることを改めて思い知ってしまったからかもしれません。 周りは関係ない。会社で働くことだけが正解じゃない

【休職日記】手放すことで得られた幸せ

最近、急に断捨離に熱が入りました。 元々所持品は少ない方でしたが、片付けを始めると、意外にもいらないものがたくさんでてきました。 大学時代は、家具・食器付きの部屋に住んでいて、家具をそろえる必要がなかった一方で、自分のお気に入りを探して選ぶ余地がありませんでした。 当時は自分の心の声を知らなかったから、おしゃれさや使い勝手など何も考えずにありがたく使っていました。 実際お金はそこまでかからなかったし、不自由なく過ごせていたので不満はありませんでした。 しかし、おうち

うつ病発症から3か月 無職になった今

2021年12月頭にうつ病で休職してから3か月が経ちました。 長かったようであっという間の時間。 元気なこともあれば落ち込むことも多かった3か月でした。 総合的には回復してきている様ですが、最近の症状としては、 ・人が怖くてアルバイトも含めた仕事が始められない ・夜中に目が覚めて眠れなくなる ・日中でエネルギーを使い果たしてしまい、18時を過ぎると座っているのも辛くなる というようなものがまだあります。 なんども「気の向くままに生きていこう」と自分を元気づけては、

生きる意味が分からなくなった先に

前回の記事でも書きましたが、約1か月前に私が大事にしてきたインスタグラムのメインアカウント(オリジナルヴィーガンレシピ紹介)が止まってしまい、 それに追い打ちをかけるように、サブアカウント(カフェ紹介アカウント)までも止められてしまいました。 利用規約に違反していないのにもかかわらず、時々運営側の不具合でアカウント凍結が起きてしまうことがあるそうです。 よりによって2つとも止められてしまうとは。 メインのアカウントはいまだ返ってきていません。 色々調べて打つ手は打っ

新たな別れと踏み出した一歩

つい2、3日前に、大学時代から使っていたFacebookアカウントを消しました。 理由は簡単に言うと、「つらくなった」から。 大学の友達や、いろいろなイベントで出会った人、お世話になった先生など気付けばたくさんの方と繋がっていて、 知らないうちに、その方たちのキラキラした報告に圧倒されている自分がいました。 ありがたいことに優秀な方と出会って、それぞれの道で活躍されている様子をFacebook越しに見てきました。 それらを見ることでいい刺激をもらえたり嬉しくなったり

社会から離れて4か月 やはり料理の道は諦められない

12月頭からうつ病で休職し、無職になってから1回目の春が来ました。 社会人1年目!とフレッシュに感じていましたが、いつの間にかもう2年目を迎えようとしています。(時の流れはあっという間😨!!!) 社会から離れて4ヶ月の今1年前はこんな風になるとは思ってもみませんでした。 「怒涛の1年」という言葉がふさわしい2021年度。 実績は何もないけれど、2つの職場で今後も活かせるビジネススキルや専門知識を学べたので、その点はよかったかなと思っています。 休職後、毎月必ずどん底

一歩進んで二歩下がり また前を向いて進む

先日、珍しく母が夢に出てきました。 両杖をついて辛そうにしていて、商業施設の中で車椅子を借りてこようかと話していた感じでした。 またよみがえった負の記憶私は親のことが嫌いなわけではありません。 小さい時から好きなことをやらせてもらったし、うつ病になり仕事ができなくなってしまった今でも、私を責めることなく、温かく見守ってくれているので、本当に感謝であふれています。 ただ、私の気質上、親のようにどんなに心を許して親しい中でも一定の距離が必要なんです。(いくら親でも、完全には

うつ病発症から5か月 やっとリハビリを始めました | 忙しい朝にも手軽に作れる「ブルーベリーホットオートミール」のレシピ

12月頭にうつ病を発症して休職し、退職、無職期間を経て5カ月。 毎月どん底まで気分が落ち込み生きる希望を失いつつも、段々と元気になってきて、 収入がゼロであることの恐怖やストレスから3月半ばからアルバイト探しを始めていました。 なかなか仕事が見つからないヴィーガンカフェやデリショップでの製造バイトから、もくもく作業系まで、 なるべく精神的負担がかからない業種(接客や前職のようなメール対応などの事務でないもの)を選んでいくつか受けていた私。 履歴書や面接で、私がうつ病