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目標のおはなし

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私が目標を達成するまでの道のり
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夢を目標に変えた日

夢を目標に変えた日

できっこないと思っていた夢が叶うかもしれない。
夢物語が最近になって少しずつ現実味を帯び始めてきた。

私の夢はメジャーな学会誌に1本通すこと。
ここまでくるのに約2年かかってしまったけれど、諦めなくてよかった。というよりは、結果的には一度離れたことによって諦めずに続けられたのかもしれない。

先の見通しが立たず、わからないまま進んでいくってすごく不安だ。私の悪い癖で、一つ壁にぶつかるとやっぱりダ

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休んでよかった

休んでよかった

休むと決めてから約2ヶ月。
休むからには変にやらなきゃなどと考えず,とことん休むことにした。
こういう時しっかり休めるかどうかでその後の気持ちが全然違うことはよく知っている。

1ヶ月ほど休んで離れていたら,追い詰められていたときの焦燥感のようなものがすうっと消えていくのを感じた。それから半月ほどで,そろそろ再開しようと自然と思えた。無理に気持ちを持っていこうとするのではなく,自然にまたやろうと思

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できなかったからお休みすることにした

できなかったからお休みすることにした

できないって言いたくなかった。
できる私でいたかったし,できないなりに努力くらいはできると思いたかった。

でも,一つのことだけ頑張ればよかった頃と違って,今はそう簡単に崩せないものが増えた。徹夜したら仕事に響くし,ご飯を抜いたら具合が悪くなる。時間と体力だけでは限界があることを渋々認めはじめたところだ。

ギリギリまで迷った結果,締切を少し延ばしてもらうことにした。
取り繕ったり,できているよう

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やっと肩の力が抜けてきた

やっと肩の力が抜けてきた

あゆみは早くないものの,少しずつ進んでいると思う。
少なくとも1年前よりは。

今じゃないとわからなかったことは沢山ある。
あの時の私に教えたって,きっと自分のものにはできなかった。だからあれは必要な紆余曲折だったと思う。

♦︎

最近は少し余裕ができた。
この余裕は,一度で100点にしないでいいとわかったから。

骨組みを作ることと,完成度をあげていくことは全く別の話だ。どんなに美しい建造物も

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土台が作れるようになった日

土台が作れるようになった日

新しいPCを手にしてからというもの、私のnoteはほぼPCからの更新になっている。スマホでちまちま、友人にメールを打つかのごとく書く方法も結構気に入ってたんだけど、それはそれとして。
大きな画面で全体を見ていると、頭が整理される感じがしてすっきりする。その日の気分に応じて書きわけてみてもいいなぁ、なんて、そんな風に思えるくらいに今の私は柔らかい。

♦︎

わからないことがわからない。
そんな日々

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無駄なようで無駄じゃない作業

無駄なようで無駄じゃない作業

最近、少なくともここ数ヶ月はずっと、締切の前になると今度こそもう無理かもしれないと思い続けている。

でもいざ作業をはじめて、ある程度軌道に乗ってくると全然無理ではなくて、楽しい、面白い、もっともっと、って気分が上がってくるのだから不思議だ。できなかったらどうしようなんて不安は一瞬にして消えてしまう。

♦︎

文章を書く時に、つい長くなってしまうという人がいる。
本当はもっと短く端的にまとめたい

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正解はもう探さない

正解はもう探さない

今回こそ、もうダメだと思っていた。
『次までにやるべきこと』から大きく道を外れて、迷子になって。もはや自分がどこにいるのか分からないくらい、ぐるぐる回っていた。

だからもう本当に、気持ちとしてはかなりギリギリの所にいたと思う。
やっぱり無理なんじゃない?って囁き声が聞こえるくらいに。思いつく限りの方法を全て試してみて、でも全然ダメで。ダメだということはわかるのに、何がダメなのかもわからなかった。

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時には手放す勇気と柔らかさを

時には手放す勇気と柔らかさを

一つ目の峠を越えてから、どれくらい経っただろうか。

山登りは人生で数える程度しかしたことがないが、山頂が見えてからが意外と長い。多分それは、ある程度登ってきたからこそ感じる長さなんじゃないかと思う。だって、登る前は案外いけるんじゃないか、なんて余裕をかましていたから。

登り始めてようやくその道の険しさに気づき、慣れてきた頃に見える山頂。そして今までの道のりを考えるとまだまだ遠いことを悟る。今は

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続けてたらいいことあるよ

続けてたらいいことあるよ

火事場の馬鹿力という言葉がある。
今日まさにこれを体験した。正確には『土壇場の直観』と言ったほうがいいかもしれない。本気で追い詰められてもうどうにもならないと思いながら作業を進めていたら突然降ってきた。

あ、これだ、と瞬時に思った。
これまでちょこちょこやっていた時には一度も閃かなかったのに。ここにきてようやくである。ここまで辿りつくのにどれだけ時間をかけたことか。嬉しいを通り越して少し動揺して

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答えは見えないまま進んでいく

答えは見えないまま進んでいく

起きてすぐ、カーテンから差し込む光が少ないことに気づく。たしか予報は晴れだったはずだけど、なんとなく空が重たい。寒い季節特有の灰色がかった空気感に、いよいよ本格的に寒くなりそうだと予感する。

来週からは一気に気温が低くなるらしいので、週末の内にもう1段階寒さ対策をしておこうと決意。ひとまず毛布と厚手のコートを準備した。これでいつでも温かく過ごせそうで一安心。ついでに家の中も見直すことにした。

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終わりがないからこそ

終わりがないからこそ

今日は久しぶりに「目標」のお話を。

今は文章を書く上での基礎固めをしている段階。管楽器で言うならアンブシュアを見てもらっているような。
…といってこの例えで何人の人が頷いてくれるのか分からないけれど。

世の中には様々なタイプの文章があって,私は普段結論が最後に来る日本語らしい日本語の文章を好んで書いている。こんな風に日記やエッセイの類であればそれで何の問題もないが,論文のような文章となると話は

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また一歩近づいた

また一歩近づいた

今日も目標に一歩近づいた。
私の目標とはこれ。

亀よりも遅いかもしれないスピードではあるが少しずつ進んでいる。今日はついにGOサインを出してもらった。ここまでくるのに5年。
一時お休みしていたので再開してからは2年。
長い長い道のりだ。

私がこれだけかかっても諦めずにいられる理由の一つは比べる相手がいないことかもしれない。
研究室に所属していた頃は周囲に優秀な人が多く、私がどう足掻いても追いつ

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網目を細かくするために

網目を細かくするために

有言実行。どうにか資料作りを終えた。
ソワソワ落ち着かない気持ちがようやく一段落ついて心からホッとしている。もっと早くから取り掛かればよかったと毎回思うけれど,結局早くやってもギリギリまで粘ってしまうのであまり変わらないのではないかとも思う。ゴールがないものをどこで切り上げるかって難しい。

私は基本的に網目の粗い人間なので,大体でいいやとなってしまうことが多い。大枠を捉えることは苦労しないが,詳

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『ゆとり』がもたらしたもの

『ゆとり』がもたらしたもの

今日はいいことがあった。

自分なりに試行錯誤してきたことが認められて「一山越えましたね」と声をかけてもらった。
始めた頃は検討のしようがないくらい中身のないものしか出せなかったので、ここまで来れたのは自分でも感慨深い。

それっぽく見せていても本質を理解していなかったので、器用な人より時間がかなりかかってしまった。それに当時は何がわかっていないのかさえ分かっていなかった。

途中でやめることもで

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