小春ゆら

地方都市でフリーランスとして働いています。 暮らしの『心地よさ』を日々模索中。 毎日原…

小春ゆら

地方都市でフリーランスとして働いています。 暮らしの『心地よさ』を日々模索中。 毎日原稿用紙約2枚半、等身大のエッセイをしたためます。

マガジン

  • 映画とドラマのおはなし

    週末の夜は飲み物片手に映画を観るのがお気に入り。 感想と思い出した昔話などをつらつらと。

  • 3行日記

    休日に綴る本当に3行だけの日記。

  • 恋人と私のおはなし

    これが最後の恋になりますように。

  • 断捨離のおはなし

    断捨離について。捨てること、整えること。

  • 目標のおはなし

    私が目標を達成するまでの道のり

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【2024年版】今年やりたい10のこと

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相反する願望

勝手に抱え込んでいた荷物を一つ、また一つとおろしていく内に随分と身軽になった気がした。どれだけ抱え込んでいたんだろう。我ながら驚いた。 身軽になった心と体で、今…

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無視するわけではないが、あえて触れもしないスルースキルというやつ。 私はこれがめっぽう下手で、ついつい余計な一言まで拾ってしまう。 そして勝手に傷ついたり、イラつ…

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あの時を想えば

仕事の合間に資格の勉強をしていると、1日が本当にあっという間だ。 早起きが得意ではないので、朝が早い日はできるだけ早めにベッドに入る。早寝早起きの生活なんて、高校…

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いつも使っているものを、ちょっとお得に買えて幸せ。 いいことと悪いことは順番にやってくるという、人生万事塞翁が馬を信じている私だが、ここ数日は特に実感している。 …

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ひょんなことから、今後の流れが少し変わりそうだ。 夜のおしゃべり。ふとした私の一言だった。 ぽろりと出た本音、と言ってもいいかもしれない。 恋人は、その言葉を大事…

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量より質を求める暮らし

何度寝の末にぼんやりと目覚めた。 今朝もいつも通りに起きたあと、いや、やっぱりもうちょっと寝ようと思って眠りに落ちたことは覚えている。 久しぶりに時計は9時を回っ…

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ずるく、賢く、たくましく

懸念事項が一つ、解消された。 責任の所在が明らかになったこと、そして私の実質的な負担が多少軽減されたことで、肩に乗っていた重圧から解放された気分。 何もかも自分で…

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好きに囲まれて

冷蔵庫にあった缶チューハイをぷしゅっと。 明日も明後日も仕事なので、特に週末という感じではない。 でも今日はなんとなく飲みたかった。 なかなか受け取れずにいた荷物…

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小春ゆら
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不幸でいたい母

不幸であることがステータスになってしまう人がいる。 それくらい全然ましだよ、私なんて…って、不幸自慢とかしちゃうやつ。 不幸で、不健康で、不満ばかりな人。 「でも…

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推しはほどほどに、お金は予算の中で

予算管理を徹底するようになってから、買い物がしやすくなった。 キャッシュレス化が進んでいくにつれて、1ヶ月にどれくらい使えるのか、予算立てが肝であることを痛感し…

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埋まらない穴

寝不足の頭に理不尽な要求のダブルパンチ。 もうどうにでもなってしまえとやさぐれた気持ちをどうにかおさめながら、運転していた。 運転中にも止まらない涙。 このままの…

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どちらも本当の気持ちだから

私にとって大切な友人を、誠実な知り合いに紹介した。 二人がうまくいくように心から願いながら、その一方でどういいようもない寂しさも感じていた。 でもこの寂しさを私…

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立ち止まれないのは

ぷつりと集中の糸が途切れたかのように、ぼんやりしている。 ここ数日はとにかく家族のことばかり考えて最優先にしてきたからから、元の自分だけの生活に空気がしぼんだ風…

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見えない分かれ道

もう戻れないんだなぁと思いながら、振り返る先にあったものたちを懐かしむくらいには、感傷的になっている。 戻れないということは進むしかない。 いや、立ち止まること…

小春ゆら
2週間前
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【2024年版】今年やりたい10のこと

【2024年版】今年やりたい10のこと

noteを見ていたら、素敵なタグを見つけた。 #今年やりたい10のこと
以前やりたいことリストを100あげてやってみたことがあるが、そもそも100個もやりたいことが思い浮かばず、後半は「◯◯を食べる」とみたいな、それって本当にやりたいこと?みたいなものも含まれていた。

達成率としては70%くらいだったかなと思う。
100%にすることよりも、何をしようか迷ったときにそういえばやりたいことリストに書

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相反する願望

相反する願望

勝手に抱え込んでいた荷物を一つ、また一つとおろしていく内に随分と身軽になった気がした。どれだけ抱え込んでいたんだろう。我ながら驚いた。

身軽になった心と体で、今本当にやりたいことはなんだろうと考えてみる。
これはずっと考えていることではあるけれど、抱えているものが多すぎるとその分自由度も下がっていた。

でも、今ならできそうな気がする。

本当はもう少し仕事を頑張りたいなと思っている。
仕事に充

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育てたいスルースキル

育てたいスルースキル

無視するわけではないが、あえて触れもしないスルースキルというやつ。
私はこれがめっぽう下手で、ついつい余計な一言まで拾ってしまう。
そして勝手に傷ついたり、イラついたりしている。
なかなか厄介だ。

放っておけばいいのよとか、相手にしなければいいのに、なんてもう何十回何百回と言われたか分からない。たしかにそうやって助言してくれる人たちは皆上手にスルーしている。
ほおぉと感心するばかりで、一向に私は

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あの時を想えば

あの時を想えば

仕事の合間に資格の勉強をしていると、1日が本当にあっという間だ。
早起きが得意ではないので、朝が早い日はできるだけ早めにベッドに入る。早寝早起きの生活なんて、高校生ぶりかもしれない。

高校の頃は、とにかく一日中眠たくて朝から夕方まで起きていたほうが珍しいかもしれない。ノートに謎の暗号や地図のようなものが書かれていることはしょっちゅうだったし、小テスト中だろうが、模試だろうが、構わず寝ていた。とに

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この道で生きていくと決めたから

この道で生きていくと決めたから

いつも使っているものを、ちょっとお得に買えて幸せ。
いいことと悪いことは順番にやってくるという、人生万事塞翁が馬を信じている私だが、ここ数日は特に実感している。

そりゃあいいこともあれば悪いこともあって当然だ。
そうわかってはいても、悪いことばかり続くと気分も沈むし、やさぐれることもある。ちなみに、やさぐれた日はさっさと寝るに限る。

なぜか今年はどこの職場も忙しく、昨年とは比べ物にならないくら

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何かが変わりそうな予感

何かが変わりそうな予感

ひょんなことから、今後の流れが少し変わりそうだ。
夜のおしゃべり。ふとした私の一言だった。
ぽろりと出た本音、と言ってもいいかもしれない。

恋人は、その言葉を大事に抱え、気が済むまで聞いくれた上で、改めて時間をとって話すことを提案してくれた。今までのように、いつかではなくいつが、明確に決まっていたことに内心驚きつつも、そうだねと頷いた。

これまではいつもこの手の話題になると感情が抑えきれなかっ

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量より質を求める暮らし

量より質を求める暮らし

何度寝の末にぼんやりと目覚めた。
今朝もいつも通りに起きたあと、いや、やっぱりもうちょっと寝ようと思って眠りに落ちたことは覚えている。

久しぶりに時計は9時を回っている。
でも別に遅刻したとか何かに間に合わなかったとかではないので、自分が思っていたよりも長く寝たなぁという感じ。
あらぁ、よく寝たねぇとおばあちゃんのような気持ちだ。

寝るってすごく大事で、起きている時間のほとんどを仕事をするか、

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ずるく、賢く、たくましく

ずるく、賢く、たくましく

懸念事項が一つ、解消された。
責任の所在が明らかになったこと、そして私の実質的な負担が多少軽減されたことで、肩に乗っていた重圧から解放された気分。
何もかも自分でなんとかしなければ、と気負いすぎていたようだ。

私は何かにつけて、この傾向がある。

幼少期から、自分で責任とれるならやってもいいというような許可の得方をしていたからか、私の中で自分で責任を取るというのが常に頭のどこかにある。だからこそ

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好きに囲まれて

好きに囲まれて

冷蔵庫にあった缶チューハイをぷしゅっと。
明日も明後日も仕事なので、特に週末という感じではない。
でも今日はなんとなく飲みたかった。

なかなか受け取れずにいた荷物の、再配達の手配をしながら野球中継をつける。以前だったらおじさんみたいな趣味だね、と言われた野球観戦も今ではすっかり市民権を得た気がする。

ちょっと前まではカープ女子みたいな、ひとつのブームに乗せられているような感じがして、ちょっと居

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3行日記

3行日記

ただひたすらに眠くて、何もできなかった。

これはきっと、自分のキャパ以上のことをやりたい気持ちに対しての答えな気がした。

それでもまだどこか、諦めきれずにいる。

不幸でいたい母

不幸でいたい母

不幸であることがステータスになってしまう人がいる。
それくらい全然ましだよ、私なんて…って、不幸自慢とかしちゃうやつ。
不幸で、不健康で、不満ばかりな人。

「でも」と「だって」を繰り返して、自らをどんどん不幸な状態に追い込んでいるように見える。どうしてなのか、わからない。
例えば「疲れた」と言われて、共感したら何時間でもその話をされるので、「少し休んだら?」というと「そんなことできるわけない」と

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推しはほどほどに、お金は予算の中で

推しはほどほどに、お金は予算の中で

予算管理を徹底するようになってから、買い物がしやすくなった。

キャッシュレス化が進んでいくにつれて、1ヶ月にどれくらい使えるのか、予算立てが肝であることを痛感している。特にクレジットカードの場合、即時引き落としではないので、タイムラグがある。
ここを理解せずに好きなだけ使っていると、後で痛い目にあうのだ。

そんなことは重々承知ではあったが、ついつい使いすぎてしまうのも世の常というやつで、なんと

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埋まらない穴

埋まらない穴

寝不足の頭に理不尽な要求のダブルパンチ。
もうどうにでもなってしまえとやさぐれた気持ちをどうにかおさめながら、運転していた。

運転中にも止まらない涙。
このままの状態だとまずいなと思いながらも、どうすることもできなくてとりあえず自然に涙が枯れるまで泣いた。
何が悲しいのか、悔しいのか、辛いのか、言葉にするのも億劫で、呆れとか虚しさとか、そういうどんよりとした気持ちばかりが浮かぶ。

ヤングケアラ

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どちらも本当の気持ちだから

どちらも本当の気持ちだから

私にとって大切な友人を、誠実な知り合いに紹介した。
二人がうまくいくように心から願いながら、その一方でどういいようもない寂しさも感じていた。

でもこの寂しさを私が抱いていることは、表に出すことはもちろん墓場まで持っていくつもりだ。この感情が前に出てくることでいいことなんて、ひとつもない。嫉妬や妬みとも違う、寂しいという気持ち。

この感情を持つこと自体は肯定しようと思っている。

彼はとても大切

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立ち止まれないのは

立ち止まれないのは

ぷつりと集中の糸が途切れたかのように、ぼんやりしている。
ここ数日はとにかく家族のことばかり考えて最優先にしてきたからから、元の自分だけの生活に空気がしぼんだ風船のような状態だ。

自分のことよりも、人のことを考えている時間の方が圧倒的に長い。
そう話した時に、ひどく驚かれたことを今でもよく覚えている。

私は楽をしているだけだ、と思う。
自分のことに集中すると疲れる時は、人のことを考える。
誰か

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見えない分かれ道

見えない分かれ道

もう戻れないんだなぁと思いながら、振り返る先にあったものたちを懐かしむくらいには、感傷的になっている。

戻れないということは進むしかない。
いや、立ち止まることも出来るかもしれないけれど、それは現実逃避にすぎなくて。

動き出した歯車は、そう簡単には止まらない。
私が今、ここでおりるわけにはいかないのだ。

それぞれ事情があって、分かってもらいやすいものと、そうでないものがある。

あちらか、こ

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